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2013-07-01 [長年日記]
_ コポォ。。。今日は午前中だけの出勤日。水木しげる漫画大全集の特典の件は解決。お店の印を押したはがきを出版社(講談社)に送ればよいのであり、その押印済みのはがきは渡されていた模様。聞き流してたのかなあ、こんなに大事なことを。自分に自信なくなるぜ、えいえい。ともかくこれでビビビの名刺入れがゲットできる運びである。第二回配本は明後日だ。まだ第一回配本分の三冊読み終えてないというのに。まだ読んでなくて、しかも読めば必ずオモチロイ(←水木さん語)漫画が手元にたくさんあるなんてし・あ・わ・せ。子供時代の泣き虫だった自分に知らせてやりたくなるほど捗ってる気分。
_ くまもん見てて思うのだが、これはもはや洗練されすぎていて"ゆるキャラ"ではない。ゆるくない。金のにおいがしすぎる。真っ黒にほっぺだけ赤くするというかなり切りつめられたデザインには緊張感すら感じてしまい、みうらじゅんの精神(?)からは大きく逸脱しているように思われる。踊りの振り付けも大家がやってるしなあ。ネット上では大家が顔出しすぎるという批判も見受けられる。それもあるよなあ、と思う。
_ 非常に珍しいことに、今月の末にEテレでショーソンの番組がある。番組名は「古典芸能への招待」、演者は金剛永謹。よく見ると「正尊(しょうぞん)」って書いてあった!てへ、ぺろぺろっ。でも久しぶりの能・狂言だ。地道すぎるがこの分野に関してはこうやってちょっとずつ映像資料を増やしていくしかないのだと思うよ、今のところは。「正尊」は頼朝・義経の対立に関わる曲である。これは現在能であって、亡者のあらわれる夢幻能に対して主人公が現実の人間である。平家物語に取材しているようである。ほらほら、平家はいつ読むのかなーっと。
_ [新聞を読んで] 紙の文明の終焉
電車に乗ってるとき、席に座れたときは大抵新聞を読んでる。周りを見回すと、新聞を広げてる人間は同じ車両で1人か2人くらいしか見当たらないことが多い。1/3は寝ていて1/3は携帯かスマホを使っていて残り1/3は音楽を聴いている。早朝はそんな感じだ。日経電子版を一度契約したことがあるが、結局辞めてしまった。新聞ならめくっていくうちにあらゆる方面の情報が目に入ってくるが、スマホだと見るところをはじめから選んでしまうので網羅的に情報を得ることが難しい。なによりも、気づいたことを余白に書き込んでビリッと破ってそのページだけスクラップしておく、という気軽さがないので紙面ほど使えないと感じたのである。まあ新聞に書き込みするような奴はあまりいないと思うので、全く個人的な事情によって、俺は紙の文明から抜け出すことができないのだ。最近の日経にはテンプスタッフの初代代表の女性が記事を書いていたが、顧客情報の漏えい事件があってのち情報セキュリティには格別の配慮をするようになったというが、外出時は会社支給のカバンに入るだけの資料だけを入れて持ち出すことにして紙に印刷して裁断までを管理するようにしたというようなことが書かれていた。それで思いついたことがある。情報をデジタル化した瞬間に、その情報は永遠に残ってしまうというリスクが生まれる。紙面の情報は紙が朽ちたり裁断されたりすると実質的に消え失せる。長期にわたって情報を保持するためにはそれなりに大きなコストをかけなくてはならない。そういう脆弱な部分が、かえって機密保持には有効であるということもあるのではないだろうか。サンスタースパイ手帳にだって水に溶けてなくなるメモ用紙というのがついていたではないか。情報管理の必須条件にはその情報は実質的に抹消することができるかどうかというものがある。まあしかしデジタル情報の世界にだってそういう仕組みは作りうるものなんだろう。だが、デジタルの画面に付箋紙が貼れて、鉛筆で書き込みができて、ページを気軽にスクラップできるようにならない限りは、俺は紙の文明を捨て去ることはないだろう、と思う。
2013-07-02 [長年日記]
_ いつぞやのお休みの振り替えで今日の夜英会話。初めての先生でちょい緊張してしまう。仕事のあとで疲れてたせいなのか、ちょっとおざなりな会話をしてしまったかもしれない。
_ [漫画] 「かんなぎ」第8巻&第8.5巻
つまり、限定版を購入したということだ。今日届いたばかりなのでまだ読んでおらず。かんなぎアニメ版の主役ナギの中の人は、今キョウリュウジャーでキャンデリラの中の人をやってることは前にも書いた。戸松遥。アニメの主題歌「Motto☆派手にね!」は好きな歌だ。タイトルから容易に想像がつくように中山美穂の「派手!!!」が下敷きになってる歌。Opアニメもなかなか好きだった。ナギのリズム感無い踊りの再現性が評価できる。つうかニコ動で見てて目頭が熱くなってきたよ…ヤバいな俺。アカウントないと見られないと思うのでこっちにリンク。あーそーだよ。こーゆーの見てコポコポ言ってござるんだよ、拙者はよ!
_ 寝る前だというのに、【腹筋崩壊注意】死ぬほど笑えるコピペを読み始めてしまって交感神経が興奮し始めた。ヤバい眠れねえ。
2013-07-03 [長年日記]
_ 思いのほか良く眠れた。もしかしたら寝る前にひと笑いすると寝つきが良くなるのか?
_ [漫画] かんなぎ8&8.5(読了)
第8巻は途中創造の病的な描写があってこれ大丈夫かと思ったりしたが、作者が作中人物と同じ視点でナギの"再臨"のために心を砕いていることをひしひし感じつつ、物語には作者の特性ともいえるユルめの解決が図られる。で、最後のコマwwww←ここだけは俺的にはネタバレなので伏せる他無い。
8.5巻は販促用のマンガの集成のようなのだが、ここで俺がスルーしていた言葉にスポットが当てられる。その言葉は「土下座責め」。ものすごくわかりやすい解説をひとコマで与えてくれてありがとう、武梨えり。おかげでまたBL用語を一つ覚えてしまった。どうしてくれるというのか。で、気づいたことがある。マニアックな用語を、用法を含めてたくさん覚えることは人生を楽しくする。よーするに笑えるネタが増えるということだ。こうなってくると、知ってる語彙が増える速度は、効用の逓減どころか、カーツワイル的な収穫加速の法則に乗って加速していくのみだ。そのときヒトのオタク脳はブラウンの「回答」に登場するコンピューター・ネットワークを凌駕してしまう可能性がある。たぶんこのことは数式で証明すればできてしまうのではないか。今のところちゃんとやる気はないけど。
_ [新聞を読んで] 日経電子版
電子版の機能の気になるもの①オンラインスクラップ。ただ、これは俺がやっているスクラップとは違うし、最大件数200件というのもなんか違うと思う。気になるもの②クリッピング。これはまあGoogleアラートみたいなもんだろう。あ!そうか。Googleアラートとか使ってれば十分かもしれない。俺は必須機能と思っているのだが、「新聞に書き込みを気軽にする機能」はまだ開発されていないようだ。まあ需要はそんなにないだろうけど。そういえば、日々のレシートから何から自分の行動にかかわるすべてのデータをスキャンして保存することがそのうちだれでも欲しがる機能になると予見していた変人がいたことを思い出した。新聞とかメモ帳に書かれた情報はどのようにして簡便に電子化されるべきなのか。そしてその情報が流出してしまった時の社会的損失はどのくらいの規模になるのかはあらかじめ予測されなくてはいけない。リスク予測を(ホントはしてるのかもしれないけど)端折って実現してしまってから、その効果は現実の世界で実験する、というGoogle流のやり方は、それが生む社会への影響の大きさからして、野蛮で先史的な方法、ということにもはやなっているのではないだろうか。むろんリスク予測方法の発展があった上で、の話だ。
_ 定時退社日だったのだが、退社15分前に急激にパラグアイの情勢が不穏になり10分ほど個室に閉じこもる羽目となってしまった。もしや噂の食中毒なのではと思ったが今は不穏分子も鎮圧されつつある。たぶん季節がらの湿邪の禍なのであろう。そういうわけでさや付きのそら豆を一袋飼ってきて鞘ごと黒焼きにしたところ。今日はあまり体冷やさない方がいいと思いつつも高温多湿の環境には耐えられない。腹巻くらいしといた方がいいのだ。そら豆焼く前に本当は鞘の両端を切って塩水につけとくといいのだがそんな時間をかけているとまた情勢が悪化するかもしれないと思ってそのまま焼いた。それはそれでいいのだが、鞘の焦げが苦みとなって豆の皮ごと口に含むとほんのり苦いのがちょっとな。ビールのお供にするなら気にならないことと思う。
