RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2018-12-13 [長年日記]
_ [漫画] 「おとなチャレンジ」米餅昭彦、双葉社、2005-2007。
久し振りにエロ漫画のことを書く。10数年以上そういう記事を書き続けてるから今更やめるわけにはいかない。なので不快に思う方はここでソッとページを閉じなくてはなりません。
さてこの人は、「なめぞう」という別のペンネームを持っている。一時期は「なめぞう」の前に更に三文字の、通常昼間の日常では一般的に用いられることの少ない言葉を付けていたような記憶がある。私がこの人の作品を初めて読んだのはエロ漫画というジャンルではおそらくない「ネイキッド 変體累ヶ淵」だった。真景累ヶ淵を知らないので、それとその漫画がどのように関連しているかもわからない。バイク便で働くドMの若い男性主人公と恋仲になった書道の女先生、そして植物人間状態の先生の妹の間に繰り広げられる悲壮な愛憎の物語で、独特の描線が大変印象的だった。で、この「おとなチャレンジ」は、ただ人妻と性交するだけのために保父として働く主人公と、園長の女性や園児の母達との痴態をコミカルに描く話。正直なところ私の得意分野とはだいふ離れてはいるのだが、「ネイキッド」というホラーで遺憾無く発揮されたその描線でコミカルなエロ漫画を描ききっているのに感動しないわけにはいかない。登場する女性達は何れも肉感たっぷりの、所謂「太り肉(じし)の婀娜な年増」ばかりで、読んでるうちに、もうそういう女性だけが魅力的なのだと信じ込ませてしまう強烈な説得力がある。その魅力は子供時代にのめり込んだ漫画の魅力そのものと言える。ファンタジックな作品を世に問うとはそういうことなのだろう。早く3巻と4巻届かないかなー。
_ [放送大学] 量子と統計の物理
相対論的量子力学。ディラック場が登場。笑っちゃうくらい何にもわからなかった。今の段階ではこの領域に関する限り、生まれたての子供と自分は何も変わるところがない。そのことに笑うしかないけど、もしかしてちゃんとテキストを追えばこのまったくわからないことが少しでもわかるようになるのだろうか。だとしたら、この笑いはそういう世界に足を踏み入れたことに対する快哉の予兆なのかもしれない。とりあえず全部視聴して、過去問と通信課題を何度も繰り返して、それからとにかくテキストを読んで参考書を読んでノート書きまくろう。鉛筆を持たないと頭は成長しない。キーボードではダメらしい。
これが俺のおとなチャレンジなんだ。