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2024-05-26 カータン。 [長年日記]
_ [音楽] "Wedding Album", Leon & Mary Russell, 1976.
そういえばレオン・ラッセルも鬼籍の人となっていたのだった。米国人に鬼籍というのもちょっとおかしいだろうけど。で、たぶん浮かれてるだろうと思いつつも注文した"Wedding Album"がもう届いたので聴き始めたところ。歌詞はともかく、そんなに浮かれてる音楽でもないなあ。先日聴いたジュディ・ロバーツのカバーのほうがよっぽど浮かれてる。しっかりとレオンの音楽だがちょっとゴスペルっぽくもある。ライナーノートには「ソウル・アルバム」とも書いてある。そして、このカップルが後にパートナーシップを解消した、ということも。歌詞を調べてたら、サザン・オールスターズにも『瞳の中にレインボウ』という曲があることを知った。サザンのファーストアルバムに収録。『女呼んでブギ』みたいな今じゃちょっと放送できなさそうなタイトルの曲も入ってるので、これは聴いておく必要があると思ったのだった。
_ 細かいことだが、『コンドルの七日間』ではなく『コンドルの六日間』、だった。高校1年くらいまで、自分はロバート・レッドフォードのような格好良い男になれると信じていた。若いって愚かなことだ。
_ [ドラマ] 光る君へ
だいたい5回分くらい遅れていて、ききょうことファーストサマー・ウィカが清少納言になって「香炉峰の雪やいかならん」と中宮定子に言われて簾を上げたあとあたりを見てる。大河ドラマは子供のころは寝る少し前に始まる大人のテレビ番組で、自分が子供の時はその直前に「海難事故を防ぐために」とかいう短い番組が流されていて、モールス信号の音と何か切迫したようなアナウンサーの語り口や内容が怖かった。海で死ぬということも何とも言えぬ絶望感を感じさせた。そしてそれに続いて『樅ノ木は残った』のオープニングが始まる。次々と能面が映されていくそのオープニングは今でも少しトラウマになっている。で、今やっている『光る君へ』のオープニングなのだが、しばしキャストやスタッフの紹介が続いた後でタイトル文字に重なって映る”まひろ”こと吉高由里子がこっちを見つめるシーン。この映像が今めっちゃ怖い。『樅ノ木は残った』の能面より怖いのである。