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2008-11-14 誰も見たことのない景色。 [長年日記]
_ 仕事でヒストグラムを山ほど描く。
そうしたら、思いもよらなかった絵になってでかい独り言が出た。まさかこうなっていたとは!僕にとっての発見は人類にとっての発見ではないのだろうが、発見をするというのはこういう気分なのだった。それは人類未踏の地を踏んで、人類の誰も見たことのない景色を初めて見る気分、言い様もない優越感。だが気をつけよう。人類は至る所に踏み込んでいる。夏目漱石も東大の図書館で、どの本を見ても傍線が引いてあることに驚いていたではないか。たかだか数千年の有史時代の間に忘れ去られた発見というのはいくらでもある。