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2023-03-17 [長年日記]
_ 久しぶりに雨だ。折角なので雨音を楽しみながら夜を過ごすのも良いだろうけど、寝ないと。期末なのでいくつか追い込んでた仕事は、ある程度の目処がついたが、まとまったと思った直後にボロを見出す始末。これがまた、自分で自分にダメ出しをするようなことになって救いが無い。自分を熟知するものが自分に容赦なくダメ出しするのだ。これほどの責めはなかなか無いかもしれない。思えばこんなふうにずっとやってきた。ドッペルゲンガーは確かに存在しているのだ。同行二人とはこいつとの道行だったのだ。シャドウは捨てさることができず、嫌だと思っても背負い続けるしか無い。夏目漱石も花輪和一もそういうのかき残している。昔やらかしたさまざまな失態や、自ら発した暴言の数々を覚えている。それらは海馬優勢の老化した脳の中でよみがえり、折りに触れ自分を責め苛むのだ。まさにこれが老いの坂を下るといういうことなのだろう。でもいまiPhoneが「老い」を「愛」と誤変換してくれたので、こいつ良い奴だと思ってる。