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2006-01-06
_ [京街道] 枚方から大坂・高麗橋
大坂到着。
5日目にしてやっと、大坂・高麗橋に到着。昨日ほどではなくともやはり寒く、足の裏にもマメ。マメなんて何ヶ月ぶりなんだ。随分鍛えられていたつもりだったが、まだまだ鍛え方が足りなかったようだ。
高麗橋に着くと19時近かった。あこがれの「みんぱく」にも大阪城にも訪問できなかったが、高麗橋の近くに「くまの街道」という標示を見つけた。日本三庚申の一つのある四天王寺を経由するらしい。そうか、次回の大坂発の旅はこの道を行けばいいのだな。
さすがに疲弊した。ウォーキングなんてしばらくは考えたくも無い。そう、二日間くらいは…。
_ ホワイトストーンズ
TVつけたら今日も「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」をやってる。出演者、皆寒い中でくだらないことやってて、楽しそうだなあ。ヒロインの子が大変可愛くて良い。
2008-01-06 疲れを癒す日。
_ 疲れを癒す日。
奇跡的に、旅の間中の録画はすべて成功していた。幾つかを見ては眠ることを繰り返す。 寝ているときにまで、わたしはどこかを旅していた。これは静岡の岩淵の辺りだろうか。そんな地名が浮かんでいたが、実際に歩いた岩淵の富士川沿いの道とはずい分印象が違っていた。民家のごく傍を通る細道を控えめに歩いていると、高速の高架の下を通る道に出た。道標のように背の高い地蔵が立っている。1/25000地形図を眺めて、ここから先は新しい道だ、と思った。以前通った道を再び歩いていたようだ。そういう夢。金沢道を年末に歩き終えて、されど奥州の道は雪に閉ざされ、下田の山道には何となく恐れを抱いている。もう少し安全な道を歩きたいと言うことなのかもしれない。
さて、次はどこに行こうかな。。。しかし今日は休養。
ファミリー劇場のウルトラマンネクサスが最終回。録画しているうちにレコーダーのエラーが出て録画に失敗。来週土曜に再放送があるけど。
2009-01-06 初出勤。
_ 今日はフレックスタイムの使えない初出勤日。
定時の三十分前に出社。年に何度あるかしれない。朝飯も食ったしな。
お昼休み、会社を抜け出して駅ビルで昼食。食後本屋を覗くとNHKの「日めくり万葉集」のテキストブックを売ってたので購入。元興寺の僧の歌が目を引いた:
_ この歌は聞き知っていたが、その意味をよく理解してはいなかったような気がする。少なくとも、表面的にしか。
_ 白玉は真珠のこと。人には知られないとしても、己の価値は己ひとり知ってさえいれば良い。
_ この歌は負け犬の遠吠えなのか。自尊の讃歌なのか。誇らしい表明なのか。しかしそう歌っているではないか。私は白玉を持っているのです、と。この複雑な気持ちには深い共感を覚える。
_ 何より、この歌が旋頭歌(5・7・7・5・7・7)の好例であることを興深く思った。
2011-01-06 「イフタフ・ヤー・シムシム」−アリババと四十人の盗賊−
_ 普通には思いもよらないような動機というものがあり、心ならずも犯罪者となってしまうような人間にはそれを抑え込むことがどうしてもできない。路傍の石にも共感を覚える能力を持つ人間のこと、話し方次第ではそんな異常な動機のことにも共感を覚えてくれるかもしれない。だが、話し言葉では伝わらないことも多い。そこで、手紙にしたり、フィクションにかこつけてそのことを書きつづることになる。
このようにして、異様な動機から異様な傑作が生まれることになる。これこそ、作家が作品を作る理由でなくて何であろう。比喩では無く、書かなければ彼は本当に破滅してしまうのだ。そのことを「書くことが生きることである」と言い換えたとして、私には異議は無い。
家庭を作ることへの怖れは、それができた瞬間に家族のことばかり考えずにはいられなくなることへの怖れなのだろうか。おのずからそうなるのならそれは煩悩であり良いことではない。どこからか与えられた倫理観による強迫ならば、それも不幸なことだ。何よりも、そのように家庭や近親者と言う者を捉えてしまうものの見方を得てしまったことが悲劇的と言える。そして、それはまた反自然的でもあるがゆえに、エロチックに見える。エマニエル夫人に書かれた原理に従うならば、だが。そして、動物に備わった家族愛を煩悩であり捨てるべきものと言い切る教えがあるならば、その宗教もまたそのゆえにエロチックなのである。
以上、昨日の旅の帰りの電車で牧村僚の人妻ふとももエロ小説を読みながら、そして敬愛するフランツカフカの唇の薄い肖像を想いつつ考えたこと。
_ [読書] 「アラビアンナイト−ファンタジーの源流を探る−」西尾哲夫、NHKカルチャーラジオ文学の世界、テキスト、2010.
