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けいりう堂日記

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2013-08-04 [長年日記]

_ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー

弥生ちゃんの変身ダンスが可愛かった。レギュラー出演ではないようだな。

_ [特撮] 仮面ライダーウィザード

今回はグレムリンのシリアルキラーぶりが出てておもちろかった。しかしそんなグレムリンも白い魔法使い=笛木の前では小物に過ぎない。今回が第47話。10月から仮面ライダー鎧武(ガイム)という新番組が始まる。

_ スパムメールはとどまるところを知らない。だが時としてあまりにも釣る気の無いメールが来て度肝を抜かれることがある:

あぽっ 
おばんでございます。 
ジャイアント馬場です。 
突然こんなこと言われていたずらだと思われるかも知れませんが 
私はジャイアント馬場です。 
世の中の人は私が死んだと思っていますが実は生きてるんです。 
プロレスの不人気で借金がかさみ死んだことにして借金を踏み倒す
しかなかったんです。 
でも死んだことになっている以上日本にはいられませんので今、パ
プアニューギニアでひっそりとチューリップの造花を作る内職をし
ていますが日本へ送る送料が高くて利益が出ません。 
そこであなたにお願いがあるんです。 
パプアニューギニアでプロレス興行をしてもう一花咲かせたいんで
す。 
だからこちらに来て悪役レスラーになって下さい。 
絶対痛くしませんから。 
一緒にスターになりませんか? 
いい返事を期待しています。
あぽっ

_ [特撮] 仮面ライダー。

暑いからお部屋で特撮見てる。雨でも降らんかな。イノカブトンの回。こやつは黄色い粉を吹いて人を発狂させるとともに「角えぐり」という攻撃でライダーに深手を負わせる。怪我を押して戦うライダー。こういう時に2号は一体何をしているのか。戦っている最中におやっさんがふらふらとあらわれてライダーの邪魔をする。だが、おやっさんは正気だった。隙をついてイノカブトンの角を切り落とす。昭和ライダーたちは精神力で戦う。原理がわからんがイノカブトンはとげだらけのタイヤのようなものに変化して立ち向かってくるがサイクロンアタックで滅。次回、石森先生が初監督でイソギンジャガー登場。演技指導してる映像が流れる。ゲルショッカーにとってはちとしゃくだが、面白いぞ。と、ブラック将軍も言っている。つづく!

_ つづき。イソギンジャガーの回。海からやってきた黒づくめの男。これがどうやらイソギンジャガーである。この造形はおぞましいなあ…。石森先生は釣り人としてあらわれ、イソギンジャガーの最初の犠牲者として死亡する。と場面代わってこの釣り人石森の娘があらわれる。カツラギマキさんという。何この人美人。山田圭子、のちに丘野かおりという人で、ウルトラマンレオにはレオの人間体・おゝとりゲンの恋人役で出てる。そうですかー。そのうち見ることになるだろう。マキちゃんは捕らえられ、チョコと滝は本部に連絡。連絡手段はハト。おやっさんは全国の少年ライダー隊員に協力を要請。その連絡手段もハト。だからものすごい数のハトが一斉に飛び立つ。素晴らしき哉、石森演出。ハトの数からみても全国に100人は隊員がいるのではないか。日本の中だけならゲルショッカー以上の組織かもしれない。しかし隊員の協力で発見されたイソギンジャガーの乗るラリー車の連絡が伝わるのはやけに早かった。これもハトで伝えられたのだろうか?ラリー車が派手な塗装をされているのは、実は少年たちに見つけられやすいようにというイソギンジャガーの計略だったのである。イソギンジャガーを追うライダーは地割れや爆発など様々な罠をかいくぐる。そこにゲルショッカーのバイクチームが登場。彼らの接近とライダーのアップが無音で交互に映される。素晴らしきかな、石森演出。だがイソギンジャガー触手隠れとかイソギンジャガーの毒水とか、イソギンジャガー必殺触手締めとか技の呼び方がダサすぎる。ダサすぎるかな、石森演出。激突する二者。そしてなぜか波打ち際の岩場に、漂着したキューピー人形のアップ。意味不明かな、石森演出。空撮がかなり効果的に使われている。と、ここでわかったこと。マキのお父さんは冒頭殺された釣り人ではなく、なんとイソギンジャガーその人であった!彼の頭部には変身装置が仕込まれていると見抜いたライダーは「ライダーポイントキック」でポイント攻撃。駆け寄るマキ。襲いかかるイソギンジャガー。だが間一髪、変身が解けマキのお父さんは人間体に戻る。めでたし。めでたきかな、石森演出!ラスト、「ゲルショッカーの恐ろしさは戦争の恐ろしさと同じだ」とナレーターが言う。サイボーグ009でも良く使われた反戦的な表現だが、石森作品においてはこれが"落ちを着ける"ために使われているという面もあるのではないかと思う。このことは今後石(ノ)森作品を見ていく中で検証していくべきことだろう。つづく。

