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2005-11-21
_ [漫画・アニメ] 『魔障ヶ岳』/『NHKにようこそ!』
最近漫画の記事を書かないけど、ちゃんと読んでる。
書籍の読書よりもさっさと読んでしまうから水でも飲んでいるような感覚なんだ、漫画を読むということは、わたしにとって。
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昨日、諸星大二郎『魔障ヶ岳』が出ていたのを発見して、読む。いつもの妖怪ハンターシリーズよりノリが軽いのは、『栞と紙魚子』シリーズを描くために女子高生を調査した影響ではないのか?などと一瞬想像して、初期の頃は軽い冗談モノも多かったことを思い出した。映画『奇談』上映中。これは『生命の木』の映画化で、阿部寛が稗田礼二郎をやってるみたいだ。阿部寛は近頃こういう変態性のキャラにはもってこいですな。明日は休日前だからレイトショーで見ようかなと思っている。
諸星大二郎の過去の作品がどさどさと文庫化されている。いつのまにか小説も書いているみたいなので、楽天で注文した。
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大岩ケンジ&滝本竜彦『NHKにようこそ!』第4巻。これはヒッキーの物語なのだが、今回の巻にはヒロイン岬のフィギュアがついていて1890円。むしろ本がおまけだ。『げんしけん』の最近巻には同人誌がついていて1000円近くしたものだったが、ここまでやるのはちょっとイイ。美少女フィギュアを始めて手にしたということになる。フィギュアというものは開封すると価値が下がるんだと栗山千明さんがラジオで言ってたが、わたしはためらわずに開封した。あ…着せ替えになってる…うーん。1890円、リーズナブルだったかも知れん。ちなみにネコミミ付でしたw
2006-11-21 夢の話
_ 週末の歩き旅を控えて見た夢は、旅先から実家の母と、そして父の働いている職場を順に訪問する夢だった。
夢の中の父も母も壮年の頃であったろう。心的なイメージの父母は大抵壮年期である。母とは盛り土をした墓地を訪ねる。これは彼らの墓であり、弟の骨折りで入手した土地だった。登る道が雨で崩れかかっている。
2年ほど前に実際に弟に、親の墓のことを考えているか、と責められて少々いさかいを起したことがある。親が死んだときのこと-葬儀や埋葬-はいつも心に引っかかっている。古墳のような大きな墓を用意してやれたらいいのに。そういえば史跡めぐりで古墳を訪ねるときにそんなことを思ったりしているかもしれない。
次に訪ねた父の職場には旧知の父の同僚がいた。事務所の玄関には私宛の郵便が丁度届いていた。これはわたしが旅先からここに、何かの理由で届けたものだ。旅先で入手した書物などを旅先から自宅宛てに送って身軽に旅を続けることは実際にあることだが、その荷物がまた旅先で手元に戻ると言うこの夢は、期待した身軽さを実現し損ねたという意味だ。
さらに父の職場では懐かしい人にであう。この人は私が入社した頃に同じ職場にいた先輩で、アカデミックな仕事の仕方をしているのが最初は憧れだったが次第に浮世離れしたところが正直あまり気に入らなくなってしまった。最近業務発明で表彰を受けた彼の顔を久し振りに見て、何年かに一度でもこんな風にインパクトの有る仕事をするタイプの人なのだとある種の感動を受けたのだったが、その人にも雑誌が届いていた。「応用物理」(職場には応用物理学会の会員が多い)だと思って良く見ると「生物物理」という雑誌だった。
大学(放送大学の前に在籍していた大学)の志望を決めたときに決定的だったのはシュレディンガーの「生命とは何か」だった。講座で扱っていたのも生体高分子が多く、それゆえ「生物物理」という分野は私にとってはアカデミズムの象徴だと思う。最近は空間点分布に興味を持っているが、これも生態系と関連が深い。
