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2024-01-10 [長年日記]
_ [愉快なジム仲間] 金小僧。
筋トレは何とほぼ2週間ぶり。軽くやってきたのだが、少々筋力が落ちているような気がする。水曜はいつもはスロトレなのだが、キツイためアッサリ済ませた。今日は「金小僧」はいなかったな。「金小僧」と言うのは勿論僕が心の中で勝手に呼んでるだけなのだが、その風貌が手塚治虫先生描く『どろろ』に出てくる金小僧を思わせるのである。『どろろ』のなかではこの辺りのエピソードが特に面白い。本当は化け物なのにその尻尾が美女の格好になっていて、そちらの方に村を支配させている「万代」。よくぞこんな設定思いついたものだ。映画の『ネクロノミコン』にもなんかこんな感じの化け物が出てきてた気がする。金小僧は言わば埋蔵金の精とでも言うもので、掘り出して欲しくて百鬼丸のもとに現れてリンを鳴らしながら「やろうかあ、やろうかあ」と囁くのである。この埋蔵金は万代が村人から搾取した金である。なんか『どろろ』の説明が長くなったが、僕が心の中で呼んでいる金小僧も見る度に何やらジムの中で呟いている。ただ、それは聞き取れない。少なくとも「やろうかあ」とは言ってないみたいだ。そして何かトレーニングをして汗をかいている姿を見たことがない。人外のものに相違ない。何かを守ってジムの中に現れる何かの精に相違ない。仲良くなれたら僕にも埋蔵金が転がり込むかもしれないのだが、残念ながら彼に対する声の掛け方がわからないのだ。