ラジオのチェックまでやってられるか!
しかしこういうテーマが語られてしまうのだから困ったものだ。アラビアンナイトにエロチックなイメージが植え付けられるにいたる過程など示されていて大変面白い。私はこの物語をジュブナイル版の全集モノでしか読んだことが無い。そう言う全集は、美しい挿絵が物語に対する具体的なイメージを与えることが善し悪しである。もしかすると高校時代にアニメーションのラフスケッチなど描いたりするのに一番使ったかもしれない。今、日本語でアラビアンナイトを読もうと思うなら、ちくま文庫版と東洋文庫版とボルヘスのバベルの図書館収録の版があるらしい。東洋文庫版がバートン版をもとにしていて一番エロいらしいぜ。ちなみにここ神奈川ではアラビアンナイトと言えば特殊浴場の名前かエッチなお宝の専門店ですわ。リチャード・バートンが悪い。あれ?リチャード・バートンって「オルカ」とか「カサンドラ・クロス」に出てた俳優の名前だったかな?←惜しい。それはリチャード・ハリス。リチャード・バートンという俳優はそれとは別に確かに存在する。
そうか、イフタフヤーのことを書いとかなくちゃ。開けゴマのことらしいです。シムシムがゴマで、セサミと語源を同じにするらしい。なんで「開けゴマ」なのかもよくわからないらしいが、エッチな意味ではないか、という説あり。やはりそうか。けどゴマは小さいな。何の比喩であったとしても。
書いてる人間がエロいんだからそういうネタにばかり偏ってしまうのはしかたない。しょうごのいじょのいこ。←エナリの真似。声に出して読んで欲しい。
2013-01-06
_ [コンピュータ] HDD交換。
少し前からEドライブが認識されないことがたびたびあって、いろいろ苦心しても改善しないので思い切って交換した。このドライブにはいろいろろくでもないデータが入ってるのでそのうちなんとかせねばならない。海道行脚の画像データも数個欠損してしまったようでもある。
2015-01-06
_ 風邪治らず早退。雨の中帰宅するともう夕刻。生温い気温。陰鬱な気分で床に就き起きると少し調子は良いがまだ鼻の奥は不快極まりなく、熱が無くともここが不快なときは体もつらい。少し起きてミシェル・ポルナレフとかマキシム・ル・フォレスティエの曲なんか聞いてる。ポルナレフは父もミュージシャンでユダヤ系ウクライナ人。レオ・ポルという名でピアフやモンタンに曲を提供していた。ポルナレフという姓はウクライナ系のもので異母兄にはブルガリアの科学者ボリス・ポルナレフという人がいる。
ポルナレフには逮捕歴がある。1972年のオランピアコンサートの宣伝ポスターは、女性の服を着て下半身裸でこちらに形の良い臀部を見せている、というもので、これがフランス当局に摘発されたのである。結果的にはポスター1枚当たり10フランという罰金を支払いしたとのこと。その翌年再びオランピアコンサートを行った時のポスターは、日本で出たポルナコレクションというLPのジャケットにもなっているが、今度は全裸で股間に帽子、というものだったが、クレームは無かったとのこと。ちなみにこの写真のポルナレフの両手は胸の上部辺りで何かを手にしており、したがって帽子を支えるものは見当たらない。帽子の陰に何か支えになるものがあると考える以外には。いや、今よく見たらちょっと左足が前に出てるからそこできわどく支えているのかも。そんな考証をしてるうち、3年ぶりのブラタモリが始まったのである。
_ さてブラタモリである。南禅寺敷地にある琵琶湖疏水を流す水路。この水路は船の道として琵琶湖と京都を繋いでもいたのだが、途中船の行き来できない急こう配をインクラインと言う線路でつないでおり、そこの行き来には疎水で発電した電気を利用していた。この線路に、鉄路を固定する犬釘がある。現在使われているものは上部が亀の甲羅のように丸いものだが、初期のものは横から見るとまさに耳の少し垂れた犬の横顔のように見えるということである。
入浴して夕食摂って続き。土塁を見て即座にタモさんは「これは御土居ですね」。こういう大人になりたいんだよ、俺は。