_ 会社にてちょっと民族的ステロタイプが話題になったのだが、めちゃくらいラテン系だっているだろうとか、リズム感の悪いアフリカ系アメリカ人も…という話になった時に突然思い出したのだ。たしか、そんな主人公を描いた映画がある!しかし製作された当時は今ほど好奇心が旺盛ではなかったので(←書いてて自覚した。どうしてこうなったんだ、今)、タイトルも監督も主演俳優も全く分からない。誰か教えてくれ!1990-2000年の間に作られたアメリカ映画だと思うんだ。それしかわからない。
2013-07-04 [長年日記]
_ ついさっき風呂に入りながらニワトリのモノマネをしてたのだ。俺は今、福田彩乃を心の師匠と仰いで私淑している。ニワトリのモノマネは英語のRの発音のように巻き舌にしておいて「おおおおお おえーっおおおおお」(←注:アンサイクロペディアの「お」の項ではない)と言ってるとなんとなく似てくる。日夜励んでいるのだが、今日ついに俺は福田彩乃を越えるネタを編み出した。だが下品すぎてここでは紹介できない。この芸がなかなか人にお披露目できなさそうなのは誠に残念である。それはそうと今これを読んでいる貴殿。貴殿も今ちょっとニワトリやってみただろう。
2013-07-05 [長年日記]
_ 今日はなんか面白いことがあったかな?普通だったような気がするが、そういえば7/3がゲゲゲの日だったので水木しげる漫画大全集の第二回配本を買ってきたのだった。河童の三平とサラリーマン死神。死神をなめるんじゃねえ!そういう漫画ではないと思う。あとは仕事中人に話しかけられてついニワトリの声で返事をしそうになった。ベイジアンネットワークの勉強したいと思う。半導体物性も。御子柴先生の本まだ売ってるかな?いやそれよりも積読になってるキッテル読んだ方がいいに決まってる。
2013-07-06 [長年日記]
_ 今朝ラジオのニュースで聴いたのは、とあるピザ会社が社内会議ではダジャレを用いることをルール化したというしょーもない話だ。これはドミノ・ピザ ジャパンのスコット・オルカー社長の意向によるもので、リンク先にはダジャレを社内公用語にすると言ってる。動画見てみよ。常識的な感覚で見るならばやはりさっぶいことこの上ない。だが社内公用語を英語にするよりはまあアクセプタブルかなとも思うし、幸いダジャレは得意な方だ。でもやっぱり社内で英語が飛び交う日は近づいてきているんだろうな、と思わざるを得ない。そんな時期が来た時に俺のオタク英会話が通用する保証はない。何度か書いてるが、オヤジギャグはオヤジの死への恐怖から生まれるのである。死への恐怖を乗り越えるための苦しく寒いギャグを社内公用語にするということはこの企業もまた死への恐怖におびえているという意味ととらえることは不可能ではない。しかしながら、エピクロスに従って、死は我々と関係がないものと捕らえなおすなら(なぜなら死んだ途端に我々は死を感覚する機能を失ってしまうのだから)、「エピキュリアン(快楽主義者)はオヤジギャグを言わない」ということが導かれてしまうのだ。今日はかなり暑い。もう梅雨明けなのだそうだ。確かに梅雨前線は日本西部の北側にありそれより東部の前線は消失している。水は足りているのだろうか。
2013-07-07 [長年日記]
_ 「じめじめした梅雨、死刑!」というわけで暑い夏がやってきたのだ。そして大変寝苦しかった。暑い夏、死刑!
_ [特撮] 獣電戦隊(バモラ)キョウリュウジャー
今日は戦隊のモーフィングシーンが3度出てくる。1度目はしんどそうなサンバのステップ、2度目は銃撃をかわしながらのキングのサンバのステップ、3度目は全員(アミィの『ウフッ♡』は無し)。キャンデレラの中の人また出た。下手に可愛いのでキャンデレラのキャラと混ざって魔性な感じが漂ってる。今回キングの父親・ダンテツが出てきて敵キャラ・タナバンタを殴る。殴る前に「歯を食いしばれ、俺はこれからお前を殴る!」って予告してるのは、ダンテツ役が山下真司で彼の出演したスクール・ウォーズ(正式な名称は『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』)に因んでいる。この記事を書くためにわざわざYOUTUBEでスクール☆ウォーズの動画見て確認したが、すごく汗臭い番組だった。悪ぶった生徒たちが山下に「お前たち悔しくないのか!くやしいのうくやしいのうww」と挑発されてみんな「悔しいです!俺たちを殴ってください!」みたいな流れになる。ザブングルの「悔しいです」はここから来てるようだ。Edのダンスは福井県恐竜博物館で撮られている。
_ [特撮] 仮面ライダーウィザード
今日のライダーのアクションを見てて思ったのは、CGとアクションの連携がかなり良い。この手の作品にCGが使われるようになって今、一つの完成形に到ろうとしていると思えた。ラスト、次回の急展開の予感。
_ なんかサンデージャポンが始まってしまったのだが、檀蜜は意外に地味な顔立ちで、泉ピン子と面影が重なる。芸能誌をにぎわせているいくつかのニュースを見てて思ったこと。ヨルゲン・ランダースがローマクラブに提出した今後40年の予測によると、世界人口は2040年くらいにはピークとなり、資源や食糧の枯渇のリスクは少ない。その大きな理由は女性の社会進出であり、そのブレーキとなる出産・子育て行動が回避されることによる。だが、出産後それぞれの活動に復帰した女性たちが目覚ましい活躍をしているのを見せつけられると、ローマクラブの予測はまたしても間違ってしまうのではないか、とも思えるのである。そして、企業もまた閉塞感を打破しようとして女性の活躍を後支えするような動きを目立たせている。そんなこと思いつつ、ローマクラブが1972年の「成長の限界」における予測において何を間違えたのかをちゃんと知りたいと思っている。たとえばこんな文章が有名なんだそうだ:
人は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない
この文の前半はもちろんマルサス「人口論」(初版1798年)の予測をそのまま用いているのだと思うが、220年前の理論がそのまま適用できると信じるほどに、1970年代の経済学や統計学は硬直的であったのか?まあそんな辺りを読み解いてみたい。正直人口問題に切実な危機感を抱いているのではないが、「ソイレント・グリーン」のような未来はまっぴらだとは思っている。
後で調べたら、先ほどの文章は全部マルサスから来てたみたい。
_ 一日家にいた。昼間の暑さはちょっと絶望的で、これからの夏を乗り切れるかどうか自信を失いかけてた。でも夕刻になって少し涼しくなってきた。たぶん大丈夫だろうと思うよ、たぶんな。
2013-07-08 [長年日記]
_ [怒りの日記] 車中の怒り。
早く会社行って早く帰ってきた。そこまではまあ良かったのだが、夕刻のラッシュでぎゅうぎゅうの席に座って新聞読んでたら隣でスマホに熱中してた人が「目の前でチョロチョロしないでくれる」と文句をつけるのだ。トラブルにはならなかったのだが、俺も彼もそのあともずっと緩やかな対立を続けていたのだった。暑苦しさのせいにしてしまうのは簡単なのだが、俺は俺の中にアニマルスピリットを見出して少し怖くなっていたのだった。愚かな行為が止められない。鼻の奥にはいつもの人工的な香料を思わせる嫌な匂いが漂っていた。自律神経が疲れ始めている。こうして帰り道もしばらく獣性に囚われていたのだが、ふとハッカのにおいを感じたときに、怒りが引いたことを感じたのだった。定時間もなく帰宅するのは避けた方がいいな、と思ったのだ。
_ [テレビ] ワイルドライフ
早い帰宅でいいなと思うのは、こういう番組を本放映の時に見られることだ。ハキリアリが、切り取った緑の葉を咥えて行列を作っている。ああ、ヨットのようだ。(←三好達治の詩のパクリである)。こいつらの凄いところは5000万年も前から農業を営んでいるということだ。アリがキノコを育てている。ああ、農夫のようだ。三好達治の詩のパクリだよ!アウストラロピテクスだって遡っても400万年前くらいだから、農業を営むことはどうあっても人類の特性とはなりえないことになる。ナレーターは久保田祐佳なんだよなー。久保田アナは今や今を時めくベテランアナウンサーなのである。愛称は「浜辺のキャベツ」wwwこらこらwww 学生時代のラジオネームなんだって。こいつハガキ職人だったとは…!
