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2011-07-22 [長年日記]
_ メールソフトも新しいPCで使い始めたんだが、迷惑メールの登録情報がまっさらになっているためにスパムが届くわ届くわ。こんなにスパムだらけじゃ高血圧になっちゃうよ(←缶詰のスパムが塩辛いことにかけている。解説付きギャグも昭和テイストじゃの)。いきなり「これからオナニーをします」とか「バイアグラ買ってけれ」みたいな件名のやつとかジャンジャカ来る。さすがに驚きもしないが消すのがめんどくさい。HPの掲示板もメールもスパムだらけ。こんなんじゃ高血圧になっちゃうよ(ダメ押し)。掲示板にダミーの入力部を追加したらここ二日ほどは穏やか。だがいずれまた「いたちこっこ」が始まることだろう。桝田道也さんの「浅倉家騒動記」によれば「いたちごっこ」とは「いたちこっこ」「ねずみこっこ」と言い合いながらお互いの手の甲の皮を交互につねりあう遊戯なのだそうで、らちが明かない遊戯なのでそういう意味になったそうな。そういえば幼児同士のけんか(←書いてて怖くなった。片方だけ幼児じゃない喧嘩なんて幼児に不利過ぎる)って、ほっぺたつねりあう戦いが多くないですか。先に泣いたほうが負け、みたいな。
_ 明日からしばらく夏休み。今年は久し振りに帰省してみるつもり。世間的には平日の間の帰省なので地元の一族郎党からは顰蹙を買っている模様。一方こちらも休み明けにいきなりちょっと緊張する会議とかあったりもしてなんだか落ち着かない休みになりそうな。
_ [夢]もっとも恥ずべき戦い。
朝になると忘れているがほぼ毎日夢の中で旅をしているように思う。数日前に見た夢はほとんど旅とは関係がなかった。私たちは戦いを強要されているのだった。独特の戦い方で。私たちの武器は我が身を傷つけることだった。自分の負ったダメージを、何倍もの苦痛として他者に転じることができる、そういう能力を負わされて戦う。したがって、誰かを倒すためならば我が身を極限まで傷つけることとなる。戦いの勝者とはすなわち最悪のマゾヒストであることの証しだった。それゆえにその戦場にいること自体が恥辱に満ちており、そこには誇り高い戦士などは一人もいないのだった。
夢から覚めたことにこれほど感謝した朝はなかった。なんという恥だらけの夢想だったのか。そしてもっと恐ろしいことに思い至った。悪夢から逃れられる者などいないのだ。悪夢を見ているその間夢想者にとってはその悪夢だけが自ら拠って立つただ一つの世界であるからだ。悪夢から目覚めることができるということは単なる幸運に過ぎない。明日の朝はその夢から覚めないかもしれないではないか。願わくは、良き夢を。あなたにも、わたしにも。