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2009-11-01 そうかそうか、やはり面白い話だったのか。 [長年日記]
_ [漫画・アニメ] 茄子 アンダルシアの夏
近頃はHDレコーダーの番組予約に「自転車」というキーワードを登録しているために、自転車に関わる(というか番組情報に”自転車”という言葉が使われている)番組が勝手に録画されている。「茄子 アンダルシアの夏」はそのようにして録画されていた。見てるうちにどんどん魅了されていった。自転車に乗る前に、原作の漫画を読んでいたと思う。ふーん、というくらいで記憶に残っていない。今日見たアニメでは、ペペが表彰されるシーンで嗚咽を禁じ得なかった。自転車で走ることの実感が思い起こされたせいかもしれない。エンディングテーマは故・忌野清志郎うたう「自転車ショー歌」。ちょっと自転車乗らない人には分りようもない。
2009-11-02 休みの中休み。 [長年日記]
_ いつもなら前後とくっつけて4連休にしてたぶん伊豆のどこかで野宿でもしてるんじゃないかと思う。今年はちょっと野暮用があって出社。メンタリティが最低で能率悪し。
2009-11-05 ちょこっとツーキニスト。 [長年日記]
_ [自転車に乗って][読書]「自転車ツーキニスト」という本がございます。
余り意識してなかったのですが、実は現在日本は自転車ブームなのだそうですね。そういえば、HDレコーダーで自転車関連のキーワードを登録しているとずいぶんたくさんの番組が検索されている。
で、タイトルの本ですが、これもブームのきっかけの一つになったものなんでしょう。片道20kmくらいなら十分自転車通勤ができる、ということが書いてあります。
で、こないだの休みに駐輪場に置いてきた自転車のことなんですが、実はそれは会社の近くでした。昨日は定時間日でしたので、乗って帰ることにしたのでした。会社―自宅のルートは、何度となく歩いたことがあるので理解しているつもりです。それに休みの日も数度自転車で通ったりもしています。鎌倉行くときとか、ね。
乗って帰ってわかったことだけど、やはり夜の車道は物騒。帰宅を急ぐ車、特に大型車なんかと並走するときは気が気ではありません。バスも苦手。一番嫌なのは、スクーター。信号待ちのときなんかに車とこちらの自転車のわずかな隙間を通って前に出ようとするのですな。ママチャリの延長だと思ってるようなところがあって、かなり強引に道の左わきを進んでいくお方が多いのですな。
逆送する自転車なんてのも何台すれ違ったことでしょう。これもママチャリの習慣の延長のつもりなんでしょうけど。日本では自転車が歩道を通ることは許されており、私も歩道はよく使います。歩道を通るときには車道の右側だろうが左側だろうが意識しなくてよいわけなので、右側の歩道を通っているうちに歩行者を避けて車道に出てそのまま逆走してるということなのでしょう。交通法の教育なんて、無免許の人は受けたことないでしょうからね。私もそうですけど。
で、結局のところ。上記のような嫌な側面もあるけれど、総じて自転車通勤は確かに爽快です。ルートが10km超えるような場合、それなりの達成感があります。運動不足の解消としても申し分ないでしょう。しかし、私は電車通勤の最中によくモノを読むほうです。というよりも、通勤時間以外に読書の時間をあまりとれません。片道1時間弱電車の中にいます。その間に朝は大体新聞に目を通して、夜は自転車の本だの野宿の本だの漫画だのを読みながら帰るわけです。そういうことなので、日常的に自転車通勤するのはやめておくことにしたのです。
2009-11-07 やる気なす。。。 [長年日記]
_ 学会、月曜というのに。
一昨年はずいぶん熱心に取り組んでいた。今回もそうできるものと思っていたのに、なんだかできない。
高いレベルを求めすぎてるんだろうか?高をくくっているんだろうか?
ともかく必要な事務用品を購入したきただけ。自転車で今日は神奈川大学の脇から横浜駅西口の方に行くルートをとった。いつもより坂がある。が、このひと月ちょっとでゆるやかな坂はだいぶ克服できるようになった。こういうことも行動半径を広げることにつながる。
で、あとは単なる休暇になってしまった。
ちゃんとやれるのか?オレ。
2009-11-08 放送大学&&明日の準備… [長年日記]
_ [放送大学]どっちも捨てがたきことが重なったならば、人は…
というわけで、実は本日の午後は放送大学の面接授業、史跡調査の実践編その一だったわけです。京急・神奈川新町駅に集合して、初めのフランス領事館跡の公園から小さな旅が始まりました。神奈川の宿場周りはある程度知っていたつもりだったのですが、ぜんぜん、ぜんぜん、ぜんぜん、なのでした。専門家のいうことはいちいち感心させられる。そういう訳で4時間ほどの小さな小さな旅は楽しかった。ウォーキングとしても、見分を広げる経験としても。
それだけであれば良かった。しかし実際には明日の学会の準備が待っている。それを思うと、楽しい時間もカイジ並みに「ざわ、ざわ…」という感じに一変してしまったりする。そういうわけで、心で泣きながら、睡眠時間を削りながら、準備続行。大丈夫なのか、俺?
