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2006-05-26
_ [読書] 『曾我物語』真名本、下巻に突入。
いよいよ富士野の巻き狩りに。なんだかすごく面白くなってきた。色々なことを考えるきっかけになっている。伯母達との交流、虎御前との交流など。柳田國男の「妹の力」に曾我物語に触れた記述があったような記憶がある。伯母という存在は、母より隔たっていながらも「もう一人の母」の属性を強く持っているので、母とは別の面から甥をサポートする役割を持つことが多く、時に性的な手ほどきをすることなどもあるというようなことを何で読んだのだったか。ヤマトタケルとヤマトヒメだけのことでなく、現代では「ふともも作家」牧村僚の作品にまでその「伯母の力」が生き続けていると言えるだろう。
このところ伊勢原の伯母様を訪ねたり、慶事で親戚に会ったりして、"オバ"という存在のことを考えさせられる機会が多かった。
2009-05-26 おにぎりとシュレッダーと本数冊。
_ 今日の買い物。特におそうじ力の向上のために。
おにぎりは朝ごはんのつもりで買った。シュレッダーはドンキで買ったのでMade in China。今までのよりはましな気がする。GWからの積み重ねの甲斐あって2Fはちょっとづつ(ホントにちょっとづつだけど)片付きつつある。猫の居住区兼トレーニングルームもまあまあ。狭いダイニングキッチンには紙切れその他が散乱していてどうにも。そこでシュレッダーの登場となるのであった。近々に、さらに強力なツール、すなわち第2の掃除機が届くことだろう。
庭のイヌツゲも強い剪定をやる計画になっている。玉散らし造りとか言うのをやるとちょっとおしゃれな感じになるらしい。参考のために会社の構内にある同じ木の剪定の仕方とか見るようになっている。やはり脚立がいるようだ。
剪定に関する本1冊とその他生活のヒントになるような本数冊入手。生きることは大変だ。生きることは騒ぎだ。でもそれを捨てるわけにはやはり行かないのだった。
2011-05-26
_ [食べ物・飲み物] めっちゃ手抜きカレー。
ヒントは、ハンバーグの店MIYAZAWAで得た。この店、サラダもカレーもデザートもご飯もパンもパスタも食べ放題なので、良く利用しているのだが、カレーには具が入って無い。一方私の夕食は、フライパンや中華鍋で鳥胸肉と適当な野菜を蒸し焼きにすることが多いので、両方合わせれば具の入ったカレーを食べたのと同じことになる。そういうわけで、デリーのレトルトカレーと蒸し焼きを併せてたのだが、同じことはカレールーを煮てもできるだろうと思ったので、ジャワカレー辛口を湯に溶いて少し煮た。MIYAZAWAのカレーが市販のルーを解いただけの手抜きカレーという意味ではありません。念のため。炒め玉ねぎもトマトピューレもブイヨンも入れないで食べると、あろうことか、濃厚な味がしてそれ以上なにも入れられない状態。ふうん。。。ルーでカレー作るのって相当楽になってるんだな。小麦粉いためたりとかも今多分しないのだろうな。それなりに美味しいので今後も利用することになるだろう。堕落しました。墜落じゃありません。
2012-05-26
_ 晴れたね。今週は仕事でちょっと空回り気味な感じがあったので土日はストレスコントロールを心がけたいところ。
土曜の朝はラジオ聞きながら朝食取ってることが多い。8時になるとNHK1では「ラジオ文芸館」というのをやっていて、短編小説などをアナウンサーが朗読する。今日は中島らも「お父さんのバックドロップ」。登場キャラに、ウィリー・ウィリアムスを思わせる空手の達人と、上田馬之助を思わせる下田牛之助。子供から尊敬できないと言われた父・牛之助は世界的な空手家に挑戦。あろうことかバックドロップで勝利する。1・2・の三四郎の2だか3だかで、ブレンバスターなんてかけられる相手の協力なしにできないインチキ技だと豪語する天才格闘家・赤城をブレンバスターで破る東三四郎が思い出されてちょっと涙ぐんじゃう。
