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2008-12-31 中辺路3日目:近露から熊野本宮 [長年日記]
7時少し前出発。宿の主人が色々アドバイスくれた。最初の2キロは決して急がないこと。その通りちんたらとだらだら坂を登る。8時少し過ぎ野中の清水。斉藤茂吉の歌碑あり。旨い水をペットボトルに詰めまた歩き出すと、ちらほら雪。大晦の風情ひとしお。来し方は深い谷。はるばる来ぬる旅をしぞおもふ。継桜王子で秀衡桜。ここまでは平易な道。9時50分熊瀬川王子手前の休憩所でコーヒータイム。気合い入る。女坂・仲人茶屋跡・男坂と進む道はあくまで常緑の深い森。蟻の熊野詣というが如く一匹の蟻となった我は、壮大な鎮守の森を喘ぎつつ右往左往。つけても3日間総晴れで何より。
11時過ぎ岩神王子。ここからはほぼ下り。体は楽だが足にはキツい。蛇形地蔵でお昼。持ってきた岳食のフリーズドライの山菜蕎麦食べて気づいた。これ、年越しそばだ!
湯川王子からはまた登り。三越峠二時前。順調と思った、この時点では。
猪鼻王子からまた登り。発心門王子で宿の主人に教わったように熊野の神に挨拶。ここからの距離を計り間違えてたことに気づき、焦り出す。
結局本宮には5時少し前着。まだ明るくて助かった。熊野誓紙買って湯の峰の宿に連絡すると車で迎えに来てくれた。宿には私入れて7人。一斉に食事すればおのずと話が。中でもサイキックオリンピック優勝経験者の坊様が異彩を放ってる。
今は大晦日らしく紅白見てくつろいでます。以上!