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2005-09-13 [長年日記]
_ [読書] [交通史]『東海道の宿場と交通』/『律令』『延喜式』
ここんとこよその会社との仕事がなかったが、久し振りに外出。他社の人と話すのもたまには悪くない。
帰りに図書館へ。『東海道の宿場と交通』(静岡新聞社)を読んでいるうちに、『律令』とか『延喜式』に何が書かれているのか気になりだした。交通史のコーナーにも律令政治の頃の交通に関する本がたくさんある。律令の頃の官道は幅が20mあったり、目的地に向って直線的であったりという、計画道路であったという。このことは放送大学の「考古学と歴史」で習って知ってはいた。『律令』で、ほぼ全体が伝わっているのは『養老律令』で、有名な「大宝律令」は散逸してしまっており、他の古文書にリファーされている部分をうかがい知るより他は無いのだということを初めて知った。律令も延喜式も漢文。やはり漢文に親しむことが大事だと思う。『延喜式』は分量も項目も多く、各部に何が書かれているのかを著す目録の如きものが欲しいと思う。