「近頃の生物物理はどうですか」とその先輩に尋ねてみた。その質問は幾分挑発的であり、入社当初の私はこんな態度で先輩に接することが多かった。先輩は「最近は○○だよ」とアルファベット3文字の略称を口にする。生物の適応戦略に関する概念のようだった。私はこれに関連した放送大学の授業をとりたいと思っている。先輩はこういうところにも食指を伸ばしている。さすがだな、と思った。このもの静かな先輩は終始私に穏やかに接しているのだが、彼が夢に現われた意図は明らかだった。先輩は「キミは一体何をしているの。現世の利益にとらわれて本質を追いかけていないのじゃないの?」と私を糾弾するためにあらわれたのだった。それで午前3時に目がさめてしまい、しばらくあれこれと考え込んでしまったのだった。
2007-11-21 結局休養日。
2008-11-21 会社から逃げ帰る。
_ ここ5年ほどの仕事の在り方を考える時期にある会社生活なんだが、不景気のせいかいまひとつ真摯に考えることができない。
しかし、いろいろ調べているうちになんか驚くような現象に出会ってみたりしてるので、周囲の思惑はおいておいてしばしその現象とたわぶれてみようかと思っている。今がその時期かどうかは全くわからないが、今までの経験からは、そうすることが、上からの指示を重視するよりもあとあと有意義なことが多かったため。まあ単なる幻想なのかもしれないし、例によって少々気が違っているだけかもしれない。とりあえず傲慢にふるまうことだけは避けておこうかな。とかいって今週も会議の途中で中座してしまったり、明らかに自分の業務に関わるような話題が始まっているのを知りながら逃げ帰ってきてしまったり。しかもその時の私は少々ニヤついていたのだから始末が悪い。
明日から3連休だけど遠出はしない予定。
2011-11-21
_ 昨日の妄想を思い出して、ちょっと違うんじゃないかと思い始めた。守り受け⇒殴り受けの方がもっとヴァイオレンスな感じでいんじゃないか。ちなみに思いついたのは仕事中だ。仕事になって無いんじゃないか?自分。
なんやかやでかえりちょっと遅くなる。月曜のヨガにしばらく行けてないのが悲しいよ。近頃ヨガサボると体調悪いんだ。
2012-11-21
_ 昨日のことになってしまうが、サブリナパンツをはいてる女性を見て心持ち欲情気味だったのである。なぜだ?全くわからない。「チラリズム」という言い古された言葉があるが、この言葉の意味する深層の部分は熟考に値する。そう、たとえば認知心理学的な手法を用いるとほんのわずかだけふくらはぎが見えているというその現実を私はどう認知しているのか。露出部分の面積に欲情の不感帯はあるのか。あるいはわずかに見えるふくらはぎは神話的・象徴的にどのような意味を持つのか。人類史的な観点からはヘップバーン以前の資料も探さなくてはならない。放送大学の卒論のテーマとするにふさわしいのではないかと思う。
_ カラスウリの害虫、ウリキンウワバのようだ。
_ 以前の身延道行脚の時に泊まった富士宮のシャッター絵。もちろんコノハナサクヤヒメであろう。ちなみにこのページの写真にあるうちのソマリ猫の名前も「このは」と言い、コノハナサクヤヒメにちなんでつけた。って、posttdiary.rbのテストしただけなんですけどね。これでまたメールから画像うpできるようになった。
2013-11-21
_ なんかVisual Prologっていうのがあるらしいんだが。PrologでGUIとか作るのかな。ダウンロードして試したいが今異様に遅いハードディスクバックアップの最中でダメなの。
_ そういえば今日電車の中の広告で、華道家とコラボしてみさくらなんこつ(毎回惜しくもノーベル文学賞を逃している日本を代表する作家である)が横浜三溪園でなんか作品を展示しているらしいんだ。そんなことしちゃらめぇぇぇ。。。まっこと世も末じゃのう。
2014-11-21
_ 自律神経は今日も焦げている。昨日夜遅く今朝は早く、そういうときは一生懸命やってても空回りしてることが多い。さくっと帰宅していつもは出られないヨガクラスに参加。日曜に習ってるのと同じ先生だが今日のクラスの方がハードで、参加者のレベルもちょっと高い気がした。が、楽しめた。まだ自律神経は焦げた匂いを放っている。あまちゃんの続き見て和んじゃおうっと。あーあ、一人が一番、人間、嫌い。ヨガの先生はちょっと好き。
2015-11-21