NHKスペシャルでは、オウムはなんだったのか的な番組をやってる。大変面白く視聴した。麻原役が物まねしながら演技してて面白し。サリン事件当日、同僚の一人が「これはどうみてもショッカーの仕業だな」と言ってたのを思い出す。今思うと、そんなに間違ってなかったんだな、と思うんである。
2015-05-26
_ 付け加えるべきこと。ポール・サイモンの「アメリカの歌」(American Tune)でマタイ受難曲のコラールの部分が使われている。調べると、バッハがオリジナルと言うのではなく、ドイツの讃美歌が元であるらしい。作曲したのは1601年、ハンス・レーオ・ハスラーによるとのことで、もともとは恋愛歌。これが「血潮したたる」という讃美歌の歌として用いられ、マタイ受難曲はその120年ほど後の作品。世俗の曲が讃美歌となるのも面白いことだ。ポール・サイモンはおそらくマタイ受難曲にヒントを得て用いたのだと思う。17世紀頭の世俗歌は一度神に捧げる歌となった後に再び世俗歌となったわけである。
2016-05-26
_ 昨日日陰と日向ということを書いたら、今日の日経の電子版には「AIというゴールドラッシュ」との言葉が出ていた。しかし、AIを提供する企業は、その実AIがどんなことに役立ってどんなふうに利益を作るのかを良くわかっていない。だからさまざまなケースを試してみたいのだ。顧客となりそうなパートナーに次々と話を持ちかけて、どこに儲けどころがあるのかを探している。そしてパートナーと目した会社からはきわめて多くの情報データを得ようとするのだ。その中にはきっと、情報のオーナーでさえ思いもよらないような金鉱が眠っている、と信じているのだ。この黄金狂時代を体験することは良い機会なのかもしれないが、食いはぐれて茹でた靴くらいしか味わうものが残っていない、そんな状況を誰かが映画にしていたような気がする。そういえばその映画人は、たしか機械に働かされる人間の姿も描いていたし、不景気によって台頭したナショナリズムの犠牲となることに激しい怒りを表わしてもいた。あれは遠い昔のことではない。今その数々の作品をもし再び味わってみるなら、ただ一つの違和感を除いてそれらが皆現代の問題をテーマとしていると知れるのではないだろうか。その違和感:「なぜそれらの映画には今どき色が付いていないのか?」。
_ 久し振りにNHK第2ラジオを聴きながら夕食。「教養としてのドン・キホーテ」。そういえば岩波版の文庫を持っていながら第二巻のはじめくらいまでしか読んでないので、私のこの作品へのイメージはいまだに「ラ・マンチャの男」の勇ましくポジティブなものとなっている。だがこの作は実は当時大量に読まれていた騎士道物語への批判だったのだ。そうそう、「ドルアーガの塔」に出てくるミラー・ナイトもこの作品にちなんでるんだったっけ。そういうわけでもう全然基本の教養が無い。
2017-05-26
_ [料理] 巾着。
巾着と言えば餅入りが多いのかもしれないんだけど、なんか昔母の人が作ってくれたのと違う訳だ。それにお餅の糖質半端無いので何か違うものが作れないかと思ってネットで調べたら、あったよ。切り干し大根35gを2cm程度に刻み、鳥ひき肉200g、シイタケスライス少々をこねこねして、油揚げ5枚を2つに切って中を開いて詰めて、カンピョウで縛り、適当なだし汁で煮込む。本来は揚げの油抜きをすることになっているんだが、私は全く意に介さない。5分ほど煮込んで放置して入浴。風呂あがって試食したら!うん。旨いけど巾着がパンパンに膨らんでる。まるで1か月くらい○○した○○○○じゃないか。ちょっと食べにくいが食べた。うん、これは使えるぞ。具の量はもう少し控え目にすべきだったが、これをヒントにすれば具のバリエーションは広げることができそうだ。たとえばひじき入れる。グリンピース入れる。ウズラ卵茹でてから入れる。白滝刻んで入れる、油揚げ刻んで入れるwチーズ入れる。ソーセージ入れる。ソーセージと巾着がおでんの具にあるとき、絶対変な並べ方して下種な笑いを誘いますよね。しませんかねえ。
_ 今週は気候の変動もあったのか、深夜に目覚めてからしばらく眠れずにツイッター見たり(自分でさえずることはほぼ無い)読み残してた漫画を読んだりして、結局寝不足気味だった。そんな昨晩に読んだのは、
_ けい [おからとかお豆腐とかも良いんじゃないだろうか!]
