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2005-09-16 貧弱な検査特性。 [長年日記]
_ [統計学] 抜取検査の検査特性、
というのはOC曲線というものであらわされる。これは横軸に製品ロットの不良率をとって、縦軸に、ある検査を行なった結果そのロットが合格となる確率をとったもので、不良率と共に単調に減少する曲線である。それはわかった。まっとうな検査の場合、不良率がゼロのときは合格率は1となり不良率が1のときは全然合格しない。それもわかっていたつもりだった。
40年ほど前に書かれた教科書を読んでみると、変曲点の無いOC曲線であらわされる検査は貧弱である、と書かれていた。
わたしが描いたOC曲線は、その「貧弱な検査特性」そのものだったので、ガクゼンとしている。
見なかったことにするか…。いやできない。