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2015-03-17 [長年日記]
_ [新聞を読んで] メリーさんと伍代さん。
伍代さんが加ト吉の宣伝に次ぐ大作としてハマのメリーさんを題材にした劇作を演じてはや20年とのこと。リアルメリーさんは何度か目撃して度肝を抜かれたのだが、今となれば、一度くらいは彼女のお客になってみるべきだったのではないかとも思われる。あの白塗りはドーランであり、もっとも安上がりの化粧と言うことで俺のみかけた90年代の彼女はそれを愛用していたのだったということだ。伍代さんは彼女に惹かれてほとんどストーカーのように、彼女の行きつけの化粧品店やあの白い衣装を扱っていたクリーニング店などで情報を得たのだそうだ。メリーさんはいろいろな作品にインスピレーションを与えた。村祖俊一の「娼婦マリー」なんていうのもある。濱マイクシリーズの「遥かな時代の階段を」には坂本スミ子扮する彼女があらわれる。メリーさんを見なくなって、日ノ出町のちょいの間が無くなって、東横線桜木町駅が無くなって、俺が酒を止めてしまった横浜の風景はこれからも変貌していくことだろう。
_ そういえば今日はセントパトリックディだったんだよな。特に緑と関係しなかったけどあとでヨモギ大福食うかも。