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2005-09-20 『今に生きる朝河貫一 その生涯と業績』/『コドモのコドモ』第3巻 さそうあきら [長年日記]
_ [読書] 『今に生きる朝河貫一 その生涯と業績』安積歴史博物館、2004。
これは83頁の小冊子で、先の二本松(福島)歴史資料館で入手したもの。朝河貫一、1873-1948、歴史学者でありその活躍の場はアメリカ。日露開戦の際は日本の正義を主張し第二次大戦においては開戦を避けるべくルーズベルト米大統領の昭和天皇宛親書を起草したとある。博士論文は大化の改新に関するものだったというので読んでみたい。これは早稲田大学から英文が出ているようだが、読むとなると国会図書館か東京大学図書館辺りに行く必要がありそう。
そんなことよりも一番驚いたのは、この朝河貫一博士という人こそ、英語の辞書を覚えるのにページを破っては食べたという、あの伝説のその人であったということだったのである。