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2007-09-12 [長年日記]
_ [漫画・アニメ] 『太陽の王子ホルスの大冒険』
今日は「あいなめ」を買ってきたのでWebでレシピを調べようとしたがPCがなかなか立ち上がらない。うーん、2台目もやばいのかな。。。
何度も再起動掛けているうちに東映チャンネルで『太陽の王子ホルスの大冒険』が始まって、今ラスト。動きも構成もキャラクターもすばらしいなあ、つくづく思う。1968年の作品だというのに日本のアニメーションはこのときに相当な完成度を達成していたのだった。
で、なんといってもヒロイン・ヒルダなのだが、このキャラクターは森康二の手になるもので、監督高畑勲の「『ホルス』の映像表現」(アニメージュ文庫、1983)にこんなコラムがある:
「少年猿飛佐助」の忍術で宙に浮かんだ佐助が岩壁に叩きつけられるのを「痛々しくてみていられない」といわれた森さん。「安寿と厨子王丸」の奴頭の権六を描いてぜんぜんこわくならなかった森さん。その森さんが、ヒルダがトトを斬り雪狼に襲われ突き倒される姿をおそらくだれよりも鋭く非情に描ききって、張りつめた哀切感と悲壮美とでもいうべきものをこの作品に与えてくれたのである。
おなかすいた〜。あいなめはこれから煮付けにします。