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2006-07-17 [長年日記]
_ [読書][漫画・アニメ][音楽] 神保町
連休三日目は神保町。ここに来ると何かが得られそう。
得たもの:エレック復刻版CD、ピピ&コット「4人はハーモニー」、古井戸「古井戸の世界」、いがらしみきお『Sink』1・2巻、吾妻ひでお『定本ときめきアリス』、諸星大二郎『マッドメン』1・2巻、植芝理一『夢使い』3・4巻。
_ ピピ&コット:以前エレック復刻版「抱腹絶倒」で板さんの奏でる「野菜が食べたい」に感銘を受けて買ってみたが、いかにものフォーク。ハーモニーそれほど綺麗じゃない。丸山圭子、エロい。
_ 古井戸:これは何度か聞き返してみるべきものではないかと。木魚の使い方が秀逸。泉谷しげるが椅子叩きで参加しているらしいが良くわからず。
_ Sink:この作品のときに相当の病を患っていたらしい。日野日出志の『死肉の男』を読んだときも何か凄まじさを感じたが、こういう状況のときに鬼気迫る作品を描いてしまうというのが何というか作家の本能のような。わたしはついギャグもホラーも同じ感覚で描いてるのではないかと思ってしまってさらに恐ろしく思えた。
_ ときめきアリス:ビッグマイナー吾妻ひでおが再評価されている。いいことじゃないか。ちなみにリトルメジャーはいしかわじゅんだったと記憶している。この命名は高信太郎だったかな。コーシンの「大冗談」とか、高校のときに好きだった。周りにはそんなの読んでるやつほとんどいなかったのが今でも自慢だ。
_ マッドメン:筑摩文庫版で持ってるはずなのだがどこかに埋もれている。読んだことの無い短編が収録されていたのも手伝って、買った。やはりすごいなあ。やはり『日本神話の起源』読むことにします。
_ 夢使い:ディスコミュニケーション描いてたときからちょっと絵柄に惹かれるものがあったのだけど、読みにくそうで敬遠していた。つい先日終了したがアニメ化されていたのを一度見てなかなか面白いと思ったので読み始めた。作者の趣味にはついていけない。読み手を選んでるな、でも負けないぞ。(そう思ったときにはすでに作者の思うツボだ)