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2012-12-29 [長年日記]
_ 部屋が片付かん!片づけてないからだけど。
_ [漫画] 「喜劇新思想大系」山上たつひこ
完全版を読み倒す。よくもこんなひどい漫画がフツーの雑誌に載ってたもんだ。漫画アクションの双葉社から出てた「マンガストーリー」という雑誌に載っていたのだが、この雑誌には他にどんな漫画が載っていたのだろうか、と大変気になり始めているところ。
_ [映画] 「ある日どこかで」
今日届いた。ケース見てるだけで泣けてくる。作品の悲劇性もさることながら、この映画の主人公が「スーパーマン」で有名なクリストファー・リーブであることがいくつかのコントラストを持ったイメージの想起につながるからなのだ。スーパーマンのアメリカンなヒーローと、「ある日どこかで」の一図で繊細な劇作家リチャード、壮健なイメージと人生後半の悲劇(43歳のとき落馬事故で脊髄損傷して半身どころか首から下が不随となり、52歳で没)。この映画は学生時代に札幌にあったジャブ70という小劇場で見た。ジェーン・シーモアがまた奇跡のように美しい。一度見てしまったら二度目以降は必ず、作品の冒頭から大泣きしてしまうことだろう。角川の「時をかける少女」にも影響を与えている。リチャードという主人公の名は、原作者の名前である(リチャード・マシスン)。何年振りか、SFを読むのもいい。マシスンの他の代表作には、若きスピルバーグの映画「激突!」の原作・脚本と、特異なシチュエーションを生き生きと描いた「縮みゆく人間」などがある。
アメリカン・ヒーローの物語はマーベルコミックに限らず、さまざまな順序で日本に輸入されたものと思われる。子供の頃の記憶だけでも「アストロ超人ジャンボ」「宇宙怪人ゴースト」「Uバード」「大魔王シャザーン」「スーパースリー」といったアニメーションが思い出される。いつかはこれらを振り返るときも来るのかもしれない。