_ ついおととい。ダメもとでYoutubeを探してたら、ヴェルコールの「人獣裁判」を原作としたアメリカ映画"Skullduggery"のトレイラーを見つけた。見た限り、そして俺の拙いリスニングによるなら、ヴェルコールの原作の佳境と言うべき裁判のくだりまでがかなり効率的にダイジェストされているように見えた。見たいなあ、本編。すごく見たいなあ。ちなみにskullduggeryとは卑劣な行為のことを言うらしく、skullともduggerとも関係ない単語。さて、英会話教室にて。テリー先生(仮名)にそのトレーラーをiPadを使って見せてあげた。監督のゴードン・ダグラスの名前を先生は覚えてはいなかったようだが、「放射能X」(アメリカでのタイトルは"Them!")のことはご存じでいらしたのであった。それで、Skullduggeryの主演のバート・レイノルズにどんなイメージを抱いているかと来てみたら、「キャノンボール」の主役、タフガイ、ということだ。どちらかというと真面目な人と言う印象があったので、apeとセックスして子供を産む(そうだ、今書いてて説明し忘れたことを思いだしたが、確か原作でも”人工授精で”子を為した、と書いてあったはずだった。しまった、誤解させてしまった…)ということとのギャップに笑ったのだ、とおっしゃる。つまり俺が感じていたような香ばしさゆえに笑ったわけではなかったのである。ちなみに、俺が「(バート・レイノルズは)Sexy guy?」というとその通り、口ひげがセクシーだとおっしゃる。俺は、メル・ブルックスの「サイレント・ムービー」に出てきたバート・レイノルズの話をして、鏡の中の自分にウィンクしてたというと案の定受けた。これでテリー先生もバート・レイノルズを香ばしいキャラクターであると認識くれた筈である。前にも日記に書いたが、そういうよしなしごと、マニアックな会話を英語でできるようになるということこそが、俺にとっての英会話教室に通うためのモーティベーションなのであった。つくづく思ったことだ。
帰りがけに寄った古本屋で中島史雄の「さくらんぼ前線」を400円、「メス化する自然」と「チョムスキーと現代哲学」をそれぞれ100円で購入。合わせて買ったら値引してくれて合計420円と言う極めてお得な買い物になった。
2017-11-21
_ 疲れ気味で帰宅。お風呂入ってから煮物の類と、こないだ開眼した”シン・ポテチ”。オリーブオイルを掛けたホクホクのジャガイモを食べてて思い出した。北海道生まれで育ちの私のおやつは結構な割合でじゃがバターだった。道産子はこれを食べて育つのだ。
_ 今日買ってきた漫画。①小林まこと「女子柔道部物語3」。帰りの電車で読みながら、ああ、やっぱりマンガって良いなあなんて思ったのだった。②佐々大河「ふしぎの国のバード」イザベラ・バードが回を追うごとにはっちゃけてくる。③島本和彦「アオイホノオ18」『炎の転校生』最新作小冊子付きの特捜版を買いました。これから読む。④岡本倫「パラレルパラダイス」これもこれから読む。前回にもまして汁だくさんであることを期待する。
2018-11-21
_ [音楽] "Home", Sheena Easton, 1999.
シーナ・イーストンと言えばもちろん、モダンガールなどのヒットで知られたかわい子ちゃん(これ、死語か?)シンガーなのだが、彼女40歳の時のアルバム。多分中古を安く買ったのだ。別にベスト盤を1枚持っていて、ボーナストラックの"You light up my life"が凄く良い(咳払いの音が入ってるけど)。この人は可愛らしいだけじゃなくて本格的に歌が上手いのだと思っていた。そこでこのアルバムなのだが、実は少々退屈で、年輪を重ねて円熟の歌唱力…とは行かなかった。最後から二番目の"My treasure is you"は、若い頃のキャピキャピしなポップス調で、これは楽しめた。持っているベスト盤には、007のテーマ曲"For your eyes only"が入ってないので聴きたい。CDの時代ではないのでコストがかかりそう。シーナ、宝焼酎?のCMに和服で出てたこととか、"For your eyes only"はフレミング007の短編で、和訳本では「読後焼却すべし」と云う邦題だつたことなんてこと、思い出した。
_ [テレビ][漫画] ピエール瀧のしょんないTV && 「ローカル女子の遠吠え1-4」瀬戸口みづき、芳文社、2016-2018.
