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2024-04-25 [長年日記]
_ [読書] 『なぜ名前だけがでてこないのか』澤田誠、誠文堂新光社、2013。
多分またNHK R1マイあさの健康ライフとかでネタを仕入れたんだろうと思う。著者はあのさわだまことちゃん、なのれす!グブー。グワシ。さて、この本には記憶にもいくつか種類があって、長期記憶に残るのは「エピソード記憶」、一方人の名前とか漢字でどう書く、みたいなのは意味記憶と呼ばれて、記憶が定着しにくい,とのこと。それで思うことなのだが、僕は人よりもとっても本を読むスピードが遅い。学術書になるともう一冊一生かかっても読めないんじゃないかと言うくらい遅い。洋書なら一度翻訳しないと気が済まないし、日本語で書かれていても、日本語として意味はわかってもそれでは満足できなくてどうしてもノートを併用する調べ読みをしてしまう。読むスピードは遅いくせに、知りたい分野が多岐に渡っているから最悪だ。けれどもそれが海馬を鍛えている,ということかもしれない。そう思えば、速読などもはやどうでも良い。かくして魔窟は本の腐海に今日も埋まりゆくのである。。だが、それが良い。床が落ちない限りは。