終わった。ああ、陽水の「MAP」も懐かしい。番組中の”ぶらぶらチャチャチャ〽”も懐かしい。思い出した。以前まではナレーションはグリコちゃんこと戸田恵子さんだったんだ。今回は加賀美幸子さん(今年74歳)。
_ 続いて、「ピエール瀧のしょんないTV」の録画見る。たき火に合うものベストテン。あー焚火したいなあ。風邪治ったらどこかでひっそり野宿でもするかな…。って、「バーベキュー芸人たけだバーベキュー」って誰だよwww すげえ。バーベキュー本3冊くらい出してるよ。たき火と言えば「潮騒」。広瀬アナの朗読を受けて「初江の秘められた貝は大量の汁を…」と妄想で読み始めるピエール瀧。聞いたことも無い芸人沢山出てくるなあ今回。ふとっちょ☆カウボーイ「パンパーン!(裏声)」と日本唯一のプロの猥談家・住倉カオスとか。動画あった。この人のキャラ、何となく俺とかぶってる気がする…。丸大ハムの「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」はキャンプのCMだったんだな。これだな。焼き芋も良いしマシュマロも良いが、厚切りハム。
_ トップページの画像差し替え。PSP10が悪いのかなんか上手く行かず。
2016-01-06
_ 昨夜は会社帰りに初めてQBハウスに寄って散髪。悪く無いが、近所の床屋でカットのみの方が気楽で良い。PCやはり立ち上がらず。BIOSの起動画面から立ち上がらない。むむむむ。CMOSクリアしてみるか。今日はもう寝るけど。
2017-01-06
_ 夜ヨガ。今年の初ヨガ。シャバーサナで盛大に寝息を立ててしまいました。帰宅すると放送大学から受験の案内が来ていた。今期は2科目、「データの分析と知識発見」「西洋音楽史」。どちらもテキスト・ノートの持込は可とあった。はじまったなw まじめに勉強してチャンスを逃さないようにしなくては。3連休、寝床の片づけと試験勉強に打ち込むか!
2018-01-06
_ 朝、出来るだけ時間を作って、20分くらいの瞑想をするように心がけている。よく言われるように、瞑想の後にはスッキリするとか、あるいは自分が新しいステージに立っていると感じる、などといったことは全く無いし、若い頃に想像していたような神秘体験が訪れる、などということもない。ただ、とても貴重な朝の時間を一見役に立たないようなことに使う、ということには何か思いも及ばないような価値があるのかもしれない。もちろん、結局自分に何も起こらなかったとしても、一向に構わない。何故なら、私はその時間を確かに楽しんでいるからだ。無になる、ということも無理なことだ。様々な思いが浮かんでは流れていき、あるいはしばしば囚われてしまいそうなネガティブな思い出も浮かんでくる。それもじっと見つめているうちにやがて流れていく。静かな呼吸の音を聞きながら浮かぶ思いを眺めるともなく眺めているとき、不思議なことに心は昂らず、苦しみも悲しみも感じてはいないことがわかる。苦しみに満ちた世界に生きる上で「苦痛」と「在る事」はいつも隣り合わせてはいるけれど、本来これらは切り離せる事なのかもしれない。死が、生きている私たちには感じられないが故に私たちには関係がないと見なせるならば、そのこともありうることだ。
新しい年はストックからインプットへと切り替えていくことにしようと思う。それはいつか全てを捨ててしまうための長い準備だ。
2019-01-06
_ [特撮] 仮面ライダージオウ
平成最後の初ライダー。いきなりニンニンジャーのスターニンジャーの人が登場してライダーに変身。その名も仮面ライダーシノビ…というジオウの初夢。その後、アナザーシノビが現れる。そしてウォズがなんか岸部露伴みたいな能力を使ってさらに仮面ライダーウォズに変身。武器はジカンデスピア。これは"もう一つの未来"から来たウォズだった。シノビはこれ一回で退場なの?ちょっとかわいそう。つづく。
_ [特撮] 快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー
ルパンイエロー和服で登場。でもギャングラーに遭遇してすぐにジャージ姿に。そしてルパンコレクションの力で楽しいゲームが始まってしまう。なにそれ。レッドのモノマネでまたブルーのレオタードのエピソードがいじられてる。その頃パトレンジャーたちは今更だけどルパンレンジャーの正体に気付くのだった。CM。てれびくんの宣伝の中で次回の戦隊の名前が出てきた。騎士竜戦隊リュウソウジャー。竜騎士じゃなくて騎士竜なのか。そうそう、1/18からNHKでも特撮のドラマが始まる。というか特撮オタクをヒロインにした漫画「トクサツガガガ」をドラマ化した番組。ヒロイン役若い。CMおわり。そして出た。ルパンレンジャー男子が女装子に。結構可愛いw そろそろ終わりが見えてきた。次回、ルパンXが悲壮な感じに。つづく。
_ うう。やばし。鼻風邪が進行中。喉に来た。明日、平成最後の初出勤の予定なんだが。我が家寒いからなあ。夕ヨガやめてあったかくして過ごそう。早く春にならないかなあ。早く梅咲けー。
_ うーむ。さらに喉が悪くなってきた。まだグーグーガンモの声にはなってないけどパトレンのノエルの声くらいにはなってきたよ。オ・ラ・ラー。
2020-01-06
_ あまり日記書かないうちに休み明けた。今、松浦武四郎に関連する本読んでて、思いついて昨年録画してた「永遠のニシパ」というドラマを1/3ほど見た。語りが中島みゆき。だいぶ甘ったるいお話。マツジュンと深キョンだからな。杉元とアシリパさんみたいにはならないさ。
2021-01-06
_ 明日は七草なんだけどお粥食べるよりも食べきらねばならないものが沢山あるので七草買わず。夜ヨーガ。相変わらず下半身が硬い。あ、昼間のうちにウッターナサナやるの忘れたぜ。ヨーガクラスでやったけど。
2022-01-06
_ 予想当たって横浜も雪。寒いよ。お昼のマルちゃんハイラーメンにしょうが投入した。あったまるかどうかともかく旨い。手がかじかんで食べにくいす。うちの中でオーバーズボン履いてますわ。乾燥機回したから多少暖まる助けになるかな。うっ、洟水が、で、出ちゃう。。。
_ それにしても近頃の天気予報はとってもよく中る。これはプッチ神父の目指した、覚悟のできた世界が到来したということだな。僕の名前はエンポリオですっ!
_ 思いの外仕事に時間がかかってしまい、いつものように最寄りコンビニでおでん買おうと出かける。もちろん雪は残っていて、短い道のりとは言え坂の多い土地柄、ゆっくり小股で歩いたけど家の手前でずるりときて少し膝をつく。痛いというほどの衝撃ではなかったが、やはり面倒でもゴツい靴履くべきだなあと反省。覚悟のできた世界だったはずなのに覚悟ができてなかった。これじゃブチャラティ兄貴に怒られるよ。とは言えうちは登山靴くらいしかない。まあ長距離ウォークの鍛錬と思って使いますか。明日も寒いので道は凍ってるはず。朝にはリサイクルゴミを出さねばならぬ。気をつけないと。
2023-01-06
_ 明日から三連休だから旅行にでも行くかな。行かねえよ!という訳で終業後、今日はゆっくりと歩いて銭湯行こうと20:00少し前に外出。ちょっと出るのが遅くてラーメン屋と飲み屋くらいしか開いてなかったので水だけ飲みながら9キロくらいのウォーキング。「お腹なんか空いたらー♪ 水をのーんでー♪ ボクはボクは泣かないー♪ 天使のウォーキングー♪」そして何と、行こうと思った銭湯も既に閉まっていた。しかしその近くにもう一軒あるのを知っていたのでそちらへ。露天風呂も薬湯も電気風呂も水風呂もある。ところが薬湯から上がるとほのかに立ちくらみがした。平静を装って水風呂に入り、水を飲んで事なきを得たが、この先ちょっと不安だなあ。そう言えば、温泉宿に行くと部屋に甘いお菓子が置いてあったりするけど、あれは単なるサービスではなく入浴前に食べることで湯当たりを防ぐ効果がある、と聞いたことがある。空腹で熱めの薬湯に入って軽く湯当たりしたのだろう。これからは水だけじゃなくて飴ちゃんとか持って行くことにしよう。そんなことより舞ちゃんちが大変だ!