早めに帰宅してジムで自主ヨガと短い筋トレ。捗った。肩の痛みももうほとんど気にならない。あとはじわじわと筋力を回復させつつ右足太もも裏の伸展を鍛えるのみ。私はハヌマーンになる。そしてウルトラマンと共演するんだ。何のことを言っているのかw 帰宅して「しょんないTV」の録画見てる。ご老人の乗るシニアカーをカスタマイズして静岡浅間通りを通る。実は先週この番組で知った「ローカル女子の遠吠え」、ネットで取り寄せて既刊の4巻まで今朝早朝に読み終わったところ。そこに書いてあるいろんな情報を総合しつつ見るとなかなか見せてくれるものがある。いわく、静岡県は統一感が無く、駿河国と遠江国と伊豆国は全く融和していない。つねに静岡市と浜松市が県庁所在地を争っている。浜松からはあまり富士山が見えない。伊豆は独立国で、県庁所在地がどこだろうが表富士が静岡側だろうが山梨側だろうがふうん、という感じ。なんなら神奈川の一部くらいな感じ。静岡の人はお茶は自分で買わない。たいてい知り合いからもらえるから。ケーキに合うのはお茶じゃなくてコーヒーだと思ってるけど、それで食べた後にはやっぱりお茶で〆る。学校の給食のときのための「お茶係」がいる。家康大好き。でも今川さんだって捨てたもんじゃない。これらの感覚は、東海道と下田街道をウォーキングした経験があることで、自分にはとてもよくわかる。伊豆が独立国、というのはなるほどだった。
2019-11-21
_ 先週・今週と「家族の日」週に二日設定してさっさと帰宅せよ、ということを会社から言われていた。こんなこともあろうかと最近は早朝に出社して早く帰る生活が続いている。で、今日はさらに早い帰宅。そして兼ねてから用意の荷物を背負って空港へ。家族の日なんだから父の人の顔を見に行く。ただそれだけ。この季節、どんな格好していけば良いか良くわからん。
2020-11-21
_ どやうび。結局整形外科には行かずに筋トレへ。関節が痛いならその周りの筋肉を鍛えたらいいじゃない。筋力は自粛期間の間にだいぶ落ちてしまったようだが、何にもしないとますます、だしなあ。午後、野菜カレーその他食べてから学習センター行ってペンフィールドの本借りてきた。おお。ホムンクルスがちゃんと載ってる。その後は昨日考えてた通りちょっとだけ一人カラオケ。かんなぎの「ハロー大豆の歌」とか「純♡愛レボリューション」あったので歌ってみた。ぴゅあぴゅるん。しゅがしゅがりん。ちゃんと振り付けも覚えたほうがいいのかな。トキメキの翼であなたまで飛べるかな。痛いおじさん活動は当分やめられないだろう。
2024-11-21
_ [音楽] 「ジューシィ・フルーツ ゴールデン・ベスト多汁果実 品質特撰」
そんなわけで今日は昨日よりさらに寒いのであった。机に向かってなぜかジューシィ・フルーツのベストアルバムを聴いておる。一番有名なのはもちろん「ジェニーはご機嫌ななめ」なはずで、イリヤさんのファルセットには賛否両論だったことだと思う。けど改めて聴くとなかなか良いのだった。リアタイしてた頃はあまり好きだと思ってなかったが、あれから長い時間が経ってこちらの許容範囲がガバガバに広がったのでとても楽しめている。それで「恋はベンチシート」にはアンサーソングっぽいのが2曲ある(ほんとはもっとたくさんあるのかも)。この歌の詩を意訳するとクーペじゃあカーセックスするには狭すぎるからベンチシートの車に買い替えろ、と言う女性のメッセージである。その後の「ベンチシート・その後」の歌詞を意訳すると、まさかほんとにベンチシートの車に買い替えるなんてお前何考えてるんだスケベ、という女性のメッセージである。そして「渚のベンチシート」を適当に意訳すると、みんなベンチでセックスしてて局部が蚊に刺されるのが心配じゃないのかという女性のメッセージに対して男性が、いやそこただのベンチだから、とツッコむという楽し気な内容である。こういうことが知れるのも生きててこそだ。実に良かった。
_ きだ [嫌われてしまいました… I Am A Rock]
_ けい [ロックな奴もちょっと好き。]
_ きだ [^o^]
_ きだ [おろ、なにやら顔が四角になってもーた。(^^;]
_ けい [↑ MathJaxが勝手に変換してしまうらしいっす。これのせいで本文の中に半角記号書いたりすると数式エラーが出るんだ..]