_ つづき。アイスティー飲みながら札幌でお土産にもらった干し納豆食べてると止まらん。汗も止まらん。でもこれなかなか旨いしおやつにも非常食にもよさそうだ。自作するのは難しそうだしな。さて、ウツボガメスの回。彼は殺人スモッグを吐く。だが、そのテストは失敗。ヘドロを食べないと調子が出ないらしい。特に「2年前(1970年)の田子の浦の最も汚れたヘドロ」がお気に入りとのこと。なんかおいしそうなものみたいに思ってしまうではないか。この田子の浦のヘドロの問題は1970年に起こり、以後映画「ゴジラ対ヘドラ」やスペクトルマン(宇宙猿人ゴリ)第1−2話のヘドロンなどでも怪獣のモチーフとなっている。仮面ライダーに限らず、このように社会的に悪とみなされるものを敵方に結び付けることにより、主役側の正当性を印象付けるということもヒーローものにおいては良く行われることだったのである。ウツボガメスは(ブラック将軍曰く)「田子の浦の3000ppmのヘドロの中で生まれ育ったウツボとウミガメの合成改造人間」ということだ。3000ppmって何の濃度が3000ppmなんだ?さて、そんな最高級のヘドロを創るために公害の研究者である岡崎を拉致するウツボガメス。なんと首が体から離れて相手にかみつく!死ぬだろ、普通。もはや妖怪。最高級のヘドロを食したウツボガメスの殺人スモッグの威力は絶大。岡崎さんはゲルショッカーに操られており、戦闘中に本郷を後ろから棒で殴る。これにショックを受ける藤岡弘の芝居の大きいこと!首を失っても戦い続けるウツボガメスのしぶとさ。だがライダーキックの前に散る。次、ワシカマギリ登場。つづく。

_ つづき。本郷一行は大室山に来ている。撮影の際には一行に「今回は伊豆ロケです」「わーい!」的な会話があったのではないかと。チョコは相変わらず食べまくりだ。その山頂で望遠鏡を見ていてゲルショッカーを目撃した少年の乗ったバスがワシカマギリの人間狩りに遭う。狩った人間は保存しておいて必要な時に改造できるというリソース戦略。少年と父親はうまく逃げおおせたものの山小屋で父が囚われる。一人残った少年のもとに本郷があらわれ、少年を救出。一方ゲルショッカーを探っていた滝は罠に挟まれて動けない。ユリが救おうとするもそこにワシカマギリ登場。あわやというときにライダーが登場。一撃で罠を破壊する。この罠って大型獣を狩るトラバサミなので罠が外れてもかなり痛いだろう。つり橋で戦うライダーとワシガマキリ。ライダーは海に突き落とされるも一命取り留める。ワシガマキリも緑の血を流しながらアジトに戻る。その血をたどってアジトに潜入した本郷。ブラック将軍とワシカマギリは泡で固められた少年の父を還元して改造しようとする。それを目撃した本郷には、自らの改造手術の記憶がよみがえり、怒りを新たにする。ワシカマギリは鎌を切り離して飛ばすことができる。これがぶつかると首が刎ねられてしまうのだ!ウィザードリーのマンティス並みの能力だ!だが本郷は首を刎ねられることなく勝利。つづく。

