RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
RSSフィード:https://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2025-02-23 [長年日記]
_ [戯れ歌] 東逗子あずま湯八首。
どうせいつものことをするのなら少しは連休らしいことを、という訳で電車で片道1時間、東逗子のあずま湯ヘ行った。神奈川の中だから回数券が使えるのである:
寒雨水 無人の駅に降り立てば 日曜の夜のカレーの香り
駅前の 蕎麦の閉め時早ければ 風呂ゆく前に鳥蕎麦啜る
鳥蕎麦の 薄く削がれし胸肉は 調理次第でパサつかず好し
水風呂も露天、サウナも有らねども 炭酸泉の浸みるゆかしさ
緩(ぬる)くあれど 深と芯迄浸み通る 炭酸泉は有難きかな
さて麦酒(ビール) いやフルーツの牛乳か 悩み阿呆らし 硬水を飲む
風呂前の 蕎麦の凭れる弱き胃に ふらんすの水流れ込むなり
気が付けば 無人にや有らず この駅は 温(ぬく)き身体に眠りの予感
心境の変化という奴で、スケッチよりも手軽に記録を残せる短歌というものを便利に使ってみようと思い始めた。まだまだ気恥ずかしいものがあるが、一青窈が俵万智に短歌を添削されるという趣向の本(『短歌の作り方、教えてください』角川ソフィア文庫、2014)を読んでたらちょっと勇気(?)が出てきたので載せてみた。