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2010-09-28 [長年日記]
_ 日替わりカップ(火)
今日のカップ。金曜のと似てるがこれは多分シャム猫。金曜のはアメショ。これで1週間分そろいましたな。
_ [特撮] こんばんは。でっかでか東馬です。
東映チャンネルを視聴していることは以前からときどき書いてると思う。今放映している特撮番組は「仮面の忍者赤影」だったり「キカイダー01」だったり「爆走戦隊カー(ここでおもいっきり伸ばして溜めてから)レンジャー」だったり「仮面ライダーV3」だったりする。赤影なんて本放送見てたときに覚えているのは金目像とかガマ法師とか傀儡陣内とか巨大コマとかのインパクトくらいなのだが、最終回でいきなり身長190cmの怪人があらわれる。その名も”でっかでか東馬”こと大前均というお方。特殊効果なしで、顔の大きさも身長も赤影と比べると大人と子供。たぶんこの怪人の名前は唐沢なをきの漫画で出てきたので記憶にあるのだろう。
キカイダ―01はいよいよビジンダー登場。女必殺拳以前の志保美悦子さん。ミニスカート+白いソックス+ピンクのスカーフで登場するなりいきなりパンツ丸見えのとび蹴りが炸裂してびっくらこいた。そして人間体で軽くシャドウマンを倒した後ニッコリほほ笑んで走り去る後ろ姿は大変に健康的。そしてナレーターが言う。「とても少女とは信じられない彼女のアクションであった。この謎の少女マリははたして何者なのであろうか?」謎の少女と言っておきながら名前がわかってしまっているのはなぜなのであろうか?
_ 特撮番組にコンピューターが導入される以前のことである。特殊効果じゃないのに特殊効果として扱われるさまざまなテクニックがあり、よく目を凝らすと現代の特撮番組にも散見される。実写版「悪魔くん」で使われていたサランラップみたいなのを体に巻いて人が凍っている状態を表現する"手法"を使ってる番組を最近どこかで見たような気がする。白黒の画面でさえちょっとチャチなその手法をカラーでやってしまうという。あるいは悪魔メフィストが「魔力!阿波踊り!」と叫べば役者たちは魔力で無理やり踊らせられる様を演技の力で表現したりしてた。こういう演技をコマ落としと組み合わせると、立派な特撮技術になる。そういう力技は、でっかでか東馬の"実際の"巨体であったり少女離れした志保美悦子の"実際の"体技であったりといういわば「実在する特殊効果」に極まると思い知った。明日も天気悪そう。