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2005-09-05 [長年日記]
_ [読書] 『検事の現場検証』
以前古本屋から送ってもらって、鼻毛の件で送り返したという曰くつきの『検事の現場検証』(村上久著、中公文庫、1986)が昨日届いていた。今日開いて中をぱらぱら確認。美本の類でほっとした。読むのはもう少しあとになるなあ。
_ [漫画・アニメ] 『エマ』第6巻/『鉄腕バーディ』第10巻
今日は雨。会議が一つ。そろそろ上期の締めだなあ。
にも拘らず、漫画は読む。そりゃあ読むといったら読む。
で、2冊横浜有隣堂トーヨー街で買った。『エマ』は買ってすぐ、近くの喫茶店アポロでプリン食べながら読んだ。ここのプリンは8時間かけて焼く。私の中では最高に旨いプリン。ソフトクリームもついている。帯に「まさかこのような出来事が起こってしまうなんて」などというアオリが書かれていて、(たかが恋愛沙汰に大げさな…)と思っていたが、読んでみたらものすごい展開になっていた。このアオリは作者・森薫の叫びだな。何が起こったかはネタバレになるので秘密です。
『バーディ』はネズミが出てきてさらに面白くなってきたけど千明くんが可哀想。裏表紙を見ると「二心同体SFアクション」って書いてあった。どういうジャンルだ。
_ [読書] 『老年期の心理学』(読了)/『死ぬ瞬間』
横浜図書館で借りた『老年期の心理学』(福屋武人編、学術図書出版社、2004)、一応読了。大学のテキストという感じの本だが、今までに考えたことも無かった老人の心理というものを少し判った気がする。身近な人たちが次々死んでいく喪失感や、肉体の衰え、死を目前に控えているという、壮年期までの人々とは異なる特殊な状況の中に、老人たちは居るのだということが、ある意味新鮮だった。そんな状況の中にあっても、人間というものは最後まで希望を捨てないらしい。その希望は苦痛のない死や、死後の世界であったりもする。
というわけで、『老年期の心理学』に参考文献として載っていた幾つかの本に興味がわいたが、とりあえず『死ぬ瞬間』(キューブラー=ロス著、中公文庫、2001)が入手しやすく面白そうなので、買った。読むより早く買ってしまうのはどうしたもんだろうか。まあいいや。図書館で借りた本たちの返却期限にも追われている…