2013-07-09 [長年日記]
_ ミシンがもうすぐ家に届く。ミシンの使い方は昔家庭科で習ったりしただろうか?まあ全く使ったことはないに等しい。しかしこの自動機械が俺の手縫いよりも上手に針と糸を使うというのはかなり驚異的なことだと思う。これはある意味AI以前のAIのようなものなのではないのか。そんなわけでミシン糸とかミシン針とかチャコペンとか買おうと思って手芸店やら東急ハンズやらを見て歩いたのだが、ジーンズ用の糸は手芸店に無く、東急ハンズはなんと店じまいしてモアーズの中に引っ越す準備中だ。以前利用した駅地下の手芸店もとうにない。もう、こういう細かい買い物はネットで買うか100均で買うのが主流ということだろうか。今はネットの送料は高いし100均の品物は安かろう悪かろうな感じが否めない。だが、これらに対するイノベーションが進むであろうことは間違いない。それは万人に求められていることだからだ。流通革命と小物を安価に豊富な品揃えで用意すること。これがこれからの小間物商売のカギだと思う。そしてこういう小さきものを必要としまた愛好する人々が尽きることはないだろう。清少納言だって「なにもなにも小さきものはみな美し」とか言っていたのだ。
_ 通勤で横浜駅を利用している。横浜駅と言えば、中央階段のエスカレーターがとくに有名になってしまった。どう有名かというと、この短いエスカレーターで盗撮に及んで捕まってしまう犯罪者が多いからなのである。上りエスカレーターの上り口には盗撮注意と書いた注意書きが貼ってあるのだが、どう考えても盗撮に及ぼうという人間に対して、"盗撮(すると捕まるから)注意"、というメッセージを発信しているようにしか見えない。なぜこの場所が男たちをして盗撮に向かわせしめるのか。その秘密のようなものが今日目に入った。エスカレーターの最上部には、黄金色の裸婦像が置いてあり、これが大きく手を広げて何かを迎え入れようとしているのである。この挑発がかかる犯罪行為の発生に何らかの影響を与えていないと言えようか。。。
2013-07-10 [長年日記]
_ 自分のドメインを検索してたら、日本国語大辞典やらいろいろ参照してミチや街道という言葉を解説しているページが、廃道マニアの方に絶賛されていたのを見つけてちょっと舞い上がってた。それがきっかけになって、もう15年ほど前になるが、東海道行脚の時に街道を外れて草薙神社に向かった時のことを思い出した。神社の縁起に、草薙の剣を使って草を薙ぎ払った時のヤマトタケルの言葉が描かれていたのだった。「とおかたや しけきかもとを やいかまの」。15年前には出典がまるで分らなかったのだが、今は結構簡単に検索される。ヤマトタケルの物語が成立した時点から遥かな未来に行われた私の旅から、15年ほどさらに遠ざかった現在であるにもかかわらず、過去の知見はむしろ15年過去よりも見出しやすくなっている。これが知識のタイムパラドクスでなくてなんだろうか。さて出典と思われるものだが、延喜式の中に祝詞が集められていて、その六月晦大祓祝詞というのの中にあるのである。延喜式は流石の俺でも手元に無い。でも道の歴史を考えるうえでも参考になる文献には違いない。道つながりというだけでいろんな資料をそろえたくなることも、家族を大事に思う気持ちと同様で、煩悩の一つに過ぎず、どちらにも大義などは無い。
2013-07-11 [長年日記]
_ 横浜市立図書館中央は夜8:30までやってるので、一仕事終えてから寄っていくのも良い。ってなんか一杯飲み屋行くみたいな勢いですが。今日はジューディア・パールという人の書いた「統計的因果推論」という本を借りてきた。ぱらぱら見て良ければ買ってしまうという品定めのために借りてきた。高い本ではあるが価値はあるのだろうと思う。ちゃんと読めば、もしかしたら俺をおりに触れ支配しようとする決定論的な世界観を大きく変えてしまうのではないかとも思う。あれ、表紙の絵はもしかして方法序説で見たことあるな。”L'Homme”よりと書いてある。
_ 椅子の背もたれ完全にもげてしまいました。座部に正座してます。疲れるよ。こんな状態でミシンなんか使えるわけねーだろうさ!
_ Nef Polyhedron。「ネフさんの多面体」。ちょっと複雑な表現をしているが、ブール演算がしやすいということらしい。でも完全に忘れてるしさ。
_ N88のゲーム「ミコとアケミのジャングルアドベンチャー」がヤフオクに出てる。30000円。あのクソゲーがかwww でも持ってるとちょっと自慢できるとは思う。
2013-07-13 [長年日記]
_ 今日は午前中国会図書館にいき仕事がらみの複写と川越街道関係の複写。午後は茗荷谷駅そばの放送大学台東区学習センターに行き、宮下志朗先生の講演「古典を引き継ぐこと --ラブレーの翻訳を終えて」を聴講してきた。うちには岩波文庫の渡辺一夫訳が全巻あるのだが、確か良くわかりもせずに酔った頭で第2の書くらいまでしか読んでいない。この神聖にして冒すべからざる渡辺訳も、日本語の変遷とともにそれ自体理解しがたいものとなって行く。そういう二次的創作物としての文学になった翻訳物もいくつかある。逍遥のシェークスピア、四迷のツルゲーネフやゴーリキー、鴎外の「即興詩人」。若松賤子の「小公子」などもそう言えるだろうか。宮下先生は「古典はできるだけ読んだ方が良いですよ。若いころ読んだってよくわからないじゃないですか」などとおっしゃる。ああそうなのかなあ、と俺も思う。知識が増えていくことにもよるけれど、体験を重ねないと著者の意図が実感できないことは多々ある。だが一方で古典的名作が、著者何歳のころの作品であるのかということがある。古典とされるものは必ずしも著者が多くの経験を重ねた上で描かれたものばかりではないのだろうと思う。それでもなお読者側にはそれを読み解くための経験が要求されるとしたら、それはどういうことなのか。少なくともそこは理系の文章とは全く異なる側面なのであろう。講義終わって先生の著作にサインをもらっていた女性が、先生はラブレーのどこに魅力を感じるのかと問うていたのを聞いた。先生は「言葉遊び、そしてその奥に見えるラブレーの思想」とおっしゃっていた。眩惑的であまりにも多弁すぎるその膨大な語彙の向こう側に反戦的な思想や反カトリック的な思想が見えてくるというのである。そこを垣間見るためには相当の研鑽をつまなくてはならないのである。高い山のてっぺんに立たないと見えない景色があるのと同様だ。
_ [漫画] 石ノ森章太郎。
石ノ森章太郎(と手塚治虫)にスポットを当てたBSの番組をやっている。ファンタジー・ワールド・ジュンのように自分の感性をストレートに作品にしたものが受け入れられるということは石ノ森の天才の証であり、自分は職人に過ぎない、とさいとう・たかおが言っている。晩年のM.A.宣言・萬画宣言に俺はなかなか賛同できないでいる。石ノ森章太郎の考え方は俺にとってはあまりにも前衛的だ。最晩年の作品「時ヲすべる」では「久々のSFファンタジィで読者と共に遊びたい」などと書いていた。共に遊ぶというのがどういう意味なのか。俺を含めて当時の読者はこの言葉をどう受け取ってどう共に遊べばよいのか理解できなかったのではないか、と思う。もしかすると石ノ森先生は萬画という概念に思い至った時に、その従来の漫画とは異なる新しい味わい方も思いついていたのではないのか。
2013-07-14 [長年日記]
_ 朝起きてすぐやったのは昨日届いた新しいデスクチェアの組み立て。暑い日に力仕事するのは厳しい。できれば冬に壊れてほしかった。だが完成。座ってみると最低の高さにしても今のPCデスクに対してはちょっと高い。キャスター外す手もあるが、たぶんPCデスクを新調すべきなのだと思う。すでに天板は傷だらけだ。
