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2008-10-30 10月も終わっちゃう。 [長年日記]
_ [交通史][読書] 今読んでる本。
ネタがないので今読んでる本のネタ。
まずは仕事関係。
*「待ち行列の理論と応用」西田俊夫、朝倉書店、1971。
正直、待ち行列のことをバカにしてた。簡単なルールで複雑なパタンが出る数理。ヒンチンというすごい数学者のことを知った。
*「北海道交通史」梅木通徳、北方書院、1950。
石川書店という札幌の古本屋から購入。5000円したけど、惜しくない。つうか北海道の交通史を総覧的に書いている私に取ってとても有意義な本なのに、もう巻を重ねることはないんだろうな。戦後の貧しいころの本であるせいか、すこぶる悪質な紙を使っているので、ポストイットなんか使ったらボロボロになりそう。
*「ああダンプ街道」佐久間充、岩波新書、1984。
週末の鎌倉ハイキングの最後に、小町通りの古本屋で100円で購入。たぶんこの本は重版してないと思います。千葉の君津のあたりで砂利運搬によって土地が大打撃を受けたということが書かれています。読み終わったら、現状はどうなってるかを忘れずに調べなくちゃ。
*「一外交官の見た幕末 下」アーネスト・サトウ、岩波文庫、1960。
読もうと思った動機は、横浜開港記念館で先期受講した放送大学の面接授業。これの上巻を読んでた時は、ちょうど津軽半島の旅から帰る新幹線の中。隣に座っていた、川越から白神山地を訪ねに来ていたというお父さんに妙に感心された。なんかお手持ちだった本にサインしたような記憶があるけど、すみません。この先それに価値の出る時代はたぶん来ないと思います。
こんなのをほとんど毎日のようにもって歩いてます。半分重石替わりですけどね。まあ野宿グッズを持って歩いてもへこたれない鍛錬にもなるわけです。これぞ実戦的「文歩両道」ではあるますまいか。
10月終わっちゃったね。
終わります。あと二時間ほどで。