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2018-01-18 [長年日記]
_ 朝の電車。とある停車駅から乗り込んで来た二人の男性が車内で小競り合いをはじめる。どうやらホームに並んでいた時点から始まっていたようだ。どちらも興奮していて相手が譲らなければ収まらない、と行った風情。一人が怒鳴り一人は相手を蹴る。抑えきれずに「やめなさいよ」と声を掛け、割って入りかけたとき二人はまだ停車中の車両からホームに降りる。車外に出ていまだ二人がキャッキャウフフしているうちに、扉が閉まり電車はほぼ遅延なく発車。どうもトラブルを見ると介入したがる悪い癖があるようだ、気をつけねば。興奮はそれを見る者に伝播して場を一気に貶める。感情を恥ずかしげもなくぶつける人からは離れなければ。離れられるものならば。
_ [食べ物・飲み物] 世の中で最も弱々しい食べ物の名前。
それは、「ふ」ではないかと思う。麩。何故今麩が気になっているかというと、それは肉無しラーメンに入れる貴重なタンパク源としての麩と言う具を見直そうと思っているからだ。最も、ネット上にはグルテンフリーがさもヘルシーであるようなフードファディズムの一種とも思われる情報が山ほどある。だが効果のほどは自ら実践してみるまで知れたものではない。勿論アレルギーのある人は実践するわけにはいかないだろうが。
さて、何気無く「ラーメンの具に麩」と書いてしまったが、このことに違和感を抱く方は多いことだろう。実際、北海道と東北の限られた地域以外でラーメンに麩が載っている様を見ることは殆ど無いことだろう。そう、北海道ラーメンには多く麩が載っている。それが塩辛いスープを含んでトロリとした中にも噛み切る際の繊細な歯応えと言ったら、「ふ」の無い将棋が負け将棋であるように「ふ」の無いラーメンは負けラーメンなのだ、と言って過言ではない。ここ、明日の話題にして良いです。
そこで、自作ラーメンにも麩を入れたい訳であるが、無いのだ、その北海道仕様の麩が。断面は長径4cm, 短径3cmといったところの潰れた円形。そこに紅が儚げな「の」の字を描いている。切る前の長さは30cm程度。これを1cm程度の厚さに切り、1枚スープに浮かべる。他にはホウレンソウとシナチクとネギでも載っていれば十分と言える。その、麩が、ここ神奈川には無いのだ。多分神奈川じゃ無くとも。仕方無く帰り際のスーパーで幾つかの麩を買って帰った。そして思う。麩ほど地域的バラエティに富んだ食べ物はないのでは無いか。続く。
_ 左から:京の人はすき焼きにも入れるのか。すき焼き麩。仙台の麩は油で揚げてるようだ。仙台麩。これを松茸の味お吸い物に浮かべたとこ想像するとにやける。京松茸麩。目指せ麩マニア。なんか、犬のウンコ避けて歩く名古屋の人みたいだな。「フマニャ〜」、なんて。
_ きざみ庄内麩。庄内麩は板状であるらしい。携帯用の味噌汁の具とすべく購入。ふやけると開いてリング状になると言うトリッキーな麩である。庄内麩なのに製造は岐阜の敷島産業。
_ _そうだな。こう言う絵も撮っておかなくてはな。
おお、[麩]カテゴリが! 健康的そうでよいですね。麩が麩焼けた。意味は無いです。
それは焼麩と言います。会話だと使い難い言葉ですよね、ふ。「ふ」を書き続けてるとゲシュタルト崩壊して「ふ」に見えなくなってくる。 <br>ぷ…。 ←ボウリングしてる人の絵文字。
↑うわ、私のiPadだと明朝体で表示されて3点リーダーが宙に浮いてるので違うものに見える!
なるほど! 三点リーダーが下にある想定ですね。解説がなかったら気づきませんでした。(^^;
ラーメンに麩は、一部の地域なんだね〜。ちなみに私は、腐女子ではありません