_ [特撮] 獣電戦隊(バモラ)キョウリュウジャー
キョウリュウバイオレットとしてなんと千葉繁さま登場!劇中顎が外れたり腰がギックリしたりしてるが、ご本人はどうやらかなり鍛えてる人のようで、しょっちゅうパラグライダーで空飛んでるらしい。声のテンションだけじゃなくて活動範囲も人よりかなり高いという。
_ [音楽] 山根一仁のバイオリン協奏曲。
ウィザード見てからちょっとうたた寝してたらテレビから聞き覚えのあるバイオリンが聞こえてきた。プリキュアすでに終わり、題名のない音楽会が始まってたのだった。シベリウスのバイオリン協奏曲の第3楽章を17才が弾いていた。俺はこの曲は大好きで、特に最後近くに一音だけあるピッチカートをはっきり演奏している奴が好きなのだ。山根さんはそのように弾いていたので大変好感が持てた。東京シティ・フィルを指揮する宮本文昭はタモリ倶楽部でおなじみの方。
_ つづき。ミミズ男の回。ビキニ諸島の水爆実験でただ一種生き残ったシマミミズを改造したという設定。このことはかなり多くのライダーファンに突っ込まれている。
_ つづき。フクロウ男の回。ホホホホホって鳴く。強力なレントゲン線源を目に埋め込んであり、これが起爆剤となって全国の大時計が爆発すると、これに続いて家庭におかれている時計が次々と誘爆するというのだが、原理が全く分からない。家におかれている時計が次々と爆発するというのは怖いことには違いない。
2013-07-15 [長年日記]
_ 板橋に来た。


_ [漫画] 水木しげる漫画大全集081「不思議シリーズ 全」
ビッグコミックゴールドに1992-93までの間に掲載された。以下ノート。
*「天使病」。「内科と精神世界と幸福経済学を一つにした新医療"幸福医学"」とある。ブータンで"国民総幸福量GNHGrossNationalHappiness"が初めて調査されたのは1972年ということであり、提唱者は第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク。1972年とはこの王の即位した年である。世界的に幸福の量的な計測が行なわれたのは1990年代のようである。そのような背景がこの作品に影響していることと思うが、まずそのような経済学的なアプローチよりはるかに先んじているブータンの取り組みには驚嘆すべきことだ。当時10歳の俺はそんなことに思いを寄せることもなかったのだが、ブータンという国の名前はどういう訳か水木しげるの「悪魔くん」で目にした記憶がある。このことはいずれ続く巻であらわれるいくつかの悪魔くんに再び出会うときに再考することになるだろう。「天使病」とは「人間が真面目にできていて人情深ければ貧乏するに決まっている。強いて病名をつければ『天使病』とでもいうべきものだが…」と1965年の「ろくでなし」という作品にもあらわれている言葉。こういう解題がちゃんとついてるからこの全集は完全性が高い。
*「夢先案内猫」荒俣コリャマタ先生登場。「タイヤキしか食わないとか。平豚舎(←『世界大百科事典』の編集をしていた"平凡社"のことと思われる)の編集室に住みついているとか…いわれてますが、それはすべて世をあざむく仮の姿…先生こそ一万年に一人生まれるか生まれないかという奇跡の『魔導師』です!隠れた世界の帝王です!!」「ギョギョーッこれはアラマタなんと!」しかもその正体は三つ目の魔人。あの風貌は仮面だったのであるww なお一万年に一人とは、「悪魔くん」の設定と同じ。
*「わが方丈記」解題に曰く「…幸福観察学会は、作者が創設した実在の学会。学会とはいえ、水木個人の活動であり、第三者の幸福を観察するのが目的。」路上観察学会へのイロニーのようなものかもしれない。タモリが副会長の「日本坂道学会」よりも会員が1人少ない。
*「猫の町」。
--「日本国憲法と同じようにちょっと夢想的だが、猫の町になればこの町の人間はもっと豊かになれるのです。日本国憲法と同じです」このセリフは護憲的な意味合いを持っているのかどうかは良くわからない。
--「かつてアフリカのドゴン族はいった…猫はかしこいネ、自分で食うために働かないヨ。」「なんという味わい深い言葉だろう、…」
*「木喰」荒俣コリャマタ先生はねずみ男とたい焼き屋の前で口論。勢い余ってねずみ男の食いかけのたい焼きを食べて吐き戻してしまう荒俣先生にねずみ男曰く「そんなにきたながらなくても、同じ"半妖怪"じゃねえか。」とねずみ男。ねずみ男はそのあと水木さん宅に押し掛けてその様子を語る。水木さん曰く「なるほど、昔から半妖怪は、タイヤキを食うっていうからナ。」そんな設定いつできたというのかww。こうやってセリフを書き写して、というか打ち写していると、水木さんのセリフは句読点がきちんと書かれていることに気づく。漫画は「まるまると まるくまるめよわが心 まんまるまるく まるくまるまる」と木喰上人の歌で終わる。明恵上人の「あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや 月」を思わせるが明恵上人の歌より幾分作意が強い。
*「太歳」太歳というのは史記に表われるもので巨大な粘菌のような生物と言われる。これを冒してしまい体調に変化をきたした水木先生は超科学の河合先生(河合隼雄がモデルと思われる)に相談するが、水木先生はついに糞となりやがて屁となって亡くなってしまう。辞世の歌は「糞と化し 屁と消えてゆく わが身かな 人の形は 夢のまた夢」。因みに豊臣秀吉の辞世は「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」。
*「百歳教」。「十七才教(おいおい)」は井上喜久子。
--「最高齢の現役だとかなんとかおだてられて、一時間の余裕もない生活だ…」「ソレ自分でうれしがってるんじゃないの。」
--「あなたのご主人(←水木さん)が研究しているユングのシンコロニスティ(共時性)というのも同じことです、思うということを見直すべきです。」百歳教を興してぼろもうけするねずみ男は冥土で地母神(閻魔王を配下にしている)の裁きを受ける。地母神は遮光器土偶の姿をしており、配下には多くの土偶が従っている。その中に水木さんの良く描く猫のような土偶がおり、地母神の側近であることがわかる。百歳教を廃すことを約して現世に戻るねずみ男は今までにないくらいしおらしく猫の食べかけのケーキを「奥さん、猫の残りでいいです。わたしはねずみですから」とおとなしく受け取りつつもねずみ男は"九十九才教"を考えているのです。
*「解説」荒俣宏。「じつは登場人物のほぼすべては実在している!…かく言う解説子も同類であるが、水木プロにお邪魔するたびに不思議な人々の出入りが増えていくありさまを、驚きとともに見守ってきた生き証人である。」このありさまがまるで白樺派のようだと荒俣コリャマタ氏は言う。ああなんという得難い全集であることか。全巻出版の成就と読了を願ってやまないものである。
2013-07-16 [長年日記]
_ ミシン事始め。
ミシン使い始めたら日が変わってしまった。下糸の準備とかしつけ縫いとか、これは難しいぞなかなか。まつり縫いもちょっと怪しい。電子顕微鏡見るよりよっぽど難しいかもしれぬ。これでは裾上げがいつになったらできるかどうかよくわからない。これなら400円くらいかけて1時間くらい待つのもリーズナブルかもしれない。だが決してこのままでは済まさぬ。ぐぬぬぬ。。。
_ 日記のカウンタが40000越えてた。しょーもない文章もそれなりに求められてるのかなとも思う。まあせいぜい精進するぜ。サンクスコ!
