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2019-12-18 [長年日記]
_ 今日はどうしても腹に据えかねることがあったので、その怒りをぶつけるべくこの日記を書く。怒りの日記だ。久しぶりだ。
なぜ名店ぶっているラーメン屋にはチャーハンが無いんだ。どうにも我慢ならねえ。
以上。
_ 山本七平の「日本はなぜ敗れるのか」を昨日辺りから読み出した。積読の一画を為していた本である。無策を推し進める現在にも繋がる愚かな組織のことをなかなか面白く読んでいる。気をつけねばならないと思ったことが一つ。山本氏は同時代に同じ戦役に付いた小松真一氏の「虜人日記」に大部分を依ってこの本を書いているわけだが、その引用を多用した文面を文字通りに小松氏の代弁として読み解くことは危険ではないのか、ということだった。因果なもので、こうなるとその「虜人日記」の方も読まないことには何も語れないかもしれないということになる。もちろん、何も語らないという選択も自分にはある。そもそも何を語ろうというのか、この世界の中で。市場が合理的でないのと同様に人間社会も合理的ではないのだ。そのことをどうにかできると思うことなんて、のぼせ上がっているにも程がある。いざ、自分もまた何も見ず何も聴かない人間になろうではないか。
_ 帰宅したらアンリ・タイルという人のエコノメトリクスの本が届いていた。この本にはちょっとした曰がある。初めに注文したこの書籍は届かず、代わりに全く内容の違う図書館の除籍本が届いた。このことは以前日記に書いた。返金された。届いた本はリサイクルにでも出してくれ、と書店からメールが来ていた。諦められずに別の書店に注文を出したら、それは配達予定日を過ぎても届かなかったためにその書店に連絡したら、期限が守れなかったのだからとそれも返金となった。それでも内容を確認したくて放送大の図書館相互利用のサービスを使って取り寄せた。中をみるとどうも自分の欲しい情報は載っていないらしかった。そして、本当に知りたい情報の載っている同じ著者の本を注文したらそれは先日届いた。さらに今日、予定をはるかに過ぎて、2番目に注文していた品が届いた、というわけ。もうおそらくいらないことが判明しているのだがなかなかの美本で除籍本などではない。シリーズ物の第3巻だ。読むんだろうか?自分。読んだとして、シリーズの他の巻も集めちゃうんだろうか。病的すぎる。