RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2021-02-16 [長年日記]
_ 昨日はなんだか夜目覚めてしまい、王欣太『達人伝』とか鈴木望『青に、ふれる。』とか、ずっと昔に少年チャンピオンに載ってたのを少しだけ読んで続きが気になってた、つのだじろう『メギドの火』とか石川優吾『よいこ』なんか読んでしまって寝不足。なので計算の続きなんかできるような頭じゃなかった。メギドの火のラスト、意表を突いてたがあまり面白いというわけでもなかった。日中、ふと思いついてずっと使ってなかった湯たんぽを引っ張り出した。なので今はちょっと熱めな寝床。そうそう。ここ何年も敷布団というものを使わずに厚めの毛布の上に寝てたのだが、寄る年波には勝てずふかふかで洗える(はずの)敷布団を敷いている。掛布団もふかふかのやつなんだが、寝てると体温が上がって寝苦しいくらい。世間のやつらはずっとこんな贅沢な夜を過ごしてたのかと。いかん今夜も寝不足になるわけにはいかない。でもまだ読んでない漫画が枕元にある。。。
もうちょっと昨晩のことを書くと、 眠気を誘うつもりで「ラジオ深夜便」を小さくつけっぱなしにしてたのだった。うとうとしてるうちに、シベリウスのトゥオネラの白鳥が流れていたのに気づいた。それが全く、真っ黒な夜にはこれ以上相応しい音楽は無いと思わせるものだった。この白鳥は冥界の真っ黒な水の上に漂っている。昔からこの曲は好きだ。というかシベリウス全般が好きだ。だが次にかかった交響曲第5番は、一番最後の印象的な、間を開けて数回弾かれる短い和音の部分だけ覚えていたので、過去に聞いたことはあったんだろうけどほとんど未経験同様だった。もっとシベリウスを。トーンポエムだけじゃなくて交響曲を。まずい、目が冴えてきた。最後に、フィンランディア讃歌の合唱でコーナー終わり。確か魔窟の奥深くに、シベリウスの7つの交響曲を納めたCDのセットがあったはずだが、今年度中にたどり着けるかどうか?