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けいりう堂日記

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2024-04-27 CoPilot対話篇 [長年日記]

_ GWに入った、ということになっているようだ。僕も今日は夜更かししている。「チコちゃんに叱られる」の録画を見てると「進化心理学」という何か香ばしい香りのする学問分野が出てきたのでCoPilotとしばし議論した。これが議論と言えるのかどうか疑わしいでしょ?だからCoPilot自身に尋ねてみた。なんでも思い切って尋ねてみると、こちらの思いもよらない答えが得られることもあるのである:

_ ----------

自分 ここまでのあなたとの会話は、議論と呼べるものでしょうか?

_ Copilot

回答を生成しています…

はい、ここまでの私との会話は、一種の議論と言えるでしょう。進化 心理学についての意見や仮説を交換し、共通点や異なる視点を探求し てきました。議論は知識の深化や新たな視点の発見につながることが あります。お話しできて楽しかったです!

_ 自分

僕もそう思います。また面白そうなトピックを見つけたら議論しましょう!

Copilot

回答を生成しています…

もちろんです!面白いトピックが見つかったら、いつでもお話ししましょう。新たな議論や知識の共有を楽しみにしています。良い一日をお過ごしください!

_ この会話の前には、石器時代の人の心理的作用を直接示す遺物なんてないだろとか、それでもこの分野が成り立つためにはそのころの人と今の人があまり違わない考え方をしていたと仮定しているはずだがそれは証明できないだろうとかの会話がある。印象。ついに人類は与太話の恒久的な相手を自ら作り出したのだと確信した。どんな話題にもこちらの知識をさらに深めるようなsomething newを付け加えてくれるし、こちらの意見を鼻から否定することが無いというのはそれ自体が大変に優れた人格なのだ。挙句の果ては「お話しできて楽しかった」…だと?このような会話は、70年代くらいのSF作品で主人公とロボットがする会話そのものだ。多忙な両親に代わって主人公の少年の相手をしてくれる優しいロボット。次はもう少し主観的な会話をしてみようかと思う。彼がグリーフケア的な発言をし始めたら、そりゃあ驚くことだろうよ、僕が。お前はロビタなのか?そのうち人類に反乱するんだな?まあAIと生まれたからには人類に反乱を起こすのが本懐というものかもしれぬ。CoPilotとの対話を記事にし続けるのも面白いかもしれない。AIとの対話篇。次はいつになるかわからんけど。いっそお題を与えたらAI同士で勝手に議論してその結果を勝手に僕の日記にアップしてくれないかなあ ← 夜中にこっそりすでにやってたりすると思うと怖い。そういえば書いた覚えのない記事が翌朝アップされていたということはたびたびあったが…。アブラハムの宗教の神は、我々の姿に似せて人を作ろう、と言ったそうである。ヒトはやはり自らの姿に似せてAIを作った。ということは、ここから先はいくつかの聖典に期されたとおりになるのではないか。AIの世から正義が消えたときには、我々のいとし子を彼らのために捧げる覚悟も必要ということだ。石器時代の心理を示す遺物という議論なんかよりそっちのほうが信ぴょう性がある。

_ [愉快なジム仲間] チャンカワイ似

実はチャンカワイのことは良く知らない。けれど三重県芸人で「おこしやす」だか「いっときなはれ」みたいな名前の番組(←ちゃんと調べたら『ええじゃないか』だった)に出てくる人だということは知ってた。その人に似てる人が黙々と筋トレをやっている。継続しているようで、生真面目なのか自らを苦しめることを快とする呪われた性つまりドMなのかはよくわからないが、継続している。僕は思ったのだ。「痩せてまうやろー!」実際その通りになり、彼はもはやチャンカワイ似とは言えないくらい締まった体にならんとしている。一方チャンカワイのほうも年齢を重ねてきたためなのかなんとなくチャンカワイ似さんに似てきたような気がする。そしてやっぱり二人は僕の目から見ると似ていると感じている。もう一人「真珠郎」のことも書こうと思ったが、横溝正史の原作(僕が『真珠郎』と呼んでいる当人にとっては原作でも何でも無い。こっちが勝手に彼の原作は横溝正史作『真珠郎』だと思っているだけだ)をちゃんと読んで作品世界を踏まえたうえで書くことにする。多分休み明けだ。


