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2015-07-19 [長年日記]
_ 天道。
昨日確保した奴。仮面ライダーカブトにちなんで「天道」と名付けた。昆虫ゼリー(黒蜜が入ってるんだな。黒蜜は家にある)の容器を抱きかかえてうつろな表情でケースの外を見ている。落ち着くんだろうか。「ラーメン大好き小泉さん」第4回(最終回)、録画失敗して見逃した。ぐぬぬぬ。
_ 「ももクロchan」と「でんぱの神々」見て寝たので遅い起床。NHK第2ラジオで瞽女歌の番組聞きつつ溜まってたアイロンがけこなす。NHKラジオ好きだ。朗読の時間とか連チャンで聞きたい。第1の夜のNHKジャーナルは、番組最後にニュースディスク西垣幸児がちょっとしたおっさん臭いネタを言うとキャスター奥村奈津美が冷ややかなツッコミを突き刺して終わるのでM心がくすぐられる。
[音楽]ラヴェル『ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ』 youtubeを見れば いくつもの動画で鑑賞することができる。そのバックグラウンドの情報が欲しければ、Wikipediaで調べることもできる。さらに、リンク先の動画で表情豊かに歌っているジェラール・スゼーの事も。学校で教えてもらうことのできないさまざまな知識は検索窓を介して知ることができる。かかる時代において教師の役割が単に知識を伝えることではないことは明らかだ。「それを知っている」と言えるだけではもう役に立たない。なぜそれが今自分にとって重要なのか。その疑問は自分にとってどのように発せられたのか。あるいは今知った情報はどのようにして得られるにいたったのか、誰が謎を解き明かして今に至るのか。それらにもやがて強いAIが俺たちの代わりに考えて答えを用意してくれるようになるかもしれない。あるいは、昨日のテリー先生がそうであるように、ネットに上がっている知識を数多く脳内にダウンロードしておいてオフラインの時に人同士のコミニュケーションの際に使うことで、ヒトのコミュニティの中のアイデンティティを確立しようとするのだろうか。この日記も人の目を気にしてるせいかそんな感じの記事が多くなっていて、誰にとってもほとんどどうでも良い自分自身のささやかで複雑な思いをつづることよりも、ちょっと耳寄りな話を書こうという思惑が働いてなんだか卑しいページになってしまっている。ぃゃιぃ。どうあがこうがこの結末に思いを馳せることは決して楽しいものではないのでラヴェルのドン・キホーテに話を戻す。第1曲「空想的な歌」は「ラ・マンチャの男」のテーマ曲と言える"Man of La Mancha"にヒントを与えているように思われる。ラヴェルのこの楽曲は映画音楽になるはずだったが、実際に採用されたのは「寄港地」で有名なイヴェールの作品だったとのことだ。ラヴェルにとっては最後の作品となった。日本版ラ・マンチャの男の主役は死神博士・天本英世が配される予定だったらしい。それなら見てみたいような気がする。