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2021-09-08 [長年日記]
_ [音楽] 『ゲンスブールを歌う女たち』
こんなの聴いてる。実はセルジュ・ゲンスブールという人のことはあまりよく知らないのだ、シャルロット・ゲンスブールのお父さんだ、ということ以外には。でもこのアルバムのことは以前から気になっていた。大学時代の第二外国語でフランス語を選んだ理由は何だったろう。ミシェル・ポルナレフの歌が歌いたかったせいかもしれないな。ともかく、その学習の助けとしてNHKラジオ第二で林田先生のフランス語講座を聴いてたのだけど、その番組ではフランスの歌を良く掛けてた。フランソワーズ・アルディやイヴ・ディティュを知ったのはこの番組のおかげだった。それ以外にもシャンソンやフレンチ・ポップスをなるべく聴くように心掛けていて、NHK FMの番組をエア・チェックしてたもんだった。ジョルジュ・ムスタキ、マキシム(今でこそマキシム・ル・フォレスチェと呼べるが、当時はマキシムとしか知らなかった。昔のドラマの主題歌で使われた『感情教育』の歌手は「マキシム」としか知られていなかったと思う)、ダリダ…そんな中に自分好みの可愛らしい歌声の歌手がいた。クレール・ダスタというその人のアルバムは確か一枚しか出ておらず、CD化はされていない。その人の歌う『プレベールに捧ぐ』という曲が、この『ゲンスブールを歌う女たち』に入っている。それでその声が聴きたくなったのだった。本当は、この人の『愛はどこへ』が聴きたかったのだけど。で、このアルバムを順に聴いてると、驚くことがいくつかあった。フランス・ギャルの『夢見るシャンソン人形』って、ゲンスブールの作った曲だったのか!あと、フランソワーズ・アルディの『さよならを教えて』も。そうと知らなかっただけで、実はこの人の曲にはずっと前から触れていたんだなあ、なんて。聴き続けてると聴き慣れた声が流れる。ジュリエット・グレコだ。なんて耳障りの良い声。グレコこれからいっぱい聴こう!やがてなんか色っぽい声も流れてきた。おお、イザベル・アジャーニ!このアルバム、もっと早いうちに聴いとくべきだったなあ。夜は更けていきます。ヤバいです。とあるスーパーでサッポロ・クラシック見つけちゃってたので、それも、ヤバいです。ちなみに今宵はもうちょっとするとNHKラジオ深夜便では午前1時過ぎから松島みのりさんのお話が聞けるんだけど私はラジクールで録音することにしてもう寝ます。昨晩は千葉繁さんが出てました。アーカイブ放送だけど。