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2018-08-26 [長年日記]
_ [漫画] 「完全復刻版 バレエ星」谷ゆき子、立東社、2017。
日付変わって夜中となりやっと空気も体も温度が下がってきた。とりあえずバレエ星の続きを読んでしまった。後半はかすみちゃんのライバルのハーフ・バーバラが登場。実力はかすみちゃんと甲乙つけがたいものがあるが、アグレッシブさのあまり、前半のいじめ役あざみちゃん以上の策略を巡らす。さらにあろうことか週刊誌にゴシップを書かれて日本中から悪い子扱いされてしまうかすみちゃん。舞台はパリに移ったり日本に戻ったり。流石にもう滝壺で修行していて上から大岩が転げ落ちてくるようなエピソード(そういうのあった)こそないが、ストーリーは目まぐるしく進んでいくものの最終話の直前までかすみちゃんは悲しい目に遭い続ける。さすが「日本一悲しいバレエ漫画」を歌うだけのことはある。そして最終話、あざみちゃん、バーバラちゃんとの和解がなってやっと幸せになるかすみちゃん。やばし、ホッとして目頭が熱くなってしまった。当時の少女達も号泣して喜んだことだろう。700ページあまりの悲しい漫画を読み終えて感無量。しばらく悲しい漫画とバレエ漫画は読まなくても良い。面白かった。
_ [特撮] 仮面ライダービルド
最終回。ここ数回はみーたん泣きっぱなしな感じ。ライダーの最終回はたいていオープニングの曲無い。今回もそう。そして物語は解決へ。世界はエボルトのいない、そして桐生戦兎を知らない世界へと変貌させる。戦兎をジョジョ=ストーン・オーシャンのエンポリオみたいにして24時間テレビよりエゲツなく俺の涙をカツアゲする気だな!ちょっと釣られたぜ。おわり。CM。ハワイアンズへつーれてってつーれーてってつれーてえってー
_ [特撮] 快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー
今回はパトレン1号の記憶喪失をネタにした総集編的な内容。でもそれだけじゃないエモい展開。こっちでも涙のカツアゲされそうになる。日曜の朝ヤバヤバのヤバすぎ。最後はノエルの歓迎会 in 浴衣。次回はルパ赤とパト赤の二人旅。何故に。あーちょっと寝不足だなやはり。このあとちょっと仮眠取るか…蒸し暑しだけど。
_ お昼。仮眠もせずにヴィーガンラーメン半分にピリ辛野菜炒めふんだんに盛りつけて大汗かきかき昼食。包丁が錆びていた。遺憾な、料理人の魂を。食べつつなんとなくのど自慢を聞いてたら父娘でルパパトのデュエットをやってる。歌唱力はともかくそれぞれの歌は完璧に入ってた。良いなあ。こういうのできるんなら娘一人ぐらいもうけといても良かった…む?知らぬうちにどこかにいたりして。特オタとして育っているとは限らないが。まあどのみち無いか。自分童貞だし。ええ。大魔法使いのけいりう堂です。
_ そして今日の晩飯!
_ ちょっとまどろっこしい名前になってるけど、豆乳150ccに白味噌少々、昆布だし適量、おろしにんにく少々、胡椒好きなだけを合わせて軽く熱してこれで豆乳スープは完成。冷たい豆腐一丁をどんぶりに置いてスープをかけ、好きな薬味を載せてあとはしゃもじで好きなように食べたら良い。私は刻み葱、刻みみょうが、刻み大葉、白ゴマをかけてその上からエゴマ油とオリーブオイルをかけた。温かいスープは一丁の豆腐でぬるめになる。崩した豆腐はひんやり。この温度がなかなか良かったんじゃないかな、と思う。スープは全部飲み干して良い。このメニュー、夕方のヨガやりながら考えてた。つづく。
_ [放送大学][物理学] もう受講始めた。
今日の午後は家の中で一番涼しい寝床で「量子と統計の物理」第1回を受講してた。これは今期の「物理の世界」で受講と教科書を読むための時間を十分とれずに結局受験勉強をあわただしく行ってしまって必ずしも物理の理解を深められなかったことへの反省。第1回は45分間の間にイントロから始まってボルツマンの原理(エントロピーと状態数の関係)、ギブスのアンサンブル、プランクの黒体輻射理論とあわただしく進む。短い時間の中で、大学院の頃にはぼんやりとしか理解していなかったギブスのカノニカルアンサンブルのことをちゃんと理解する助けになったのは大きかったように思う。考えて見るに、初めて統計力学を学んだときには統計的な計算のテクニックを良く知らなかったので、組合せの数なんかも適当な理解で済ませていたのだと思う。ずいぶん時間をかけたが、統計力学では無くて統計学に関連した計算を仕事がらみで結構やっていた時代があり、その計算の経験がこの理解にずいぶん役に立っているように思う。そういう訳でやはり自分は、1を聞いて10を知るというか、新しいことを瞬時に理解できるような才には恵まれていなかっんだなあ、とつくづく思うことよ。