2009-11-09 学会。 [長年日記]
_ 学会というか、シンポジウムに参加。
東京は皇居のそばにて学会。今回はポスターセッションということだった。一応国際学会だったので、英語のポスターを貼り、英語の台本を用意した。昨日の日記に書いたとおりで、準備の時間はあまりなかった。日曜の夜という週でもっともネガティブになる時間に準備、準備で、泣きそうになるのだった。しかしながらこれは私の選んだ道の一つの有り様だ。どんなに悲しくてもやり遂げねばならなかった。
で、当日。ポスターセッションというのは、パネルにプレゼン資料を貼りつけてこれをつかって、訪ねてきたお客と語らいつつ議論するという場。学会での地位はどちらかといえば口頭発表に比べると一段落ちる扱いになってしまうが、反応が直接的で即時的なのはメリットと言える。
外国からのお客さんとの語らいはぎこちなくはあったが、それでもこの学会は、品質管理の問題に対してセンシティブな人の集まる場なのだった。だから、人が何をやろうとしてるのか、やっているのかを知りたいのだ。しかも、実践のベースとなるはずの数理は思った以上に難しい。いや、現実を表現できる数理は実はあまり無いのかもしれない。そんな世界にありながら、それでも原理からあるべき姿を追っている、そんな姿勢だけは、難解な数理に関わらず、伝わることであるようだった。だから、会議場の全体的な雰囲気からは浮いているというか沈んでいるはずの私のパネルには、強い問題意識を持った人たちと、私自身をよく知っている人たちが訪ねてくれたのだと思う。
正規分布に根差した統計理論。その原理を理解することは困難ではあっても価値がある。その上で、当時と現在の違いを見比べてみる。すると、計算機のパフォーマンスが全く違っていることに思い至る。目の悪いフィッシャーが、視力に頼らずに済む幾何学的な考察から現在の推計学の基礎を築いた。そして今。リスペクトしているけどなかなか実施に至らないブートストラップ法のようなリサンプリングの考え方を、もっともっと使いこむべきなのだと改めて思う。幸いなことに、ただで使える良質な乱数がある。分布の形を仮定しないノンパラメトリックな手法もある。そして両者をつなぐべきコマンドやGUIも、これまたただで利用できる。もちろんRのことを言っている。これらの恩恵にすがりながら、これからもやって行く。
2009-11-11 井上陽水のことなど。 [長年日記]
_ [音楽]井上陽水のことなど。
NHK・SONGSでこれから4週連続で放映がありますな。
というわけで今週が第1夜。語りが薬師丸ひろ子だというのがなんとなく思わせぶりなんだけど、ともかく番組の最初の曲は、「招待状のないショー」だった。
この歌はもしかしたら陽水の曲で一番好きかも知れない。少なくとも近頃カラオケで歌う陽水の曲としてはマイベストだ。そして、忘れられない思い出がある。
この曲が出たとき、私(たち)は14歳。この歳は、エヴァンゲリオンや楳図かずお的な意味で象徴的なのだが、ともかく、私はこの曲名を冠したLPレコードを友達から借りたんだった。
当時私の家にはステレオセットなど無かった。小さい時に父が買ってきたプラスチックでできたレコードプレーヤーだけがあった。友達Sがレコードを貸してくれても、それで聞くよりなかった。しかも私は、借りた物でも自分の物でもあまり物を大事に扱わない人間だった。それで、Sの貸してくれた「招待状のないショー」は傷がついて針が飛んでしまったのだった。仕方がなくてなけなしのおこずかいで買い直して、Sには新品のそれを「返し」た。Sの貸してくれて傷ついたLPはそのまま私の家に残った。。。
しばらくたって、そのSを含む何人かが我が家に遊びに来る機会があった。そのときに、本来はSのものだった「招待状のないショー」がSに見つかってしまった。たぶん、自分でも気に入ったから買ったとか、そんな言い訳をしたんだろう。それはそれでもまっとうな理由だし、何も問題はないのだ、そう思っていた。
Sは「これはけいりう堂のものなんだよね?」と、謎めいた言葉を言った。悪びれもせずにそうだ、と私は言ったのだと思う。
が、それからさらに後日。今はわたしのものとなったSの貸してくれたそのLPを見て唐突に気づいてしまった。LPレコードの、ラベルのさらに内側の部分に、コンパスの針のようなもので文字が書き込まれていたのだ。そのLPを購入した日付けと、購入者であるSの名前。
私が新品を返した時、Sは自分の刻んだ文字がそこに無いことにはすぐに気づいたんだろう。そして、私の家を訪ねて同じLPを見つけた時、そこに自分の刻んだ文字を見出したのだ。あの謎めいた言葉はそのことに私が気付いていないことを確かめる言葉だった。