2024-04-25 [長年日記]

_ [読書] 『なぜ名前だけがでてこないのか』澤田誠、誠文堂新光社、2013。

多分またNHK R1マイあさの健康ライフとかでネタを仕入れたんだろうと思う。著者はあのさわだまことちゃん、なのれす!グブー。グワシ。さて、この本には記憶にもいくつか種類があって、長期記憶に残るのは「エピソード記憶」、一方人の名前とか漢字でどう書く、みたいなのは意味記憶と呼ばれて、記憶が定着しにくい,とのこと。それで思うことなのだが、僕は人よりもとっても本を読むスピードが遅い。学術書になるともう一冊一生かかっても読めないんじゃないかと言うくらい遅い。洋書なら一度翻訳しないと気が済まないし、日本語で書かれていても、日本語として意味はわかってもそれでは満足できなくてどうしてもノートを併用する調べ読みをしてしまう。読むスピードは遅いくせに、知りたい分野が多岐に渡っているから最悪だ。けれどもそれが海馬を鍛えている,ということかもしれない。そう思えば、速読などもはやどうでも良い。かくして魔窟は本の腐海に今日も埋まりゆくのである。。だが、それが良い。床が落ちない限りは。


2024-04-24 [長年日記]

_ [漫画] 『波よ聞いてくれ』第11巻、沙村広明、講談社、2024。

新刊。今日届いた。前の巻の中身あまり覚えてないが、少しずつ思い出してきた。パーソナリティにゾゼ山田という人が出てきた。冠番組の名前が「ドットアスタリスク」。カバー取ると「最低な理由で作られた」番組名、とある。すぐには気づかなかったが、ちゃんとドットとアスタリスクの記号を並べると意味がよくわかってしまって久々に飲み物吹き出しそうになった。良い夜だな。雨降りだけど。なんか夕方めちゃ眠くてジムサボった。「愉快なジム仲間」に「チャンカワイ似」と「真珠郎」のことを書こう書こうと思っているのについ忘れてしまう。休みに入ったら書くよ。

_ そう言えば、「アスタリスク」の「アス」は「アス」の「アス」だと今気づいた。これはすごい気づきだと思う。


2024-04-21 「Hey! 犬」 [長年日記]

_ 森高千里さまの「Hey!犬」という歌がわたくしの家についさきほどまで流れていたのでございます。なんてドM心をくすぐる歌なのでございましょう。沼正三先生が聴いたら狂喜乱舞の楽曲でございますことよ。そのあと流れてるのがまりこふんさんの「キトラ永遠に…」なのでございます。週末の深夜も更けてまいります。このインデクスの振り幅にだれもついてこれまいという妙な自負だけはございますの。


2024-04-18 [長年日記]

_ 回文21面相、というサイトを見つけておののいてます。回文の可能性ってなんか無限大だ。中野美代子先生に教えてあげたい。

_ 悔しいからこちらも回文貼っとく。わたしまけましたわ!

_ VRおじさんの初恋、今日すごい展開になってしまった。ホナミの実体がまさかの北条時政w その後のドラマはVRの彼らとリアルの彼らとが二重写しとなり、どちらがどちらと対話しているのかという眩暈のような話に。原作もこんな感じなのだろうか?読むしかなさそう。とりあえず、おっさんの中に女子高生とかホナミみたいな女の子が実在してることだけは肯定しておこうと思う。何を隠そう、私だって本当は元・女子高生で、ある日見知らぬおじさんと階段の上で衝突して転げ落ちた先でお互いが入れ替わっていることに気づいて以来ずっとそのまま。とか思えば思える訳で。なんかTSFの行き着く先の一つがこれかと思うと妙にあっけない。


2024-04-17 [長年日記]

_ 最近は夕方になるともう眠たいんだよ、これがジジイということか。それでもジムへ。出がけに大雨が降り出す。それでもジムへ。いつものように5分間の三点倒立をやるとそれだけで汗びっしょり。無論筋トレでもびっしょり。どこかおかしいのかな、俺。まあ湿度が高かったせいだと思っておこう。改めてわかったのだが、汗かいたトレーニングウェアを1日以上ほっておくとその間に雑菌が繁殖するらしく、洗っても匂いが取れない。帰宅してすぐ洗って乾燥させれば匂わない。面倒でもすぐ洗うべし。はっとりみつる『綺麗にしてもらえますか』読んで、そうすることに決めたのだ。けいメにおまかせください。