_ [音楽][統計学] ライヒとパール。
スティーブ・ライヒは現代の作曲家の中ではもっとも好きな人。この人のダニエル・ヴァリエーションズはあまりちゃんと聞いてはいなかった。全然話題が変わって、最近注目している統計的因果推定モデルを編み出したジューディア・パール。二人がユダヤ系アメリカ人であるという共通点には思いもよらなかったのだが、ダニエル・ヴァリエーションはアルカイダの犠牲となったジャーナリストであるダニエル・パールのための曲であり、その作曲を依頼したのがダニエルの父であるジューディア・パールだった。著書「統計的因果推定」の献辞には「今は亡きわが息子 ダニエルに捧ぐ 人間を愛し 惨劇の犠牲となったが その死は必ず報われる 愛は地に満ち 理性は世界に広まるだろう」こころして読みたい統計学の参考書というのはこれに限ったわけではないのだが、このようなバックグラウンドとは無関係に読むべき価値のある書であるということが、少しずつ俺にも理解できてきたように思う。著者によれば、この書の目的は確率関係と同じように因果関係を扱う数学的ツールを与えることの試みであり、その前提は驚くほど簡単で結果はあきれるくらい単純なのだそうだ。俺にも理解できると思っても不思議はないではないか。そういうわけで、ライヒのインタビューの載っているCDジャーナルのページを引用しておく。この事件は俺なんかがにわかに語るようなものではないくらい世界を震撼させたものだったのだと思う。最近話題となったアンジェリーナ・ジョリー主演の「マイティ・ハート/愛と絆」などいくつかの映像作品にもなっている。確か未整理未視聴の俺のDVDライブラリの中にもこれはあったような気がする。俺のごとき極楽蜻蛉であってもこの世にある惨劇とはまるで無縁で生きるわけにはいかないのである。
2013-07-17 [長年日記]
_ 以前書いた街道関連のページがときどき、道に興味のある人が原義に関する検索をして見つけている例を見かける。そんなにたくさんあるという訳じゃないが、マニアの疑問をいくばくか解消する役割を持っているのだと思う。だが生来の粗忽さが災いして誤記が多い。直したい。もっと充実させたい。
2013-07-18 [長年日記]
_ 今朝も早かった。疲れ心頭に発した。←ママ
スーパーでビグザムどうふ見かけるも買う気にならぬ。
_ [漫画] 「幻想の明治」高信太郎、けいせい出版。
高信太郎は今はハングル入門本の方が有名だが、ナンセンス漫画で名をはせた人。高校の頃この人の漫画2-3冊持ってたがもう実家にもないんじゃないかと思う。この人の漫画は未来に残るような気がしないのでちょこちょこ集めようかななんて思っているところ。
_ 「驛肝録」を参照しなおしたくて、昔大学の頃によく行ってた札幌の古書店から取り寄せ中。それなりの出費ではある。昔はそこで買い物したら近くの名曲喫茶「コンサートホール」で薄暗がりの中ぱらぱらとめくったりしてたっけなー。名曲喫茶というと必ずコーヒーがまずいのはどういうことだったのだろう。渋谷の「ライオン」もどちらかと言えばそういう感じ。
2013-07-20 [長年日記]
_ こないだ壊れた椅子の回収が今日の朝8:00だった。シールも買ってあったのにすっかり忘れてた。次の機会は8月だ。くやすいのふwくやすいのふw
_ 石麻呂に 吾もの申す夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食(め)せ(万葉集、大伴家持) くじらもうなぎも食いたいときには食いたいのだが、絶滅するのならば仕方は無い。思い出したけどEELSの勉強がまるで捗ってないなー。
_ 午前中に宅配便届く。一つはここ数年季節のお便り的に送られてくる北海しまえび、今一つはボブ・ディランの「欲望」。ディランをとても好きということではないのだが、みうらじゅんの影響で聞こうという気になった。
_ [音楽][カムバック!マイ中二時代] ボブ・ディラン「欲望」
このアルバムを選んだのは、1曲目に「ハリケーン」というちょっと長い曲がある(8.5分程度)ため。最初にアルバムが発表されたのがちょうど1975年らしいので俺は中学生だった。当時曲の歌詞に触れる機会がなかったし、FMを"アイワのラジカセ"で"エアチェック"した録音テープは尺が足りなくなって後半数分程度切れてしまっていた。なんだか不正に対する怒りを歌っているようだということは気づいていた。今歌詞を追いながら聞いてみると、ある日突然起きた不正に対してどのように怒りを表現するべきなのか、その良い手本がここにあるように感じられた。怒りを制御するということが、正しく怒るためには大事なことなのだと思う。俺は正しく怒りを表現することができない。わが身中のアニマルに食い尽くされてしまうことは近年ますます恐ろしく感じるばかりだ。だからこうやって俺に代わって怒りを正しく表明してくれる存在は必要な存在だと思う。これだけのストーリーをたとえばカラオケで歌うとしたら、それはとても奇妙な行為だろう。だがシリアスでありつつもシニカルでイロニカルで幾分ユーモラスでもあるこの曲の歌詞は、絶望的に陰鬱な演歌の歌詞に比べると本当は歌うべき曲としては俺には望ましい。実在の、何人もの名前が叫ばれるこの曲が事件としてリアルすぎるために愛唱歌になることができない曲なのだ。実際の"事件"をモチーフとした曲としてこんなのはどうだろう。伝説のバンド・タイマーズの明らかに本人の事件を扱った曲(『偽善者』というクレジットが出ている二曲目)。まあこの歌詞からいえばカラオケで歌う訳にはちょっといかないと思う。怒りをあらわす曲は人前では歌いにくい。
_ [コンピュータ] TeX
久しぶりに家でTeX使って文章書いてるところなんだが、久しぶりすぎてすっかり文法忘れている。なんかコンパイルできねーなーと思ってたら、アンスコを使ってるところが引っかかってた。TeXでアンスコは下付き文字だったっけ。あへあへ~
_ [読書][交通史] 街道の日本史10
本日届くも、新品にあるまじき汚れ具合だったので返品を試みる。この吉川弘文館のシリーズも出てからだいぶたつのでそろそろ品切れが心配だ。街道でまとめ上げた地方史というこの意欲的なシリーズは、地域から見た日本を網羅的にみるのにはとても良いシリーズと思う。歩き旅で出会う史跡と同様で、先史から現代まで通史として記述されているので、できれば地方の街道を行脚する前の背景の予習に使いたいところではあるが、なかなか読書が追い付かないのが俺の現状だ。このシリーズがあれば、ある程度までは各地方で作られた○○県史とか○○市史、町史という数が出ないのに大変な労力をかけて編纂された書物を紐解かずとも街道の歴史のあらましがわかる。でもこのままではやはり歩くべき土地の地方史を集め始めてしまうんではないかという恐れもあるのだ。とりあえず神奈川区史と鶴見区史と港北区史は我が家にはあるのである。郷土史家の人たちの努力によって、旧綱島街道などうちの近所の古道の探索が捗った。
2013-07-21 [長年日記]
_ 昨日の返本の対応は迅速になされたので一安心。
_ [特撮] 仮面ライダーウィザード。
ウィザード・晴人は仮面ライダーである正体を全然隠す気ない。晴人を応援するカバちゃんを見てて、胸が締め付けられる思いだ。ファントム・セイレーンの人間体(太田彩乃)がめちゃいい脚してる。これはフットサルで鍛えたものであるらしい。この真性ドビッチの誘惑に"ロンドンブーツ"小倉さんもメロメロですっかり目がイッちゃってる(たぶん漏らしてる)。セイレーンの誘惑には古の英雄オデュッセウスも危ないところだったのだから仕方ない。そういえばなぜあの危機の際、オデュッセウスは他の乗組員同様に蝋で耳栓をしていなかったのだったか?古典、読むべし。特撮を今よりもさらに楽しむために。つづく。
_ 追記
オデュッセウスの上記のエピソードに関してはウィキペディアが明快な回答を与えてくれた。マストに縛り付けられたオデュッセウスが暴れ始めたら、セイレーンの歌を聞いていない船員は現在位置が危険であると知り、彼がおとなしくなったら危険地帯を脱したと確認するためとある。あるいはオデュッセウスはセイレーンの歌を聞いてみたかったのだという説も。
_ [テレビ] 八重の桜
会津城開城と相成る。殿様の前で一席ぶる八重。殿様は生きて会津は逆賊ではないと示して欲しい。日本中に言いたい。この辺は大河の嘘としか言い様無いが、されど一抹のムネアツ。風吹ジュンちゃん、大女優になっちゃったな。こまわり君にいたずらされてた頃が懐かしいわ。「ジュンちゃん、これこれ」「きゃーこまわり君いやらしいわね!」
_ [漫画] 水木しげる漫画大全集029.
