けいりう堂日記

_ [漫画] 『アクマでふけい』安部真弘、講談社、2025。

　昨日単行本発売日。楽しみにしてました。という訳でふけいさん就任前のエクレアさん。腰骨出てる良き女である。服のデザイン複雑。エクレアさんの制服はスカートで，最近スカートが廃止されてちと苦しいところだ。ズボン姿も見てみたい。あ、俺が描けばいいのか。

_ [スケッチ] 横浜・クィーンの塔

　先月末に描いた。本当はジャックの塔を描きたかったのだけど、いい角度で書こうと思うとそれが交番の前だったり歩道の真ん中だったりするものでこの日は断念。いずれ早朝の人通りの少ない頃に描きに行ってみたいと思う。というわけで、赤レンガ倉庫の前の広場から見た横浜税関、クィーンの塔。しかしながらこのシンプルな造形と屋根の緑はこれはこれで気に入っている。この場所からこの角度でこの建築を描くのは実は二回目。既視感と新たな発見と色と筆の試行錯誤。楽しい。

_ 2週以上何も書いてなかったか。。。最近は試験の絡みで進化心理学の本を読み漁ったり、倉多江美さんの『静粛に、天才只今勉強中！』と『バクマン。』と『魁！男塾』を黙々と読み続けてたりしてます。倉多江美さんの絵は素敵です。栞に描くように装飾的な樹木がコマの枠に重なるように描かれてたり、松本零士さんのトリさんをさらに細くして試験管を洗うブラシみたいになってる鳥とか。こういうのでフランス革命を描くんだよな。古いドラマの『ちょっとマイウェイ』のオープニングにもこの人の絵が使われている。動画を見てみたら、思ったよりもカラフルで、この人の線の細い絵に色が付くとこうなるんだ、という説得力がある。色が付くと説得力があると感じるのも進化の結果の適応的な心理なのだろうか。進化心理学は勉強して良かった。生物の性淘汰って、ポルノの元ネタと言って良いような笑える側面とは裏腹に熾烈な競争だ。精子戦争なんて、キナ臭いと言おうか栗の花臭いと言おうか、なんかそんな術語まであるのを知って、今私は二度目の第二次性徴を迎えてるような気分です。二度目の中二病と言っても良い。