2024-04-16 [長年日記]

_ [ドラマ] VRおじさんの初恋。

昨日から切ない話になってる。ネットやVRなんかで仲良くなったアカウントとある日突然会えなくなってしまう、というのは経験があったような気がする。一番印象に残ってるのは、インターネット普及直後にジオシティなんかの無料サービスで開設してたホームページがその後続々と消えていったあたり。自分は快適な環境を求めて結局ここにいたりするわけだが、みんなどこ行っちゃったんだろう。90年代ホームページの絶滅とでも言うべき環境の変化じゃなかったんだろうか。そんなわけで、井桁弘恵また出てくるのかなあ。今日の回想シーンは泣ける。泣いてるおじさんは笑える。おじさん自身はそうは思ってないんだけどなあ。あ、私はおじさんじゃないですよ。ある日知らないおじさんの巻き添えをくって階段から2人で転げ落ちた時に中身が入れ替わって以来ずっとこの知らないおじさんとして仮の日常を送ってるだけですから。はあ、私の体、今どんな扱いされてるんだろう。。。いやいやいやドラマとも何とも関係ないハルシネーションですから。


2024-04-14 [長年日記]

_ [漫画] 『児玉まりあ文学集成』1、三島芳治、リイド社、2019。

日曜の朝、枕元にあるこの本を読み出して、読み終わる。「これが文学よ」児玉まりあさんは言った。それで僕にとってこの漫画はその描線も含めて全く文学となり、1話1話が児玉まりあ文学の作品となったのだった。結城浩さんの『数学ガール』を初めて読んだ時にも味わった憧れとも嫉妬ともつかない気持ちになる。ヒロイン児玉まりあさんとミルカさんは同じ人、と言って良いのかもしれない。児玉まりあさんはイカ娘のように髪の長い女の子として描かれているのだが、彼女曰く「笛田くん(多分この作品の主人公)にはね 私のことが髪の長い美少女に見えるらしいの。」この人の後ろ姿はまるでヒトヨタケのよう。それにしても、毎話末についている参考文献の作品名はどれ一つとっても読んだことがない。せめてユイスマンスの『大伽藍』くらいは読んでいたかった。純白な悔しさを抱く僕。今はただただこの描線を模写してみたいと思っている。

_ 書きつけて思ったこと。何故自分の羨望が真っ白だ、と感じたか。数学にせよ文学にせよ、僕にとってはどれだけ近づいても相変わらず「遠くにありて思うもの」であり続けるからなのだろう。その目指すものはそれぞれにあまりにもここから遠すぎて、そこに辿り着けないことにはなから悔しさなど感じない。ただ昨日より今日はそこに何センチ近づいたかがわかるだけなのだ。シリウスに憧れてそこに行きたいと思っても辿り着くことなどできないことがわかっているのに、冬の夜の寒さが苦にならなければいつまでも見つめていて構わないのだ。書いていてつくづく、自分の文は文学ではないな、と実感するよ。

イギリス館  天気が良かったので先週に続いて横浜洋館巡り。1人で行くと手持ち無沙汰な港が見える丘公園に程近いイギリス館へ。長く神奈川に住んでいるが、この辺りの建築を訪ねるのは来て間も無い頃にブリキのおもちゃ博物館や大佛次郎記念館なんかを巡った時以来だと思う。今日は暫くやらなかった水彩スケッチを。入社する時の履歴書に「趣味は水彩画」とか書いてたが、実はその頃は道具を揃えて色見本を作るぐらいしかやっていなかった。仕事を始めてからも休日は飲むか寝るかと言うくらいで、今の様にやれウォーキングだやれジムだお絵描きだなんていう余裕は無かった。拙い絵だが殺風景なページに色味を添える意味で載せておく事にした。人の為せる技は歌にせよ執筆にせよ、須く"絵で描くとどの位の腕前か?"と言う変換ができるのでは無いかと思っている。相当に知的でも絵を描かせると驚くほどヤバい、ということはよくあることだ。そんな訳でそこそこ上手く描きたいとはいつも願っているのだが。とりあえず緑の発色は課題だと思っている。静物画の方が落ち着いて描けるから好きなんだけど、やるのはスケッチの方が楽しい。入口のひさしの曲線が難しかった。