ゲゲゲの鬼太郎1.これは少年マガジンに1965年から連載されたバージョン。そういえば講談社ということで、「たのしい幼稚園」などにも幼児向け作品が載っていたという記憶がある。俺のすぐ下の弟が幼稚園に行く代わりにずっと定期購読していて、俺も一緒に読んだり、弟と一緒に付録を組み立てたりしたのだから良く覚えている。まてよ、でもあれは鬼太郎だっただろうか?まさかテレビくんとかだったんじゃあ…まあいいや、本題。
「妖怪大戦争」西洋の妖怪対日本の妖怪。日本中の妖怪を集めて西洋妖怪に対抗しようとして新聞広告を出すと、集まった日本妖怪の中にはおばQが混ざっていたりするのである。西洋妖怪の中の魔女は、箒に乗って月をバックにシルエット姿で夜空を飛んでいる。この構図のオリジナルはどこから来ているんだろうか?
「妖怪城」たんを吐いて鬼太郎をがんじがらめにするというだいぶ汚い技をつかうたんたん坊があらわれる。ねずみ男はその配下となって暗躍しているのだが、鬼太郎に捕らえられて「蛇手錠」を掛けられる。鬼太郎は胃の中で蛇を飼っているのである(この回で判明)。
--鬼太郎「妖怪のメッカとやらへ案内してもらおうかい」
--ねずみ男「後悔するぞ」
--鬼太郎「ほざくな異常性格者!」
この「異常性格者」という言葉は1960年代に流行っていたのだろうか。その座はいつ「変態」という言葉にとってかわられてしまったのか。何を調べればそんなことわかるのか。
2013-07-22 [長年日記]
_ [特撮] 仮面ライダー
ナマズギラーの回。本郷に深い恨みを抱く死神博士が南米より帰朝。行川アイランド(現存せず。昔はキョンも飼われていたらしいが、一部が逃げ出して野生化したとのこと。千葉にはキョンがいる!)にて激突!ナマズギラーをおいて死神博士はさっさと南米に帰る。一方地獄大使は五郎に充電して(w)一時的に電撃人間に改造していたのだった。次々と倒されるライダーガール&藤兵衛。ついでに戦闘員まで感電して五郎は放電しきってしまう。が、ついでショッカーのアジトに潜入した滝が電気人間となりショッカーに操られて本郷と戦う。本郷はライダーに変身。それに立ち向かうナマズギラーは海の中から登場。いつも思うが、怪人のスーツで水の中に入るというのは、かなり危ない行為なんじゃないだろうか。スーツの中でスーツアクターがおぼれ死にしそうだ。今回の決め技:ライダー反転キック。
_ つづき。怪人ハリネズラス殺人どくろ作戦。「どくろ作戦」とは何か?ハリネズラスの毒針(ビールスが仕込まれている)に刺されると溶けてどくろになるのである。ガイコツくんである。ジョージ秋山である。今単行本飼うと4000円くらいして高いんである。動く針が都内を襲う。これは恐ろしいテロリズムだが、そういう描写は無く、ただ翌朝のニュースで伝えられるだけである。ところが!南米から殺人ビールスを運んできた輸送機が三浦海岸に不時着だ。これはロケ地にもちょうどいいww さらにところが、そのビールスの荷がまたこともあろうに地元の子供に拾われて、古い船に隠すのである。それを探しに来たショッカー一同。見せしめに爆弾針(二種類あるとは!)で殺される地元民の奥さんが迫真の演技だ。子供を盾にされて突き落とされる断崖は盗人狩(ぬすとがり)だろうか。ややあって人質解放され戦闘となる。この途中あろうことかビールスを入れた箱が爆砕。ビールスはおそらく拡散したのであろうが、誰も気にしない。このへんがショッカーの血も涙もないところだ。ライダーキックが放たれるとともにジャンプして受け流すハリネズラス。しかしライダー稲妻キック(三角飛びの応用技と思われる)に倒れるのであった。
_ つづき。サイギャングの回。また死神博士が登場して、伊豆高原で死のロードレースが展開される。死神博士は本郷のライバル・カツマルに得意の催眠術をかけて敵に仕立て上げる。一緒に走り出す本郷とカツマル。そこにサイギャングがあらわれ本郷は目を傷めるが間もなく回復。レース当日。あらわれたショッカー戦闘員を見てつぶやく本郷:「今ここで時間を無駄にはできない」。こんな邪魔が入っても優勝する気満々なのである。ピットインではショッカーと思しき男(正体はサイギャング)が本郷のガソリンに爆発物を仕込む。それに気づかずに先についたカツマルがそれを給油してしまい、途中で爆発。正気に戻るカツマル。ライダーとサイギャングはバイクで戦う。平成ライダーではなかなか見られない戦闘シーン。さて、サイギャングの弱点とは…!やはりそれは角なのである。今回の決め技はライダーパンチからのライダーきりもみシュート。戦闘済んでレースに戻る本郷と滝。本郷1着、滝2着で終了。やはり奴らは実力があるのだ…だがまて、改造人間がレースで優勝するのは不正行為ではないのか?たとえば、ドーピングした現実の人間がオートレースで優勝するというのは不正ではないのか?良くわからないけどつづく。
_ つづき。怪人セミミンガ。みな殺しの歌!今の季節にたまたま合ってる。林で蝉取りしてる子供たちからセミを巻き上げる土地所有者。「近頃セミは高く売れるんだ」そんな時代があったのか?セミミンガは「ミッミッミッミーッ」って言う:
--地獄大使「セミミンガ、かたずけてこい!」
--セミミンガ「ミ」
これだな。一度本郷を倒したショッカーの次のアイディアは電波塔の占拠。ここからセミミンガの殺人音波を流すのである。殺人音波じゃなくとも蝉の声がずっと配信されると結構ダメージがあると思う。いやな作戦だ。電波塔を探す藤兵衛とライダーガール。ハイキング客を装って電波塔の様子を探るのだが、こいつら完全にショッカーに顔バレしているのを自覚してないのだろうか。勇気あるなあ。だがそれは、勇は勇でも匹夫の勇だ。案の定捕まってしまう一行。だが本郷たちの方が一枚以上上手である。塔の周りに妨害電流(原理わからん)を張り巡らしていたのだ!それにしても相変わらず滝のキックは綺麗だなあ。白いズボンでこのきれいなキックを決めるとすごく見栄えがする。決め技:ライダー返しからのライダーキック。次回、怪人カブトロング。どうやら放映時は夏休みシーズンのようだ。
_ [漫画][アニメ] ゲゲゲの鬼太郎TVアニメDVDマガジン、第1巻。
俺は必ずしも水木さんマニアとは言えないのだが、貸本版「妖鬼伝」とか朝日ソノラマの単行本とか、まあそれなりに読んではいる方だ。先月からの全集購読に続いて、今回DVDマガジンを買うかどうかはかなり迷っていたのだが、第1巻みてやっぱり買っとくしかないなーと思ったのだった。アニメ第1シリーズはリアルでも見ていたのだし、少し前に東映チャンネルでも全話放映していたのを録画してある。第2シリーズはそうではなかったので(まあいずれはまた放映されるんだろうと思うが)それだけでも全話視聴できると言う俺にとっての利点はある。第1巻と第2巻には現在の水木さん(91歳!)のインタビューなぞもある。この時期に二つの全集がスタートしているということにはそれなりの意味があるのだ。
_ もう一言だけ。今朝がた見てた気がかりな夢は、俺も含めて少し若いころの家族がどういう訳だか聖書の購読を勧めるボランティア活動をしているというものだった。何軒か断られたのだろう、次の一軒に声を掛けるのが嫌だったが、玄関に出てきたのは孤独そうではあるが陽気な老女であり、何も聞かないうちから我々を家に招き入れる。弟にせかされて「聖書に興味は…?」と言いかけたときに目が覚めた。目が覚めたときにも何かを老女に向かって語りかけていた。意味は分からないが、先週はちょっと人との会話が多くて疲れたという気持ちは強かった。人を説得するような会話など特に。本来は俺は調整型ですらないひきこもり型なのだ。ひきこもることは楽なことだ。それが悪いなどと誰に言えようか。世界は驚きに満ちているには違いないが、別の見方をすれば苦渋に満ちているということも、仏陀の昔から確かなことなのだから。