Sはそのことを咎めることはその後もなかった。Sが交通事故で死んでしまったのはわたし(たち)が高校の2年くらいになったときだったろうか。Sと仲良くしていた旧友に偶然会ったときに、その旧友が言ったのだ。
「Sは天使になった。」
間違いなく天使、と言った。多分その通りなのだと思いたかった。そう思わなくてはSのことをあきらめきれなかったのだろう。それを告げた旧友も、自分も。
だから、「招待状のないショー」は私には特別な歌なのだ。自分だけのこのショー、好きな歌を思いのままに歌うこのショーは、いつも天使になったSに届いているに違いない。近頃はタバコもやめたからますます遥か遠くまで届いているはずだ。
変わらぬ言葉とこの胸が はるかな君のもとへ 届くように。。。
2009-11-14 面接授業4回目。 [長年日記]
_ [放送大学]史跡踏査入門の最期。
江田駅に集合して出発。出発直前まで雨だった。雨天決行ということだったので覚悟して雨装束を持っていったら午後は晴れた。
江田駅から4つほどの古墳をめぐる授業。いろいろと啓蒙されることが多かった。市ヶ尾の横穴墓は以前話には聞いていたような気がするが、初めて見た。古墳をおとづれる度に「だれか埋めてはいけません」みたいなギャグが先生から出るのもいとをかし。最期の稲荷前古墳は以前は古墳の博物館と言われて幾つかの型のものが20基近くあったらしいが、今は3つを残してすべて宅地となった。かなり大型の前方後円墳もあったらしいが今は無い。逆に保存されている現存のものは、保存されているために発掘調査をしていないとのこと。残っているものの一つは前方後方墳だが、前も後ろも方墳であることは、両者の連結部を掘ってみないとわからなかったらしい。「どちらが前ですか」と聞いたら、それはわからないということ。そもそも前方後円墳も、前を四角い方と決めたのは江戸時代の考証家であり、牛車の型になぞらえて前を牛の引く部分、後ろを車に見立てた故、とのこと。方角は意識していただろうが統一的なものではないらしい。
帰ったらまた学会の準備。今回のは自分が報告するのではないため、用語集など作って報告者に送る。
2009-11-15 日本橋に行って東海道経由で帰宅。 [長年日記]
_ [自転車に乗って]本日74.8km。
「自転車に乗って」というカテゴリを作ってしまいました。
今日は遅い目覚めの後、午後2時15分に家を出て多摩川を渡る。初めて池上本門寺を訪ねた。それなりに人が出ているが、日蓮上人御廟所を訪ねる人はあまり多くはない。ともかくこれで、日蓮宗の本山たる寺を2つおとづれたことになる。もうひとつは身延山久遠寺。身延道を歩いてたずねた。わたしは宗徒ではないけれど、宗徒であってもこのように2つの本山を訪ねた人はどれほどいるだろうか。
先を目指す。今日の目的地はお江戸・日本橋。ここを起点として、かつて歩いて踏破した東海道を次は自転車で、などと目論みはじめた。1号線をずっとたどれば日本橋に着く。銀座に出るまでは簡単だった。
が、あろうことか、日本橋が見つからない。30分以上ぐるぐる回って、結局はGPSのナビ機能を使えばあっさり着いた。なつかしい日本道路原標。キリンの欄干。日本橋河岸跡の乙姫像。
本当にわずかの休憩をとっただけですぐに引き返す。品川の宿場は人に気をつけながら通る。思ったよりもずっと長い。大森、蒲田と進み、六郷の土手の手前でコンビニに寄って薄皮あんぱんと缶コーヒーで休憩。
今日はかなり膝に来た。先週放送大学の面接授業で歩き回った神奈川宿場跡につくと20時を回っていた。そこから旧綱島街道を通って途中買い物して帰宅。
2009-11-29 鎌倉へ。 [長年日記]
_ [自転車に乗って] 鎌倉へ。
昨日買った自転車のカゴつけてみる。ハンドルが太くて固定が中途半端。すり減ったブレーキシューも交換して、そのまま出かけてしまった。
ほとんど行って帰ってくるだけの鎌倉。あまり散策をしない。関内から鎌倉街道をずっと行く道もこれで2度目の往復。わかってしまえばもう迷ったりしない。行く途中、桜木町カモシカスポーツでエスビットストーブを購入。
紅葉が良かったみたいだけどほとんど鑑賞せず。海辺の回転ずしやで2000強の食事をして材木座の酒屋で越の誉を買って(なぜか鎌倉は越の誉の飲める地だ)帰宅。途中、関内の南蛮屋で珈琲を買って、地元のスーパーで食材買って帰宅。かごに食材を詰め込むと、固定が半端なせいで下を向いてしまって前タイヤにこすれる。。。
メールを見ると、コンビニ受け取り・コンビニ払いで注文した『統計学者としてのナイチンゲール』が届いているとの知らせがあったのでまたまた自転車で出かけて帰宅。計75.5km。帰宅後入浴・食事&飲酒。
_ うにゃにゃ [エスビット久々に名前登場ですね!年末に向けての準備かな?]
_ うにゃにゃ [自転車、かわりにとりにいって、会社にお届けしますね]
_ けい [いや、もう取ってきましたので。ハハ。]