RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2019-12-09 [長年日記]
_ [音楽] ベルガマスク組曲。
夜ヨガの後、ジムで入浴しながら何故かドビュッシーの「ベルガマスク組曲」のことを考えていたのだった。第一曲はプレリュード。第三曲はかの有名な「月の光」。はて?「パスピエ」は第二曲だったろうか、第四曲だったろうか。たぶん第四曲がパスピエで第二曲はどうせメヌエットとかだろう。という訳で帰途の上、iPhoneで聴いてるところ。演奏はハンガリーのコチシュ・ゾルターン(コチシュの方が名字に相当するらしい。ちなみに昨晩、少しだけコーディングに関する本を読んでて、変数の命名に関するハンガリー記法というのを読んだ)。上記の推量は当たっていた。パスピエとは17世紀にパリで大流行した舞曲とのこと。ドビュッシーの時代の200年くらい前のことだろうか。それはともかく、このコチシュ・ゾルターンの演奏はある種「タメ」のようなゆったりした、というかほとんど途中立ち止まるような中々ユニークなものと感じる。それはそれでいいのだが、やはりギーゼキングの(青柳いずみこさん曰く『ポコポコした』)演奏が懐かしい。モノラルのせいだろうか、全曲集を安く売ってるので入手しようと思う。サンソン・フランソワはどんな演奏だったかな。これも聴きたい。ちなみにすぎやまこういちのドラゴンクエストの第1作で主人公がフィールドを歩いてるときの音楽はこのパスピエをゆっくりにしたような曲だと感じる。