2013-07-23 [長年日記]
_ 帰ってきたらEテレでテレビでドイツ語をやってる。ナビゲーターが冒険レッド・明石(高橋光臣)なのだが、それよりも注目すべきところは獨協大の岡村りら先生がかなりドSの風情を醸し出してるところだと思う。いやいやそんなことより俺自身ドイツ語を修得する必要はずっと感じているのだがなんか語学は続かないんだよなー。ちょっと無理しても大学時代に履修しとけばよかったような気もするが、今も俺大学生だからな。これまでも実は何度か放送大学で挫折してるんだよな。集中講義なら受けられるかな?そういえばザッヘル・マゾッホはドイツだったか→オーストリア人でした。でも原典はドイツ語で書かれてるみたい。ウィキペディアで見てみると、サディズム⇔マゾヒズムという対立で見るという視点には問題があるように書かれている。マゾヒズムの本質は、ジル・ドゥルーズによると、犠牲となりたがるものすなわちマゾヒストが主体となって、ノーマルな女性(または男性)をして、拷問者であるように"訓育する"ことである、ということなのだった!なんと…そうすると、よく話に聞く「注文の多いマニア客」というのはマゾヒストとして正しい行ないをしていたということではないか。しかも、「SはサービスのS,MはマンゾクのM」という言葉もまた、単にうまいこと言ってるわけじゃなくて、ドゥルーズ的解釈により正当である、ということだったのだ!ああ、俺って何にもわかってなかった…というか、そこまで深読みしているドゥルーズにもまたドM疑惑がある、ということになる。
_ もう寝なきゃいけないんだけどこんな論文を見つけてしまった。数学の微分の概念を哲学に応用したドゥルーズの、その数学的取り扱いのいい加減さを告発したものであるらしい。読んでわかるかどうかわからないがオープンアクセスだからちょっと見てみたらわ。
_ さらにさらに。昨日の行川アイランドのキョンの件なのだが、今はこんなに問題になっている!昭和ライダーの時代から平成ライダーの時代の間に、キョン問題が深刻化していたなんて…まあ直接関係は無いんだけど。がきデカでこまわりくんが「八丈島のきょん!」ってやってたのが1970年代後半のことで、千葉でキョン問題が深刻化したのは2002年以降ということだ。こまわりくんが中春こまわりくんとなって、「八丈島のきょん!」も「千葉のきょん!」ということになってしまうのだ。時代は変わるのだ、ねえ、ディラン。寝る。寝ながらちょっとだけ論文読むかも。
2013-07-24 [長年日記]
_ [漫画][アニメ] ゲゲゲの鬼太郎TVアニメDVDマガジン、第2巻。
本編見ないで水木さんのインタビュー見てる。水木さんすげえよ。もうかなりキテる。水木さんは天才だ。自分でもそう言ってる。子供の頃低能だって言われてたから今はほかの人がバカに見える、というかバカだと見下したいんだって。いいねえ水木さんいいねえ。ホントにいいねえ。
_ 来週帰省の予定。なんか仕事は余計な雑務がいっぱい入ってきて捗らねえ。でも仕方無い。で、気づいたら旅行会社から届いてたはずのチケット入りの封筒が見当たらぬ。たぶんなくても何とかなるんだろうとは思いつつもこういう失点がどうにも我慢ならない小さい人間なのでだいぶ不安になったが、危うく魔窟に飲み込まれるところをサルベージした。よし、これであとは涼しいはずの土地に行くだけだ。まだ4日くらいあるけど。今回もDVDいくつか持っていくかな?仮面ライダーの残りと「善悪の彼岸」(子供は『ちゃい』)、あと東映の昔のアニメ「白蛇伝」何かがいいかな。本も持ってくか。澁澤龍彦とか。「善悪の彼岸」みて「サド復活」読むと完全変態の夏ということになるが、それでどうか。
2013-07-25 [長年日記]
_ 日付変わってしまったのだが何も書いてなかったので25日の日記。明日仕事したらひとまず夏休み。そういうこと。
街道歩きのガイドマップ作成を個人的に行なっている方に接する機会を得た。この出会いはこの後どのような展開を見せるのか、ということを少し考えている。展開するかどうかは知れない。ドビュッシーはベートーヴェンをバカにして、展開しなければならないのは何も語ることがなくなってしまったからだ、などと批評したらしい。たぶん岩波文庫のドビュッシーの批評集に載ってるんだろう。俺は、今よりも10倍賢かった頃のユリイカで読んだ。そういえばジャンケレヴィッチのドビュッシー論の本も持ってたはずだ。まあいつか読む日が来るだろう。
_ 今日の思い付き。インターネットは確かに世界をつないだ。だが、どうしてなのか、世界に向けて発信することができない。相変わらず身内の中を、ただしこれまでよりは少し便利な方法で情報が飛び交っているに過ぎないように見えている。この経済学的な力学はどういうことなのか。あるいはそれが日本に特徴的なことだとしたら日本はこのままではオワコンになってしまう。いよいよ俺のオタク英語でオタクページを立ち上げる日が来たというのか…!ねえよ。
2013-07-26 [長年日記]
_ 今週は本当に人と会話しすぎて気持ちが悪くなっている。俺のように迷いの多い者にとって多く会話する事は毒だと思える。多く読む事は良い。多くの場合書かれたものは推敲の結果であり、一定の一貫性が期待できるから、時間を費やす価値はある。話し言葉はそれがどのような意図で発せられているのかを探るためのサーチの手間をかけなくてはならないから、一度では完結しないし、一貫性が期待できるかどうかが何しろ読めない。おのれが発している言葉の意味をとても心で理解しているとは思えない言語的ゾンビもいる。みろ、会話なのに「読む」必要があるのではないか。だが、しばし休みだ。私の孤独を楽しもう、この2日くらいは。誰も訪れず熊もいない低山で野宿できるならさらに理想的だがなかなかそうもいかなくなっている。メスティンとテントとエスビットストーブと餉が泣いているぜ。
2013-07-27 [長年日記]
_ 品川。
_ 街道書店というその道専門の書店があるとのことで行って見たが、北品川二丁目から品川宿交流館に移転しておりなおかつ閉館していた。次に訪れるとしても来月となる。
_ 道のことを究めんとする道のことを何と呼べば良いのか。道道(みちどう)か。旧道求道か。道(どう)も座りが悪い。
2013-07-28 [長年日記]
_ 日付変わった。
_ つづき。カブトロングの回。「仮面ライダーと一緒にカブトムシを取ろう」といううさんくさいバスで子供たちは高尾山に連れてこられて、強制的にショッカースクールに入れられて、昆虫博士・カブトロング(昆虫に詳しい博士という意味なのか昆虫の博士なのかが良くわからない)に教育される。子供を教育することに目をつけるとは、さすがカルト集団である。