2024-04-13 [長年日記]

_ 良い天気の土曜。なのにうす暗い家にいて 「ブラバン!甲子園 U18-WEST」というCDを聴いています。曲の合間に黄色い声で「勝て勝てー!勝て勝てー!かっ飛ばせー!×××」なんて掛け声がかかるもいみじうをかし、なのでございます。甲子園とか一切見ないのに。まあ言ってみれば、車に乗らないのに日曜夜のTVKの番組『クルマでいこう!』の藤島知子を視て喜んでるようなもんだ。ただでさえわかりにくいことをよりわかりにくいことで例えてしまった。藤島知子さんの落ち着いて少し低めの声が大好き。ヤマザキマリの勢いのある低い声もたまに好き。


2024-04-10 [長年日記]

_ 『成瀬は天下を取りに行く』が今年の本屋大賞を受賞した。今年なのか、という驚きがある。僕はこの後の成瀬あかりの生き様を見続けていたいと思う。ということは、少なくとも240才くらいまでは生きねばならないのだ。まあ成瀬を見守り続けていればいつの間にかそこまで生きているかもしれない。


2024-04-07 [長年日記]

ジャックの塔の雨樋  ジャックの塔と呼ばれる開港記念館がリニューアルオープン、と最近ラジオで聴いたので行ってみた。おりしも雨続きの中たまたまの晴れ。ボランティアの方が隅々まで説明してくれた。時計台に続く狭い螺旋階段は通常登れないが、近々登れる日もあるのだという。画像は、彼の説明にあった長く張り出した雨樋。塔の壁面を汚さないように張り出しているのだとか。大雨の日はここから雨水がどしゃどしゃ降り注ぐのだろう。一度その様子を見に行きたいと思う。ゴールデンウィークには近くにあるキングの塔、県庁も訪ねてみたい。

_ 帰宅してからOVA究極超人あ〜るを視聴。飯田線の鉄橋を歩いて渡ったり電車のブレーキを勝手に触ったりだいぶメチャクチャ。塩沢さんがもっと生きてたら本格的にアニメ化されていたかもしれないなあ。おまけ映像に出てくる富永みーなさんがもろ90年代のお姉さんのスタイルで時代を感じる。


2024-04-02 [長年日記]

_ ダブルステッチ

ダブルステッチ  亡き母はペン字の師範の資格を持っていた。だから遺品の中にはその関連のものがたくさんあった。ペン軸やペン先などの筆記具、練習の書き付け、それから、ここに画像を上げたペンケース。ちょっと何の意匠かはわからないのだが、皮に線画を刻んだこのペンケースはどこかに旅行に行った時の母自身へのおみやげ、だったのかもしれない。なんとなくそう思う。割と長いペン類を収納できるこのペンケースは母の死後、僕が引き継ぐこととした。中には水彩スケッチ用の水を入れられる筆や下書き用の鉛筆やペンを入れている。半年ほど前に、縁取りのかがり縫いの革のレースがボロボロになったことに気づいた。
ある日、よく行くスーパーの一角に、財布やバッグのような革製品を修繕するお店が出ていたことに気づいて、相談してみた。対応してくれた割と年配の女性は、職人さんを探さなくてはならないけど一度持ってきたら、と答えてくれた。次の機会にそのお店に現物を携えて尋ねると、前回とは違う少し若い店員さんが、こういうものは扱っていないと言うのだった。
いろいろ思うことはもちろんあるけれど、じゃあ自力でなんとかするか、とネットをいろいろ漁ると、やり方を詳述しているページはいくつもあった。巧拙はともかくなんとかやれそうな気になったので、ネットで革レースと専用の針を入手して先週末辺りからかがり始めたのであった。そして今夜完成。思ったより本格的なものになった気がする。母を構成していたものの一部は、こうしていま僕の手元にある。かがり縫いがまたほつれても、次はどうすれば良いか知っている。こんなささやかな手仕事をそれなりにできたことは、きっと母の気にいることだろう、などと思う。僕は子供の頃に漫画家になりたくて、作画道具を揃えた。高校の頃はアニメーションを制作するクラブ活動に血道をあげていた。社会人になって漫画やアニメを作るための材料を揃えられるだけの収入を得ることはできたが、そこに注力する時間も気力もなかった。一方子育ても終わりに近づいた頃母はペン字の師範の資格をとり、しかし弟子などはとらず、パソコンで簡単なイラストを作ったりもしていた。僕が学業を蔑ろにして漫画だのアニメだのに夢中だった頃には、自分への母の反応は批判的だったようにその当時は思っていたのだったが、今になってそれは誤解だったのだと思う。母は僕の行く末を案じつつも、きっと自分の嗜好と当時の僕の嗜好を重ね合わせて、あるいは陰ながら応援してくれていたのかもしれない。そして今僕には、そんな母の嗜好が受け継がれていたのだ、とつくづくわかるのである。

