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2018-01-28 [長年日記]
_ [漫画] 「S60チルドレン」川畑聡一郎、講談社、2004-2005.
全4巻のうちまだ第3巻を読んだところだが、この漫画を読んだことを日記に残したくて書いた。S60は昭和の60年代、ということと思う。二頭身で個性的な描かれ方をされたキャラクターたちに、なかなかはじめは馴染めなかった。川畑さんの他の作品を読んでみるとこのような描かれ方の意図が少しはわかるのかもしれないのだが、そのような読み解きを仮にしようとしても、かなり限られた材料しか得られないことになっている。この作者は2005年11月22日にお亡くなりになっており、出版された作品もそう多いわけではないから。参考 桝席 訃報:川畑聡一郎先生が逝去なされました 。さしあたりは本作の中で子供たちとおとなたちの描かれ方を比べていろいろ考えてみるよりない。それは頭身の大きな違いばかりでなく、表情の違いにも伺える。大人たちの表情は、一様に、といっていいほど暗く、それとのコンラストもあって子供たちの見せる表情は多彩で多様でビビッドだ。今でこそ明示的に社会の問題として取り沙汰される家庭内暴力や虐めとそれによる自殺、性的虐待(しかもその被害者とされるべき子供も必ずしも無垢な一方的被害者とは描かれていないのが衝撃的だ)などが、平成の前の子供の目線から語られ、強い訴えで迫ってくる。主人公の晶(しょう)とその周辺の友達にとっては、独居の私にとってはニュース上でしか接することのない、従って「社会の」問題としか捉えられないそれらの問題の正に当事者であり、真剣に向かい合ってそれを何とかするしかないヒーローたちだ。二頭身〜頭足人と言うべきかもしれない〜で描かれた彼らはそういう存在であり、そのグラフィカルな表現ゆえの頭足人、ということなのだろう。シールを集めたこともないので世界観がわからないが、作中にも出てくるビックリマンチョコのキャラクターたちに通じるものなのかもしれない。
さて、本作にはどうやら登場人物が重なる新旧のシリーズがあるらしく、単行本には旧シリーズも併録されているが、その中の物語に晶が弟・瞬を喪失するというエピソードがあり、この顛末が描かれているのかどうかを気にして最終巻が届くのを待つ日曜の朝だ。そろそろぬくぬくの寝床から出て今日を生きるか…。
_ [特撮] 仮面ライダービルド
東都と北都が戦争状態に。科学の脅威と戦争を描く今回のライダーは今日的なメッセージ性の強いものとなってきたように見える。ヒガシマルのCMの歌手はやっぱり「たま」の知久寿焼さんだったみたいだ。つづく。
_ [特撮] 宇宙戦隊キュウレンジャー
先回の経緯記憶に残ってなかったのでちょっと見直した。ツルギがドン・アルマゲに乗っ取られてショウ・ロンポー指令が犠牲となり、そしてEDのプワンプワンホワーン♪、だった。
というわけで今回。スティンガーの歌、か弱くてなんか良いな。カジキイエローの今回の名乗り、シリーズ中で一番甲高い。最終決戦に向けての戦闘が始まるが、敵の数はあまりにも多い。ガルが集中砲火を浴びて一気に嫌な予感に。ほとんど全員討ち死にのパターンに見える。年齢低めを視聴者に想定しているこの番組でそんな凄惨な話が語られてよいのか!?とまあそうはやっぱりならないのでした。うわ、ちょっとセコい伏線!そしてEDのプワンプワンホワーン♪最終回につづく。
_ 【失敗】豆腐オムレツ。
_ しまった。レシピには豆腐に味付けしてターメリックで色付けするだけじゃなくて小麦粉半カップ混ぜるとあった。水気が飛ぶのにも結構時間かかったしまとまんないと思ったら。とりあえず豆腐の新しい食べ方だと思って食べるか。味は完全に豆腐。香ばしくて旨いw