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2016-02-24 [長年日記]
_ [新聞を読んで] ゆうきまさみ氏、とうとう日経社会面に載る。
「僕の商業誌デビュー作はアニメの二次創作漫画だったが、元となったオリジナル作品の制作会社は黙認してくれた。」著作権を巡る問題に関して意見を求められたらしい。商業誌とは月刊アウト、制作会社とは日本サンライズのことである。リアルタイムで読んでた。
_ 昨日書いた時速80キロおっぱい問題であるが、これは掌によって感知される側の問題と言うよりも、感知する側である掌がどのように変形するかということが肝要であると気付いた。ただ、おっぱいを揉んでいる場合においては、掌の主に弾性変形とおっぱいの弾性変形とが力のつり合い状態にあることを解析すれば足りるが、風を受けている場合においては、風の圧力が掌の肉を押す効果に加えて、一部粘性を示しながら指、もしくは掌の周辺から空気が流れ去る効果を考慮せねばならないのである。さらにテクスチュアまで類似するかどうかを検証する場合には、掌からの汗の蒸散や逆に乳房側からの熱と物質の移動のことも考慮する必要がある。まとめるとこうだ:
「おっぱいを揉むよりも流れに逆らうことのほうが難しい」
格言誕生。
_ ちがう。そんなことで満足してはいけなかった。次はそれぞれに対してレオロジカルなモデルを構築する必要があるのだ。たとえば指を円筒、掌は端部を丸く加工した円板とすることができるだろう。風は風として、おっぱいは…?おっぱいはおっぱいかな。その弾性係数をどうやって求めるんだろう?調べたらありました。脂肪のヤング率を18kPa、乳腺組織のそれを28kPaとしてます。がん組織がもしあるとそれは100kPaくらい。まあでも人による。更にデータを…と調べ続けるとこんなのも出て来てしまった。なんだ、やはり先達がいたか。じゃあ取り急ぎ結論を俺が出す意義はあまりないな。検証にはいることにしよう。というのは、このURLの論者は、おっぱいのヤング率を計算したとしつつもその値を公開しておらず、また風から受ける力をストークスの粘性法則によって説明しているのは良いとしてもそこから受ける力をおっぱいにかかる重力と釣り合うと考えているところに、この現象のモデルとしての違和感を覚えているからなのである。結論として、80km/hとも60km/hとも言われるその速度が大きい人ほどオッパイ星人度が高い、という結びとなっているのだが、その検証は与えられていない。俺のモデルに従うと、それを越えるともはやその感触はおっぱいとは言えなくなる「クリティカル・ヴェロシティ」が存在することになる。これを今は「けいりう堂予測」と呼んでおこう。だが俺のモデルと彼のモデルとは、乳房愛撫をどのような行為としてとらえるかといういわば「世界観」の違いからくることで差異を議論するに値しないかもしれないということに留意する必要がある。つまり、彼のモデルではそれはその重みを掌に受けるのが主眼であり、俺のモデルにおいては復元力を吟味することにあるということなのである。つづく。かもしれない。