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2019-01-02 [長年日記]
_ 明けて2日。正月の札幌の街中では日本語よりも中国語や韓国語の方が良く耳に入ってくる。外食の店もあまり開いていないのはちょっと意外だった。親父殿のご機嫌伺い、北海道神宮には眼もくれず、今、海の見える場所へと向かっているところ。
車窓からの海。
というわけで南小樽駅で下車。やはり小樽は坂の町。俺の小樽は港町。昼時なので、そして平成最後の正月なので、平成最後の初ラーメンと初カレーと初餃子を戴きます@蔵屋。いちいち平成最後つけるのウザいよね。知ってる。
こんなとこにも来た。何年振りだろ。ここにも日本人ほとんどいないw みんなツルツル転んで喜んでるけど、圧迫骨折とか気をつけろよな! 私も危ないけど。
吹雪いたり晴れたり。寒風が耳を引きちぎるように吹く。
今は金融資料館となっている。昔から小樽ではこの建物が一番好き。横浜にもこんな建物があって懐かしさを感じたのも20年以上前のことだ。
今も健在の三角市場。こんなに駅のそばとは知らなかった。親父殿のご機嫌を伺うために乾き物を買った。店の人に「ゴッコ」という魚はいつの魚だっけと聞くと、冬の魚だけど函館の方で採れるのでここには並ばないらしい。昔は並んでたけど、という話をする。今は卵を持っているので美味い。まん丸い卵。吸盤があってさばく時キュッキュッと鳴くのでちょっと可哀想だとか。さばいたことはなかった。小樽それなりに満喫。帰ろう、札幌に。
車窓から。
_ 札幌。小樽行く車中で食べようと思ってバッグに入れて、結局席が空いてなかったので食べそびれた舞茸おこわおにぎりを食べつつ「量子と統計の物理」の教科書を読み込んでるが、200ページ以上あるわ基本的な理解がおぼつかないわで、2月始めにある試験までに完全な理解はできないと悟った。若い頃の私はそういうつまづきのために、後の学生生活において大きく不利となる結果を味わった。今はちょっと違う。本質的な理解はさておき実際の問題が何とか解けるように、という工夫をまずはすることにした。そもそも本質の完全な理解は、たとえ可能ではあっても天才ならぬこの身においては一足にそこに行けるとは限らない高みだ。別の時間でじっくりと楽しみながらやっていけば良い。そんなゲスな考えが身についてきたのだ。思うに、レシピに従って料理を作るのは栄養学や食品加工の原理がわからなくとも簡単にできるのだ。ただ、そのレベルに留まり続けることはその道の専門家としてはやはり低いレベルなのであり、そのままでは永遠にスチューデント止まりであることはわきまえておいた方が良いだろう。こういう偽教師が多いからつくづく気をつけた方が良い。
いやいや、そんなことよりもっと大事なことを書かなくちゃ。おにぎり買ったコンビニで店員さんがこう言いました。「おにぎり、あたためますか?」ああ、やっぱり言うよな、って感じた。
ごっこコラーゲンたっぷりだけどグロテスクなんだよね。 <br>私も北海道行ったらおにぎり買わなきゃ(^^)
あっためてもらってください。おにぎりの話ですよ。