けいりう堂日記

_ 午前中はモーチベーションが上がらなかったが夕方近くなってからジムで自主ヨーガと筋トレ。筋トレを復活させてから良い感じにコロナメタボが解消されつつある。いや銭湯のおかげかな。ともかく。毎週のとあるヨーガクラスで一緒になる方がいらしており、スケジュールが無く自由に使えるスタジオで自主ヨーガをやっていた。やってるアーサナを見れば彼が誰のクラスで教わったアーサナを練習してるのかがわかる。教わった通りに、忠実に何度もそれを繰り返す姿を見ていると、突然、どうして全てのヨーガ・インストラクターさんたちが、細部は異なっていても結局は同一のことを説いているように思われるのかが分かったような気がした。みんな、教わったことを自らの身体で試す。それは自分の体との対話なのだ。それを繰り返しながら、教えられたアーサナの価値を確認していく。特別な才能など無くとも可能なことなのだ。もしもパタンジャリがヨーガの創始者であったとしても、やはり彼も原初のヨーガを自らの身体と対話しながら行なっただろう。パタンジャリが行なったことは、現代のヨーギ・ヨギーニのやっていることと全く同じなのだ。だから、ヨーガ・スートラなど読まなくとも同じ教えが伝わっているのだ。ヨーガに出会えたことは実に幸運だった。

_ というわけで、みっちり筋トレなどもやってしまった。こういう時は罪悪感なしに思い切り焼肉を食べていい、ということに国際条約で決まっていることは、皆さんご存知ですよね。筋トレってさ、自分で勝手にやってるだけなのに、やり終えると妙な達成感があって自己肯定感がめっちゃ高まらない？しかも、それが悪いことしてるわけじゃない、というのが良いじゃないですか。世のためになるようなことではないとしても。どうでも良いか。さてその焼肉屋でイカ焼きを頼んで芋焼酎ロックの肴にしてたのですが、それにしてもイカやらタコやらは、酒の肴になるための生物としか思えないくらい酒に合うというのはこれまた不思議な事だ。一説にはこれら頭足類の遺伝子は宇宙由来だと言う。この説を知った時は、そうか奴らはやはりクトゥルーの化け物たちだったか、なんて思ったりしたのだが、しかしながら今のところ彼らが人類の脅威となったという話は聞かない。ならば、彼らの来訪目的は、きっと僕らのために遥かな宇宙から酒の肴になるためにやって来た、ということだったのだ。本当にありがとう。