_ つづき。クモライオンの回。日本を支えている主要人物を暗殺する計画。少年ライダー隊の女性陣は今回ベージュの制服らしきものを着ている。いつものチャラい感じが一変して新鮮だ。クモライオンはビニル紐を吐きだして攻撃するのだ!ライオンの体力と蜘蛛の能力を併せ持つ怪人。もともとの改造人間が、ヒトの能力にほかの生物の能力を併せ持たせるというコンセプト(仮面ライダーはバッタの能力というように)なので、ゲルショッカーの合成改造人間は、そのコンセプトの素直な延長ということになるだろう。デストロンとなると生物の範疇を越えてしまうのだが。ところでビニールひもっていう呼び方が正しいかどうかネットで調べてたら「探偵ナイトスクープ」のビニールひも事件にヒットしてしまってちょっと陰鬱な気分だ。そうこうしているうちにおやっさんのところにも暗殺予告状がくる。おやっさんは「それじゃあお寺に予約でもしとくかな」と余裕ぶっこいてる。張り番する本郷と滝。しかし予告時間になるとおやっさんの名前が予告状から消え、本郷のそれに代わる。凝ったことをする。処刑は明朝6時。催眠ガスで眠らされている間も変身は解けない。と、処刑室の床と天井に大きなとげが生えて次第に挟まれていくライダーと予告状配達人。だが死んだのは後者のみ。ライダーは針を折って処刑を逃れたのであった。ゲルショッカーの読みが甘すぎる。決め技はライダーフライングチョップ。仮面ライダーにとって敗れることは許されないのだ!予告編は本郷と塚田監督による。つづく!

_ つづき。ネコヤモリの回。黒猫となるとどうしても怪奇というキーワードがついてしまうのだ。入江たか子の影響は測り知れない。猟奇的な雰囲気の画家が自分の血を絵具に混ぜて黒猫の絵を描いている。その絵からネコヤモリがあらわれる。叫び声はニャー。猫だけにな。導入はまるでひばり書房階段シリーズだ。今回もガールズはベージュの制服。おやっさんも制服のようなジャケットを着ている。今回滝は西熱海ホテルで開催される世界平和会議で警備、ということだ。本郷の部屋にもいつの間にかくだんの絵が置かれており、その絵からネコヤモリ登場。こいつは自由自在に絵を出入りできるのである。ネコヤモリの正体は画家自身であった。この画家の住処は蔵を改造したもののように見える。江戸川乱歩気取りである。あれ、乱歩のこの逸話は作り話だったかな。アイキャッチのあと、滝のいる西熱海ホテルにて。ここにまたくだんの猫の絵が飾られる。ネコヤモリが絵に乗り移るのにかかる時間は2分。80キロ離れたところにいる本郷は駆けつけても間に合わないだろうというのがネコヤモリの読みだ。本郷は敵に対峙するときは自分を「私」と呼ぶ。さて、本郷をひとしきりいたぶっておいてからネコヤモリは伊豆に飛ぶ。非常に鋭い洞察で、本郷はネコヤモリの狙いが平和学会であることに気づくが一瞬遅かった。滝が応戦するも、ネコヤモリは強い。仮面ライダーに変身した本郷は、サイクロン号のグライディングを利用してショートカットする。だが伊豆の戦闘始まってからおそらくせいぜい30分ほどの間に移動するというのはやはりちょっと早すぎると思う。まあ関東に住んでないものなら距離感がわからずあまり不審に思わないのかもしれない。西熱海ホテルというのは来宮のあたりに2005年まで実在したホテルである。戦い終盤となって初めてヤモリの能力?が発現。「ヤモリ吸盤」がライダーのエネルギーを吸い取る。これは何のSEもない「もっぱら演技力に依存した特撮技術」で表現される。猫のインパクトに作品全体が引きずられてしまって、ヤモリの属性にあとで気が付いたと読めば読めるような展開だが、あまり効力を発揮することなく滝のサポートでライダーは勝利。戦いすんで画家が元に戻るというハッピーセットのおまけつきで終了。つづく。でも俺は今日はもう寝る。


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