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けいりう堂日記

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2004-02-21

_ 寝たりおきたりしてなかなか持ち帰り仕事に手が付けられない。

まあ休日だから休んでればいいんだけどさ。

食欲あるような無いような。眼から疲れてるみたいだな


2005-02-21 STL/『発掘を科学する』/『ファンタジックチルドレン』第21話/山尾悠子作品集成

_ [コンピュータ] STL。

mapとfindの使い方にまごつく。自分用Tipsの記事がどんどん増える。

_ [読書] 「発掘を科学する」

読みさしになっていた『発掘を科学する』(田中琢・佐原真著:岩波新書)をやっと最後まで読んだ。遺跡捏造事件以前・インターネット浸透以前の著作。トイレの遺跡から寄生虫の卵をさがす第3章が特に面白い。このころGISの利用が途に付いたばかりで、今はGISを使うアプリが国土交通省のHPからダウンロードできるようになっている。いくつか落としてみたのでこれから遊んでみる。街道行脚の助けになるといいなあ。

_ [アニメ] 「ファンタジック・チルドレン」

『ファンタジックチルドレン』第21回「デュマ」。やっぱり面白い。最初から見てぇー、だが近頃珍しくDVDが出ていない模様。

_ [読書] 「山尾悠子作品集成」

分厚い『山尾悠子作品集成』を夕べから読み始めた。扉に著者の写真が載っていて巻末にはデビューの頃別冊新評という今は無い雑誌に載っていた山尾氏へのインタビューを含む解説など、ネタバレ満載。最初の作は余りにも懐かしい『夢の棲む街』。住む、ではなく棲む。町、ではなく街なのが山尾悠子。世界は言葉で出来ている。


2006-02-21

_ サボる気は無かったのだが

今日は書き物の日だったのだが、午後も三時を過ぎればだらけてくる。そのときに書いてた文章

_ …いずれにしてもその際にサンプルから算出する特徴量がどの程度 ううーんいけずぅ

_ 早帰りしてきました…

明日はアニソンカラオケの日らしいです。勇気を出して「荒野のヒース」を歌ってこようと思います。

ハルカリのTipTapsTipはこの次ってことで。

_ 泣くほどのことも無い数々のことがらについて。

泣くほどのことも無い数々のことがらについて、僕がそれらについて言うべきことはもうそれほど残ってはいない。

全ては煩悩、思い煩う心の移ろいが呼び起こす詩想と曲想だ。それ以上のものではないんだよ どんなにそれが尊いものに見えようと、どんなに大事なものに見えようと、そんなことはまやかしだ。

しかも知るべし、泣くと言うことにさえ、崇高な心は今や寄り添ってはいないのだ。涙なんて 涙なんて。

思うに、世の中の坊主という坊主は皆んな そんなことには気づいているのだ。初めて頭を丸め、思いがけずもいびつな形をしていた自分の頭に新鮮な驚きを抱いたそのときに、世の中のありとある坊主は知ったのだ。涙の意味は驚くほど軽いものであり、そんなものに古今の詩人達が自らの理想や秘めた恋心をよくもまあ仮託しつづけたものだ、と。

坊主の坊主頭に幸あれかし。坊主は、坊主が、坊主が坊主に坊主の坊主な絵を描いた。


2009-02-21 再生。

_ 「ガラス色の恋人」

そういうタイトルのドラマを視た。吹石一恵(=ウルトラマンジャスティス)がわりと好きで、土曜スタジオパークで宣伝してたので。
 この作品は沖縄ガラスに託した再生の物語だが、脳死状態からの臓器移植というデリケートな問題や蘇生術などが絡んでくる。ヒロインがもと看護士であったことには大きな意味がある。
心音によって恋が芽生えてしまう、と言う心理的のトリックを読むのは深読みなのだろうか。まあなんか久しぶりにこういうドラマを見たから感想文を残しとこうかと。
 フッキー、もしや少し胸小さくなってないかな…?残念也。

2010-02-21

_ シンクの食器も洗う。

なんか風邪っぽかったので辛いカレー食べようと思った。行きつけの関内モハンにと思ったが、目新しいところはないかとネットで調べ、横浜駅ビルのとあるところへ。ランドナーで出かけて、東急ハンズ脇の駐輪場に置く。ついでに輪行のとき取り外し易いスタンドを入手。

カレーは期待外れ。家でキムチ鍋食べ直し、ついでに洗い物片付けた。


2011-02-21 「HOHAHA」−NMR技術者の笑い声−

_ [新聞を読んで] 日経。

科学技術面。通常の医療用の2倍弱の静磁場を作ることのできる超電導磁石が、財団法人鉄道総合技術研究所で開発された。リニアモーターカーの技術に関係しているようだ。学生時代にちょっと知識をかじっただけだが、部屋の一角を占領するような大きな装置だった。新しく開発された磁石は、液体ヘリウムで無く液体窒素で冷却すれば良いというのが画期的。ポータブルMRIができる可能性が出てきた。強い磁場という方向を推し進めていくと、空間分解能のさらに高いものも作れるのではなかっただろうか。MRIは非破壊検査で化学構造に関する情報を得られるという優れた面を持っているが、他の物理分析、たとえばSIMSとかRBSとかXPSとか赤外といった方法に比べると感度は低い方で、試料がたぶんmg単位は必要だったと思う。空間分布を調べるには、空間ごとに核磁気共鳴の共鳴条件をちょこちょこずらしてやる方法がとられるが、20年ほど前の知識ではせいぜい空間分解能は1ミクロン程度で、ナノサイエンスにはあまり力を発揮することができなかった。磁石がこんなに進歩するなんて、馬蹄型磁石で砂鉄を集めて「陰毛じゃ陰毛じゃ」とふざけてた子供の頃には思いもよらなかったよなあ。

