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2022-01-17 [長年日記]
_ 夜ヨーガ行ってもう眠いから寝ちまおう。水島新司さん亡くなった。野球狂の詩の最初の方って結構衝撃だった。里中満智子さんと共作したのもこれだったっけ。
_ 人に説明するのが下手です。なのだけれど、わからないから教えてくれと始めはへり下った様な物言いで教えを乞うていた人が、こちらが手を替え品を替えて説明してもやっぱりよくわからなくて、最後にはまるでこちらに非のあるようなことを言い出したり、遂には「人に説明できないのはよくわかってない証拠だ」みたいなことまで言い出すのはたまらん。それでも、これまでは、うまく教えられない自分を責めがちだったのだが、それはおかしいのでは無いかとふと思い直す。たずねている側とこちらとで、どちらがより多くその問題を悩んだかといえば、それは多分こちらなのだ。そのこちらが、自ら悩んだ経験も踏まえて説明するのに、大して考えることなしに理解を得ようとして挙句教え方が悪いとは何たることか。そんな虫の良い話があるものか。そもそも理解の前提になる背景知識があちらとこちらではあまりにも違うからこの様なことになっている訳であり、こちらと同じ様には理解できないことがあったって仕方無いではないか。あるいは本当のところは真に理解したいのではなく理解した気にさせてほしいというのなら、それを与えるのは俺じゃない。という訳で、こちらとしては精一杯の説明はするが、それで理解ができるかどうかはこちらだけのせいじゃ無いんだと思うことに決めました。人生折り返し地点だけど気づいて良かった。人生が少し楽になった気がする。
_ いやいやいや。人に物を尋ねる態度はあくまで謙虚であって欲しい、ということを書きたかったのだが、なんか書いてるうちに乱暴な物言いになってしまった様だ。まあしかし間違ってはいなさそうなのでこのままにしとこう。
_ それはそうとして、水島先生への追悼のようなツィートが多く見られる中で、唐沢なをきさんは赤塚不二夫先生の「男ドブス水島新司」っていうネタをせっせと呟いてて好感度高いねえw 私は「男ドブス」というと牛次郎さんと思ってましたが。どっちにせよ「男ドブス」っていう言い方が、本当にそこに赤塚先生がいてそういうこと言って喜んでる臨場感を持っていて大好きだよ。今じゃそんな事ちょっと言えないよなあ。自分も言われたら傷つくだろうし。赤塚先生になら言われてみたいかもだけど。赤塚先生自身は若い頃は美青年だったんだよね。
_ その水島先生のことをラジオNHKジャーナルで話してるんだけど、ニュースデスクの岩本さんだろうか、野球狂の詩では岩田鉄五郎がにょほほーとか言いながら球を投げるとか(蠅の止まる超スローボール)ドカベンは初め柔道漫画だとか、あぶさんは作中でちゃんと歳をとる珍しいキャラだとか。誰か止めろって思いながら喜んで聞いてます。