RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2005-01-12 [長年日記]
_ 今日はフォロー(される)会議。まあ持ちこたえたと言うところかな。
_ [読書] 「野仏の見方」サライ編集部。
掲題の本を購入。このポケットサライシリーズは他に「神社の見方」を以前読んでいて、街道歩きの見聞に参考になっている。
私は野仏の中では庚申塔に特に興味がある。
神奈川県辻堂のメルシャンワイン工場のそばを通る東海道沿いに、「おしゃれ地蔵」という2つの像が対になった遺物があって、願い事がかなうと顔に白粉をぬってあげるという慣わしになっている。わたしが見たときも顔が真っ白で「ああ霊験あらたかなのだなあ」なんて思った。二体の像が並んでいるから道祖神であろうと思っていたのだが、この本を読んで、それが疑わしくなってしまった。つまり、「地蔵二対彫り」と称してひとつの石に地蔵を対で彫り、これを三つ並べて六地蔵とする慣わしも多く見られるそうなのである。
かかる観点でおしゃれ地蔵をまた見聞に行く必要がありそうだ、などと思った。