2018-05-26
_ [漫画] 「女柔道部物語4」恵本裕子・小林まこと、講談社、2018.
最新刊出てた。面白くないはずがない。「えも」の天才性が炸裂。負けた選手が涙ぐみながらビタミンカステーラ食べてたりして。北海道ではオーソドックスなおやつ。私も小さい頃良く食べた。
_ 訳あって動画の編集をしているところ。使い慣れないAdobe Premier Pro CCを使って10分くらいの動画を作ってDVDにISOとして焼けたら完成、なのだけど、一番単純な、シーンのトリミングさえ操作の仕方がわかんないという有様。ふっ…ぐふっ…←笑ってる訳ではない。こんな作業しながらNHK FM聴いてる。ヒャダインと鈴木愛理("しゅーきあいい”れす!"←ももちが真似してる鈴木愛理の真似!)の掛け合い聴いてニヤニヤしながら…気持ちわるたにえん。アイドルの人って他のアイドルの大ファンだったりしてそういうところ、ちょっと良いなって思う。舌の裏の筋を切って滑舌を良くする手術ってあるらしいけど鈴木愛理にはそれやって欲しくないな。欅坂の不協和音の紹介でも噛んで「けや×××…どこの坂だよ!」だってさwww
Adobeのソフトは昨年くらいから学生の身分を悪用活用して学生版のcreative croudを使っている。それでも年間そこそこの金額になっているので、自分の学生時代にこんなもの使ったりはできなかったよなあ、と思いつつ。
で、作業続き。編集は何とかできたのでisoファイルを作ってみようとするが、Encoreというソフトで作るらしいのにCC(Creative Croud)のメニューには見当たらない。どうやら古いバージョンのPremier Proに同梱されているらしい。最新版と競合するのを恐れつつもインストールしてEncoreを起動。タイムラインでPremier Proで作ったm2v+wavファイルを読み込み中。いちいち時間がかかる。こういうのつかう仕事についてると憔悴しそう。つづく。
2020-05-26
_ 天気崩れそうなのとなんか疲れてるので夜のウォーキングは無し。デンジマン見てたら山田隆夫が出てきたり、朝風まり(のちのプリンセス・テンコー)が出てきたり。特撮番組は時代の記録装置でもあったのだ。
2021-05-26
_ 今宵満月でスーパームーンで月蝕。いずれも見られなかったが、体の調子がおかしいとしたらそれは満月のせいなんだ、とは今宵のヨーガインストラクタ先生の言。今日もヂモヂーかった。
_ 追記。部分食はまだ終わってなかった。ちょっと曇り空の21:30。
2022-05-26
_ なぜか日本橋ヨヲコ『少女ファイト』を読み返してた。11-14巻が出てこねえ!いずれも個性の強い登場人物の中でもしかしたら1番好きかもしれない田上繭の活躍を読み返したくてしょうがない。感情を露わにしないでストイックに頑張ってる女性に惹かれてしまう、というヘキがある。これもひとつのマゾヒズムかな。。。うーん。溢れかえる蔵書はいずれ何とかしなきゃならない。いよいよ長年溜め込んだものを放出することにするかな。とりあえず週末には冬物を仕舞い込もう。かな。こういうのが特別なことじゃ無くて顔を毎日洗うような習慣になれば良いと思う。まあゆっくりやろう。今日は小林まこと『女子柔道部物語』最新刊読んだから善しとする。
2023-05-26
_ [アニメ] 『宝島』東京ムービー新社、1978。
