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2023-05-30 [長年日記]
_ なんか今日はいろいろ空回ってた感じがする。この「空回りしてる」という言葉は、人に言われるとすんごくムカつくし、自覚しただけでもすごく嫌な気分になる言葉だ。人の目から自分が、平常な人々の中でただ自分だけが、独り馬鹿げた踊りを踊っているように見えているのだろう。そんな光景が想像されて自分が惨めこの上ないものに見えてしまう。全部自分の頭の中だけのことだというのに。事実を事実として受け入れるだけならそんなことは無いのに。人に笑われているという自覚をしたときに、はじめて笑われたことによる侮辱が成立するのだ。きっと全部大脳のせいなのだ。我々がサルだったころにアミガサタケが頭に寄生して共存関係ができてしまったせいなのだ。地球の長い午後、なのだ。
そんなわけで、自分を自分の中で卑下することは止めにしたい。そんなことで勝手に苦しくなるために生まれたわけじゃないんだ。それはそれとして、空回った挙句、ジムに出かけるときにスマホを忘れた。まあそんなのたいしたことではないのだ。ジムでなかなかに動いてたっぷり汗をかいた夜ヨーガのあとにおこったことに比べたら。何が起こったかというと、ロッカーのカギを入浴の時にどこかで落としたらしいのだ。これがどのくらい大変な状況なのかというと、まず、着替えもトレーニングウェアもロッカーの中に入っているから、これが取り出せないということはこの状況が解決するまではタオルを巻いているか裸でおらねばならい、ということだ。もし、その格好のまま帰宅する勇気がないならば、何らかの方法でスタッフにこの窮状を伝えねばならないのだが、僕の使っているジムではスタッフは通常玄関のあたりに控えている。そして、ロッカールームから控室に掛けられるインターホンのようなものがあるかと言えば、これが無いのだよ!つまり、誰かの力を借りなければ彼らに窮状を訴えるためにはこの風呂上がりのあられもなくテストステロン漂う裸、あるいはそれにきわめて近い恰好で玄関近くまで行かなくてはならないのだ。たかだか脳内で起こるだけの馬鹿踊りなんてもんじゃない。本当の恥辱かさもなくば不本意なるセクハラを現実のものとするしかないのだ。どうする、けいりう堂!←ここ、寺島しのぶの声で再生してほしいところ!
まあそんなわけで、たまたま同じヨーガクラスに参加してた顔見知りさんが退出されるところだったのでお願いしたら、スタッフさんのところにカギは届いていたと言う訳。あー良かった。こういうこともあるから、顔見知りさんとはほどほどに仲良くしておいた方が良いのである。
_ それにしても、『君は放課後インソムニア』アニメ、AIKOの主題歌にもグッとくるし、今回は観測会が雨で中止になっちゃう切ない回だったので今の気分にはさらに感じ入るものがある。「いつも、慎重に進んでいると思うときほど、必ず最後に台無しになる。俺、いつもこうなんだ!」と言って涙ぐんじゃう中見君。お前は俺か!でも、女の子にこんな風に弱みを見せられるような男の子じゃなかった、自分。まあ昭和の男だし仕方ないや。実写版も見たいよ。この作品(漫画とアニメと)視るたびに、高校時代はもっと楽しくやってても良かったかな、とか、いやいやまんざら捨てたものでもなかったよな、とか、地学の先生大嫌いだったな、とか、いろんなこと思い出す。
タオル一枚だったことを読んだら思わず声出して笑っちゃた^_^ マンガみたいだね。そのまま帰ったらどうなるかなぁといろいろ妄想しちゃった
実を言うともう一つ貸しロッカーを借りていて、そこにはトレパンの替えは置いてあったんですけどシャツがなくてw きっと、うにゃの脳内では裸の俺が乱舞してたんでしょうな「ホホホ捕まえてごらんなさーい」とか言って。