_ 訂正。湯上がりに目眩がするのは「湯あたり」じゃなくて「のぼせ」で、温泉の後で数日後に出る症状が「湯あたり」なのだそうだ。まあどっちにせよ空腹でも満腹でも良くないということらしいし運動後も良くないそうだ。しかも冷水浴と温水浴を繰り返すなど体への負担が大きい。今日の私の入浴の仕方は悪い入浴の仕方の例みたいなもんだった。けど風呂に入るのもなかなか難しいな!
2024-01-06
_ [熊野街道] 伊勢路、240104-240106。
今年の年末年始は新幹線は全席指定になるとのこともあって、さらにはなんだか全く旅の準備も年内にできず、3が日が明けてから行脚に出かけてきた。昨年のゴールデンウイークに辿り着いた三重県は阿曽というところから再開。少なくとも3日のうちに田丸にはつけると思っていたのだが、結局川添というところまでで草臥れた。
今回の旅はなんだか色々なことがあった。1日目のスタート地点である阿曽には廃校を利用した温泉施設がある。入浴後のウォーキングが辛いことはよくわかっていたのだが、どうしてもこの湯を味わいたくてスタート1時間も経たない真昼間に軽く入浴。温度低めのサウナも楽しんだ。柔らかな感じのする良い湯だった。その後は瀧原宮までの割と無難な旅。松阪の夜は、目当てにしていたホルモンの「たこやん」はお休み。適当な居酒屋に入ると、「席は空いているものの料理の提供はめっちゃ遅くなる」と言われ、それでも覚悟してそこで食事。確かに初めのメニューが来るのに30分掛かったが、満喫。
2日目はほとんど最後の峠越えとなる三瀬坂峠へ。これまでの峠の中では低いが結構な急登。頂上で一息ついていたらなんとロードバイクを押して上がってくる人が。初めて見たよ、自転車で峠越えする人。彼は伊勢の方から熊野を目指しており、何とかこの日のうちに尾鷲につきたいと言っていた。尾鷲まではまだ3箇所くらい峠越えがあったはずだが、無事に着けたのだろうか。ロードバイクのタイヤは細いからガレ道とかでパンクしやしないだろうか、などと心配していたら、自分の方が峠の登り口にあったスタンプポイントを見逃していたことに後から気づいた。ただ、この辺りの伊勢路にはもう一つのルートがあり、後日近くを通ることになるからとこの日は諦める。資料に載っていた廃寺跡は地元の方に聞いても無さげだったので探索を諦めていたところ、別の地元の方に声を掛けられた。獣害が激しいと聞いた。最近クマの目撃情報があったらしい。猪が出ることは道々電気柵やシシ垣のあることからも窺えたが、この方は猟師の免許をとってからもう何十頭も取ったとか。猿も多く出て、10頭くらい檻に入れてあるとか。それから、シカがミカンを食べにくる。シカは良く車にぶつかる。そんなことを話しているうちに、なぜか鹿の角をもらってしまう。左右対で完全な形。不要なバックにまで入れてくれて、僕はこの後鹿の角の入ったバッグをリュックの他に下げて歩くこととなった。歩いてると、硬くてゴツゴツした物が何度もあたしのお腹に当たるんです。。。上三瀬の北畠氏の館跡など見て都合良くやってきたバスに乗って川添駅から伊勢市へ。夜の部は穴子の唐揚げやサメのタレなどで盛り上がる。
3日目。川添駅からバスで昨日のゴール地点に戻り、北畠氏の砦跡など散策。3メートルの高さの土塁が見事に残っている。疲れが出てきて川添駅に戻ったところで休みつつ電車を待つ。2時間待ちだったが、汗拭きシートで清拭したり飲み残しの地酒をちびちび飲んだり斉藤美奈子さんの『妊娠小説』を読んだりして待つ。本がめちゃめちゃ面白くて待ち時間が苦にならなかった。しかしどうやら近鉄の中にその本を置き忘れてしまったらしい。というわけで帰宅。ふくらはぎがパンパン。
_ うしどし [白玉=甘味と思う私です。私にとってある意味真珠かも^^]
_ けい [丑年の甘味好きのあなた。。。素敵ですね。 そいで人知れずこっそり食べてるんですな。]