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2012-12-12 [長年日記]
_ 政見放送の季節がおとづれている。すると思いだすのは、「みんなビビる。わたしもビビる」の外山恒一と、オカマの健さんこと東郷健のことである。外山恒一のほうはどうも政見放送に名を借りたジョークめいているが、東郷健さんの方はどうしようもなく本気だ。高校の時だと思うが、朝のNHKで「わたしの娘はNHK会長に犯されました。そんなNHKに受信料など払えません」などと言っているのを見て仰天した。今もYOUTUBEにはいくつかの政見放送のビデオが挙げられているが、上記のエピソードはさすがに古くて出てこないようだ。記憶違いにしてもあまりにも鮮明すぎる。当時のNHK会長って誰なんだ。この人はもうすでに鬼籍に入られているが、生前はゲイの雑誌、その名もThe Gayなんてのを出してたりした。政見放送も過激な内容にもかかわらず話しぶりは実直で、その、なんというか、愛にあふれているようにすら今見ると思える。「おかまのどこが悪い。おかまのどこが恥ずかしい。男が男を愛してなぜ悪い。女が女を愛してなぜ悪い。恥ずかしいのは自分に嘘をついて生きることや。恥ずかしいのは人を愛されへんということや。」「きみたちのスカッドミサイルを30世紀に向かって放射精よ。」