けいりう堂日記

_ 例えば好みの音楽の掛かる酒場があって、しかしそうそういつも行けないのだとする。しかしある日たまたま機会ができて、ふらっと寄ってみると、まるで以前来た時からずっとそこにいたようにマスターが特に笑顔もくれることなくしばらく来なかったねくたばったかと思ったなど憎まれ口を叩く。その態度に反して、無沙汰の客を歓迎するように曲を掛ける。それが、ドナルド・フェイゲンのI.G.Yだったならさぞ酒の味は旨いことだろう。そういうわけで聴きながら帰宅中。この曲の歌詞は、気楽に夢見ていた未来世界を、現実の遣る瀬無さにも関わらずWhat a beautiful world this will be...と歌うのだ。何だか私は達郎さんの「アトムの子」を思い出すよ。

_ [漫画] 「パラレルパラダイス6」岡本倫、講談社、2019。

新刊。電車の中でこそこそ読んだ。内容の2/3くらい交尾シーンだからな。主人公ヨータは現世で死ぬとこのパラレルワールドに来る。パラレルワールドで死ぬと現世で酷い状態で生き返る。悲惨すぎる。つづく。

_ 帰宅。寝る前に「ピエール瀧のしょんないTV」の録画見てる。なんと広瀬麻知子と河合井陽介の結婚披露宴で番組してるｗ　ザコシの余興、外しまくっててめちゃ面白い。

_ もうすぐ寝るけど、誰かさんが練習してたような気もするスラム奏法を編み出したというペッテリ・サリオラという人のＳｉｌｅｎｃｅ！というそんなに静かではないアルバムを聴き始めた。ほうこれがその奏法…おーなんか気持ち良くなってくる。聴き心地がいいのは折々聞こえるハーモニクスのせいだろうか。続きは明日。オヤスミ。