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2024-07-07 [長年日記]
_ [歌] 『音楽を愛して、音楽に愛されて 湯川れい子作詞コレクション』
夜も更けてます。タイトルに書いたようなアルバムを聴いておるのだけど、唐突に松本伊代『センチメンタル・ジャーニー』がかかる。このCDは湯川さんが作詞した曲を集めたアルバムなのだが、この曲はてっきり糸井重里さんの作詞だと思い込んでいて少なからずショックを受けた。「伊代はまだ16だから」なんて書いた人が糸井さんなのか湯川さんなのかで、この部分の受け止め方は自分の中で少し変わることに気づく。この部分を同性の書いた歌詞とみればそこに若かった作詞者と重なるような共感を感じるが、異性が書いたとみればそこにはいい年をしたおっさんが「リンダ困っちゃう」(古いぞ、例えが!)とか言ってるように、若い女の子をあざけるような悪ふざけのニュアンスを感じてしまうのだ。糸井さんが作詞した松本伊代の歌に『オトナじゃないの』という悪ふざけも極致というのがある。「かけちゃうぞ ピッピピッピ」がカムショットの隠喩でなくてなんだというのだ。まあそれを面白がっていた自分がいた訳だけど。
稲垣潤一の『雨のリグレット』も湯川さんなんだな。湯川さんの作詞したものには結構好きなものが多い。自分が好きなのはゴダイゴの『銀河鉄道999』と中島美嘉の『火の鳥』。どっちもアニソンだなあ。さらに調べると池田聡『j・e・a・l・o・u・s・y』(←一文字ずつナカグロで分けるの書きにくいからやめて)、アン・ルイス『六本木心中』とか結構好きな曲あるなあ…と思いかけたのだが、いや、そうじゃない。湯川さんが膨大な数の作詞をしているからその中には何曲も僕の好きな曲が含まれているということに過ぎないのかもしれない。湯川さんの歌詞だから好きなんじゃなくて、好きな歌の歌詞を作ったのがたまたま湯川さんだったのだ。なんかそういう言い方って良くないような気もする。これらの曲が好きなのはやっぱり「長いまつげが卑猥ねあなた」とか独特の言葉にやられているから、だからねえ。
湯川さん良いですよね。銀河鉄道999がかかると、うにゃ嫌いなやつだよね。って毎回ツッコミが入る。その度にキライなのはボーカルだけなのよ。ってツッコミます
タケカワさんいい人そうなんだけどなあ。だが、そうか。俺の魅惑の歌唱でキライの記憶を上書きすれば良いのだな。よしカラオケ行こう!放送大学の試験終わってからでいいよね?因みに俺はミッキー吉野も嫌いでは無い。