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2025-04-07 [長年日記]
_ [秩父往還] 大麻生から明戸まで。
日曜に、旅の続きを歩いてきた。この旅は熊谷から中山道と別れて秩父に向かう巡礼の道で、先月の春分過ぎの日曜にスタートした。例によって埼玉県歴史の道を参照して沢山の遺跡-ほとんどは石仏の類-の位置を1/25000地形図に書き込んで出かけた。熊谷を首都圏に加えるかどうかは微妙なところで、電車で2時間くらいはかかってしまう遠出である。春分の頃はすでに早咲きの「熊谷桜」が咲いていた。先陣を切って作と言うことで熊谷直実になぞらえたとのことだった。そして今回はいよいよいろいろな桜が咲いていたが、蕾が目立った。熊谷からのルートはおおむね荒川沿いと言うことになるが、実際に川を見たのは今回が最初となる。嬉しかったのでいつもは先を急ぐところをスケッチなどしてみた。川の色はとても水色とは言えなかったのだが、水を表現するのにはやはり水色を使うに限るなあなどと思った。水色は水のシンボル。でも他の人はどう描くんだろう。他人の作品もたくさん見るようにしたいものだ。もうちょっと遠近の表現を工夫した方が良いな、川がどこから流れてきているのかよくわからない。描きながらGoing Undergroundの「かよわきエナジー」を口ずさんだりしてた。この曲はジョン・デンバーのカントリーロードを一部借用している:Country road take me home
to the place I belong
Ara river mountain mamma
Take me home country road
松本素生(←”そう”と読むのは昨日知った)さんは出身地の桶川をうたったということらしい。オリジナルのCountry Roadは無きオリビア・ニュートン・ジョンのカバーで聞いたのが初めてだったな、なんてことも今思い出した。

ステキな絵。 横浜から埼玉、場所にもよるけどかなり遠く感じるね
ありがとうさま。縮小して貼ったから多少格好がついたですかね。これ、水彩色鉛筆で彩色しました。芯のところに筆先を持ってって芯を溶かして塗るという。色混ぜるの難しいので次回は水彩絵の具持っていきます。スケッチしながらだと進める距離が短くなるけど近隣圏だから宿も電車も予約せずに行けるという気楽さがありますね。それでいてそこそこ旅情もあって。熊谷駅そばの銭湯も行き付けになりそうだし。