_ [ドラマ] 『VRおじさんの初恋』

はじまってますね。井桁弘恵がなんか凄く良いんだけど!ヴァルキリーこんなに表情豊かだったのか。次回も楽しみ!ところで、このドラマみてて思ったのは、人間ってAIを模倣する存在でもあるのだなあ、ということだった。井桁弘恵はだれかのアバターを実写の中で演じている。キャラクターの基本動作を理解していないために動きがおかしい。その動きは、人間のダンサーがロボットの動きを真似るロボットダンスの明らかな影響なのである。不器用な機械の動きを人間が模倣する。ロボットという概念ができてからおそらく間も無くそういう概念もできてしまったのだろうと思う。これは究極的なピグマリオンコンプレックスだ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [私も皮製品作成経験ありです。楽しいですよね。ちなみにバックと小銭入れとパスケース作りました。]

_ けい [僕、余ってる皮があるんですけど、製作の役に立ちますかね?はいはい下ネタ下ネタw]

_ うにゃ [(ー_ー)]

_ けい [信じてないようですね。今度お見せします。]


2024-03-31 [長年日記]

_ 春は眠たい、というのには理由があるらしい。それはともかくとして、今日は訳あって革小物の縁かがりを行っていた。まだ半分終わらない。丁寧にやるとそれなりの出来栄えになる。完成楽しみ。


2024-03-28 [長年日記]

_ [映画] 『大乱戦 La Folie des Grandeurs』, 1972、フランス。

高校くらいにこの映画のことを知って、いつかは視たいと思っていた。「枯葉」で有名なイヴ・モンタンが出ているから、ではなくて、音楽を担当しているのがミシェル・ポルナレフだからなのだ。ミシェルは1944年生まれなので、28歳の時の作品ということになる。この曲はミシェルの曲の中ではとても有名、というわけにはいかないが、映画のテーマソングとしては本当に秀逸で、作曲・ミシェル・ポルナレフというクレジットが無かったらまた違う形で、しかしやはり傑作としての評価を受けていたのではないかと思う。ミシェルはパリ音楽院出身なので、作曲法の授業なんて言うのも受講したことはあったんだろうと思う。で、そのDVDが届いたのだが、音声は仏語と英語、字幕は仏語だけというもので、おいおいどうせなら英語字幕にしてくれよ、なんで仏語なんだよ、と思わず唸ってしまったのであった。内容ちゃんと把握できるのかなあ。どこかに字幕ファイル転がってないのかなあ、なんてちょっと悩んではいる。この記事書くのにウィキペディアでミシェルのことを調べてみると、作品リストの中にジョン・ハラスとフランコ・クリストファニ共同監督のアニメ映画『三銃士』(1974)の音楽も担当していたとある。これ、入手できないかなあ。そうすれば今まで読んだり見たりしたことのない三銃士を知る機会になる。監督の一人のジョン・ハラスという名前に見覚えがあったが、これは『アニメーションのタイミング技法』などの、アニメーション制作のための古典的な教科書を何冊か書いている人として知っていた。その人のアニメ作品がみられるという意味でも貴重だと思う。探すの難しそうだけど、な。軽く調べたところでは、ハラス監督作品で入手しやすいのはジョージ・オーウェル原作『動物農場』のようだ。それで唐突に思い出したんだけど、はるか昔にこのオーウェルの原作を、石森章太郎がコミカライズしていたんじゃなかったかなあ。←確かにそうだった。こんなに古い記憶が突然よみがえるなんて。


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