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2007-05-15 都市伝説。 [長年日記]
_ 都市伝説はなんとなく自分の分野とは違うな、と思ってずっと無視しようとしていたのだが、なぜか気になってWikipediaでチェーン状に調べ続けてしまう。子供の頃から辞書や事典が好きだった。調べて、わからない言葉に出会って、それを調べて、またわからない概念に出会って。そうやって事典/辞典の世界の中を成り行き任せに巡り歩くのが好きだった。
都市伝説といって良いのかどうか。こんなのがあって笑った。
「墾田永年私財法は現在も有効である」
あえてこのジョークにオチをつけるなら、こうだ。
「しかしながら今や未開拓の土地はどこにも無いから、この法律が発効する機会はもはや無いのです。」
Wikipediaの「都市伝説一覧」を順に見て行くと、最初のうちは一つ一つたいした話じゃないしつまらない取るに足らないと思っていたのだが、それが100を越える頃には、それらの記載のほうがむしろ普通の事柄であって、世の中に怪奇でないものは無いというように見えてくる。そして、後ろを振り返ることが恐ろしくなったのだった。実際には私の背中には積読の山を積載した机があるだけだったのに。