_ つづき。カミキリキッドの回。クレジットに藤岡弘が出てこない!またしても三浦半島と思われる海岸にショッカー墓場がある。ショッカー首領は悪魔祭りにいけにえを一体捧げると一度に五体、死んだ怪人を蘇らせることができる。復活した怪人はライダーのまねをしてライダーキックを模擬してカミキリキッドにその威力を伝授したりしてる。この回本郷が不在で、仮面ライダーの声も藤岡弘の声ではなく、どうやらスーパージェッタ―の市川治。このときに藤岡弘は一時失踪していたらしい。でそれを補うべく。映画「仮面ライダー対じごく大使」で使うはずだったカミキリキッドと映画「仮面ライダー対ショッカー」オリジナルの怪人ザンギオーそして一度使った怪人を蘇らせて一斉に登場させるストーリーとしたのである。そういうことを知ると、本郷の留守にライダーキックを模擬する再生怪人サイギャングがなにか哀れを誘う。だがまた一方、自分がいなくても番組が存続しているというこの回を見てどう考えていたことだろうか。このあと一度ショッカーは壊滅してしまうのだが、それもまた藤岡無き仮面ライダーを成立させるための大技だったのだろうと思う。シリーズ最大の危機と言えるだろう。地獄大使・潮健児が復活の呪文を唱えているのを見てると悪魔くんのメフィストを思い出す。そんなわけで再生怪人はやっぱり弱い。やっつける数をこなさなきゃならないからそうなってしまうんだろう。
_ [漫画] 「あきらめず広嘉」桝田道也
桝田さんの「あきらめず広嘉」をパブーで購入して読んだ。熱が伝わってくる。それと華麗なオヤジギャグも。でもこのオヤジギャグは説得力がある。桝田さん、良いオヤジ力を装備したな。銅版画を思わせる荒れる川の描写などもキャリアの集成を予感させる傑作。予感とか書いたけど初出は2009年だった。
2013-07-29 [長年日記]
_ 新千歳でザンギ。10:52
_ 列車の時間待ち。横浜は雨、こっちは良い天気。気温22℃。信じられんわ。この好適な気候の中で仮面ライダーとか見るのはだいぶ捗りそうだな。
_ YAHOO天気信じて良い天気と書いたが、道内は大雨なのか?外見えなくてわからない。まあ問題無い。
_ 車中食。12:02
_ 故郷の山。ありがたきかな。
_ [特撮] 「仮面ライダー」
これ、実家でおとーさんのPC借りて書いてるの。帰省してまでこんなことしてる俺を笑うなら笑っていい。ギリザメスの回。今回も件の事件のために藤岡弘出ない。おっと、こんなの書く前に書いとく事があった。
_ グライダー乗った。
俺の実家のそばにはグライダーに体験搭乗できるところがあるのだ。今日父とともにそこに出かけてそれぞれ10分ほど、故郷の土地を上空600mあたりから眺めた。昔、伊勢の松坂からわざわざやってきた冒険野郎・松浦武四郎や、土地を求めに来て果たすことのなかった国木田独歩などのおとづれたこの地を空から一望する。石狩川と空知川の合流点を見たり、袋地と呼ばれる沼がかつての石狩川の蛇行の跡の三日月湖であることを確認したり、国道12号線がほんとにどこまでもまっすぐであることなどが大変よくわかる。この辺の土地を多少なりと知る人は一度はこの体験をしたほうがいい。捗るぞ。10分で6500円が高いかどうかは意見が分かれるかもしれないが。
_ [特撮] 「仮面ライダー」
次。イカデビル登場。失踪事件などなかったかのように立花のおやっさんと滝とむつまじくあらわれる本郷。サイクロンの能力が強化されてついでに挿入歌もできた。そこを襲うショッカーの誘導した隕石。そして戦闘開始。イカデビルも地中から登場だ。こいつの使う技はベタベタなことに「ライダーキック殺し」。こいつの弱点はどこだ!敗北のショックにうなされる本郷。そこで本郷は特訓を始めるのである。この辺が昭和テイストで、精神論が世界を動かしているのである。一方立花はショッカーのトレーニングセンターに誘い込まれて、怪人のトレーナーになることを強要されるのである。場面変わってライダーごっこに興じる子供たちをたしなめる本郷と滝。「仮面ライダーのライダーキックは仮面ライダーだからできるのだ!」そしてライダーは特訓の姿を子供たちに見せる。当時ライダーごっこで怪我する子供が出たのが問題となっており、それを逆手に取った劇作である。また場面変わって、立花はついにイカデビルを真剣にしごき始める。その過程でイカデビルの弱点が頭にあることも判明。さすがおやっさんだ。そしてついに正体を現わすイカデビル=死神博士。まあその正体は前回の予告編見れば誰でもわかってしまうのだがな。けど、あの死神博士が、いかにイカデビルに変化していたとしても、おとなしくおやっさんのしごきを受けて特訓していたというのはやはり設定の破たんとしか言いようがない。まあそんなわけで死神博士も死んでしまった。
_ つづき。ギラーコオロギの回。こいつの赤い爪で殺されると殺されたものも赤い爪をもってよみがえる。ゾンビをパクッたな。こいつはさらに子供たちをそのまさに毒牙にかけていく。シリーズはだんだんと直接子供を襲うようになってきたような気がする。それとともに子供の活躍も目立つようになってきた。これはのちの少年仮面ライダー隊につながっていく流れと見える。あれ、そういえばゴロウが最近(←俺時空における最近)いないな。そのかわりナオキとかいう小太りの子供がよく出てくる。この回のアイキャッチの入るタイミングはギラーコオロギ登場の直後で、ちょっとカッコイイ。ギラーコオロギは殺人音波でライダーを殺そうとするも戦闘員たちが邪魔になり、代わりに倒された戦闘員を足でぐりぐり踏みにじるのである。場面変わりショッカーの罠に落ちて、ライダーの力を吸収するマットで覆われた部屋に閉じ込められるも辛くも脱出するライダー。アルファゲルのような緩衝材を先取りしている。こういうところにはショッカーの技術力の高さを感じてしまうのである。
_ 昼過ぎてちょっと雨が降ったりしてだいぶ蒸し暑くなったが、深夜となれば少し過ごしやすい。明日は札幌。宿は時計台の近く。父のグラムロック風ジャンプスーツを着て(当然下着は無し)出かける予定。
2013-07-30 [長年日記]
_ いま札幌13:27
_ いまここ。
_ いまここ。
_ いまここ。
_ いまここ。
_ いまここ!
_ oh…
_ iフォンの電池切れた。いまここ。
_ しまった、グルメ情報古かった。
_ で、いまここ。@14:45.
_ いまはここ。往時からだいぶ様変わりした。
_ 場所は移っても変わらぬメニューも。
_ 札幌農学校
_ 教養部。入学シーズンには馬糞風がふいたものだが。
_ 彼は眼がイっています。。。
_ そしていまここ。@15:30
_ 苺館。今改めて来てみると、石造で涼しげで落ち着く。実はこの店は学生時代の貧にして惨なる記憶にコネクトされていて、入ってみようとは久しく思わなかった。今だってわだかまりがないわけではないのだが、ここに今流れているケルト系の歌を聞いていると、あの時のかの人のいないこの空間は好ましいものと感じる。
_ 茶店のはしご。
私的巡礼風札幌散歩は、ここで概ねの目的を果たし、あとは晩餐と言うほどの予定。店内に焙煎室のあるこの店・あらびか はその前身は るびあ といい、店内を大きな猫がのそのそ歩いていた。今午後4時。深い焙煎のフレンチは往時より優しい味のように感じる(豆の量が減ったのか?減ったのは俺の味蕾か?)。客は俺と同年代のおやっさんばかりというのはどうしたことだ?その中で俺だけが夏休みに浮かれているのが幾分気まずくはある。珈琲が苦くなってきた。
_ さらに、一度宿にCIして、ジャンプスーツに着替えてからロンドンブーツ履いてテレビ塔下の可否茶館。シンプルなスペースは全く変わらず安心する。ダッチコーヒーをアイスで。うまし。
_ 会食などあり宿に戻る。今日はだいぶうかれてしまい反省もあるが、帰省の旅はまだ続くのだった。つづく。
_ うにゃ [おやすみ]