RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2006-08-22 [長年日記]
_ [読書] 『名僧列伝(二)』読了
買ってから8ヶ月くらいになる。著者・紀野一義さんはやはりちょっと癖のある人で、インドのカルトのグル、バグワン=ラジニーシ(和尚、と呼ばれている人)との交流があったらしいことや、『大和民族はユダヤ人だった』を引いて良寛は古代ユダヤの血を引いていたのでは、などと。まあそれはそれとして、この第二巻は良寛・盤珪・鈴木正三・白隠。修行に励んで結果衰弱したのち大悟に到る例が幾つか出てくる。釈尊もそうだ。大悟とはvalue experienceのことだろうか。禅病とは創造の病のことだろうか。
第三巻は西行・源信・親鸞・日蓮。西行法師のことはほとんど知らないに等しいから、特に楽しみ。