しばらく見続けてる。ジム役の清水マリさんとシルバー役の若山弦蔵さんの声の良さに酔いしれて。若山さんは2021年にお亡くなりだが清水さんはまだご存命らしい。清水さんの経歴を調べてみる。おお!『マグマ大使』のOPの「SOS, SOS, カシーン、カシーン、カシーン!」のところ、この人の声だったか。確かに!感動した。この人の声と一生過ごしたい。そのうち『鉄腕アトム』も視聴します。なんせアニメ第一作をリアルタイムで視てた訳だし(内容は全く覚えてないが)、アトムを編み込んだ母の手作りセーターがお気に入りで、これを着てある日家に来た押し売りを鉄人28号の真似して(なんでアトムじゃないのよ)「ガオー!ガオー!」と真っ赤な顔で威嚇して撃退したという経歴を持っているのだ、オレは。どうだ凄いだろう。いや何が凄いって、アニメのアトム第一作をリアルタイムで視てたというジジイさ加減が凄いのだ。でもその時の声優さんが今もご存命なことはもっと凄いことなのだ。
2024-05-26 カータン。
_ [音楽] "Wedding Album", Leon & Mary Russell, 1976.
そういえばレオン・ラッセルも鬼籍の人となっていたのだった。米国人に鬼籍というのもちょっとおかしいだろうけど。で、たぶん浮かれてるだろうと思いつつも注文した"Wedding Album"がもう届いたので聴き始めたところ。歌詞はともかく、そんなに浮かれてる音楽でもないなあ。先日聴いたジュディ・ロバーツのカバーのほうがよっぽど浮かれてる。しっかりとレオンの音楽だがちょっとゴスペルっぽくもある。ライナーノートには「ソウル・アルバム」とも書いてある。そして、このカップルが後にパートナーシップを解消した、ということも。歌詞を調べてたら、サザン・オールスターズにも『瞳の中にレインボウ』という曲があることを知った。サザンのファーストアルバムに収録。『女呼んでブギ』みたいな今じゃちょっと放送できなさそうなタイトルの曲も入ってるので、これは聴いておく必要があると思ったのだった。
_ 細かいことだが、『コンドルの七日間』ではなく『コンドルの六日間』、だった。高校1年くらいまで、自分はロバート・レッドフォードのような格好良い男になれると信じていた。若いって愚かなことだ。
_ [ドラマ] 光る君へ
だいたい5回分くらい遅れていて、ききょうことファーストサマー・ウィカが清少納言になって「香炉峰の雪やいかならん」と中宮定子に言われて簾を上げたあとあたりを見てる。大河ドラマは子供のころは寝る少し前に始まる大人のテレビ番組で、自分が子供の時はその直前に「海難事故を防ぐために」とかいう短い番組が流されていて、モールス信号の音と何か切迫したようなアナウンサーの語り口や内容が怖かった。海で死ぬということも何とも言えぬ絶望感を感じさせた。そしてそれに続いて『樅ノ木は残った』のオープニングが始まる。次々と能面が映されていくそのオープニングは今でも少しトラウマになっている。で、今やっている『光る君へ』のオープニングなのだが、しばしキャストやスタッフの紹介が続いた後でタイトル文字に重なって映る”まひろ”こと吉高由里子がこっちを見つめるシーン。この映像が今めっちゃ怖い。『樅ノ木は残った』の能面より怖いのである。
_ きだ [マタイ受難曲に、さらに元ネタがあるのですね。ほー、知りませんでした。 ポールサイモンは、オリジナルだけでなく、他曲..]
_ けい [グレイスランドは衝撃だったねえ。ああいう音楽に世界を注目させたのは意義あることだったんじゃないかと思います。ジャン・..]