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2024-12-11 [長年日記]
_ 毎日筑前煮食べてる。そろそろ切れるからラタトゥーユでも作ることにしよう。この季節は作り置きの煮物類がほっといても腐らずそこに在り続けている、ということが何より良い。朝にちょいと温めればすぐ食えるなんて高温多湿の夏には思いもよらないことだ。まあうちは寒い、というだけのことなんだけど。
ところで長年猫部屋だったり物置部屋だったりした和室が現在は朝のヨーガ&瞑想部屋かつ在宅勤務の執務場所となっているのである。家の中でシルシャーサナ(逆立ち)ができるというのはとても良いのである。長く痛みを感じていた左の股関節が調子良くなってきているのは嬉しい限りだ。それはそれとして。
この部屋の暖房は石油ストーブである。ファンヒーターではなくストーブである、というのがポイントなのである。学生時代の赤貧時代に北海道で住んでた物凄くボロいアパートには、先人の置いていったホヤのある石油ストーブがあった。これがなんとなく良かった。どこで買ったろうか、水の入った土瓶を置いておけばおのずと湯になり、コーヒーやお茶を淹れたり酒の燗を付けたりとなかなか重宝だったのである。あれから随分経ったが、そんな懐かしい思い出に繋がる季節である。そろそろこの街にキミと近づける季節がくる(中島美嘉『雪の華』)。この場合のキミが則ち石油ストーブなのだが、あまり近づきすぎると火傷する。今は土瓶が無くて薬缶を掛けている訳だが、在宅勤務中にコイツが背中の方でシュンシュンと音を立てて湯気を出している。乾燥も和らぐ。白湯もお茶も淹れ放題。沸いたのを魔法瓶に詰めておけば昼飯の支度にも役立つし夜は湯たんぽに使える。良い事づくめだ。これでさらに炬燵が参入したらもう外なんて出られない。
_ 湯たんぽにお湯を入れると、シュウーッとかジーッというような小さな音がずっと続けて聞こえている、ということに最近気づいた。朝になっても冷え切っていなければ音がしている。何の音なんだろう。面白くてちょっと不気味だ。