同、やさしい経済学。今日で4回目だが経済物理学から見た景気変動。ユール・スルツキー効果というのがあり、ランダムな時系列データも移動平均操作によって周期性があらわれる、ということが「本当に」あるらしい。こういうのがキチンの波などの原因と目されているということで、ぶっ魂消ている。良い参考書は無いの?筆者家富洋さんの著作は「経済物理学」を持ってるが、少なくとも索引を見る限りはこの辺の記述が無いように見えている。

_ 同、社会面。なんと光化学スモッグが花粉症を悪化させていることが東大・マックスプランク研究所の研究で明らかに、とある。花粉表面に活性酸素ができたり、活性酸素がNOxを花粉タンパク質に結びつけたり、ということ。花粉症は現代人の体質が変わったせいで顕在化したんだと思い込んでたが、立派な公害だったということか。

_ 「新聞を読んで」を書くのも久し振りなのだが、これを日記に書く意義は、スクラップブックの廃止である。しかし記載が進まないので、部屋の中にはちぎった新聞紙が散らかっている。記事を読みながら手で打ち込むなんて技術的にプアすぎる。しかし、新聞紙をちぎるのに比べてスキャナで取り込んで電子化することは、個人の行為としては手間がかかりすぎる。こういうところに発明のチャンスがあると思うんだが、あまり良い手が思いつかない。

_ [映画] 「大いなる西部」

BSでやってる。丁度今、グレゴリー・ペックとチャールトン・ヘストンが殴りあいしてるとこ。この映画、長すぎて通して見たことが無いのでストーリーが断片的にしかわからない。中学の時にテレビで放映してたが、見てるうちに寝てしまった。今回も通しで見る機会は相当後のことになるだろう。。。

_ [食べ物・飲み物]鶏胸肉の生姜焼き。

いつもはマジックソルトとか塩胡椒とかで食べることの多い鳥の胸肉を、ちょっと飽きたなあと思って生姜醤油に浸して焼いた。思いの外旨かった。デリーのカシミールカレーと共に食したが醤油味は殊の外マッチしてる。たしかカシミールカレーにも醤油が入っていたと記憶している。今度は味噌味を試してみたいと思う。ちなみにいつものようにブロッコリーとエリンギを添えて蒸し焼きにした。これらにも生姜醤油の味がしみ込んでなかなかに旨かった。QOLを少し向上させた私にはほんの少しだけれど天使の属性がある。


2012-02-21

_ [新聞を読んで]ギリシャ悲劇

このカテゴリで記事を書くのは久しぶりだが新聞は読んでる。日経の記者は昨今のユーロのドタバタを「ギリシャ悲劇」なんて書いてて、久しぶりに他人のいる前で笑ってしまった。オイデュプス王の悲劇のように人間であること自体の悲劇をあらわしているギリシャ悲劇と、今の「ギリシャの悲劇」。並列することがなにか辞書のインデクスを切り取ってきたような下手な冗談と見えたからだ。


2013-02-21

_ 帰り遅くなった。放送大学の科目申請した。忘れないようにOUTLOOKの予定表に書きこんだ。春だねえ。朝も早くから明るくなってきたし。だいぶ寒いけど。


2014-02-21

_ 実はあまり寝られなかった。単純に物理的に睡眠時間が取れなかっただけなので心配はない。ただ、そのような状態でちょっと込み入った計算をするのは苦痛で、試行錯誤の末に思考が錯誤する(←笑え)。おまけにのどの調子も悪くなる。口内炎もできる。良いことがないし、良いことが起きていてもそれに気づかないかもしれない。
 ガウスは19歳のとある朝に正17角形の作図法を思いついた。というか作図できることを示せた(ちなみに手作業で描こうとするとこんな感じになってしまう。無理からぬことだ。人よ、まず正五角形から始めたまえ)。ケクレはさんざん悩んだ末に夢の中にウロボロスがあらわれてベンゼン環を見出した(と本人は主張している。疑う向きもある)。脳の疲れは寝て取るのが一番。そういう訳でタモリ倶楽部も見ずに寝た。朝起きたら計算の答えができているかもしれない。それはこびとさんが夜中にお仕事してくれていたおかげなのだろう。俺はときどきこびとさんに助けてもらったことがある。このことに味をしめたなら、次はどうやったら良いこびとさんと一緒に暮らすことができるようになるかを考えるべきかもしれない。きっと健全な眠りが良いこびとさんを呼ぶのだ。


2015-02-21

_ 昨日帰ってからほぼ寝ていた。朝、バナナとプロテイン入りの牛乳のみ。NHKラジオ文芸館を聴いていると、なんだか流麗な江戸言葉だなあと感じ入ってらじるらじるで番組の情報を見てみると、作者は芥川龍之介だった。青空文庫から引用してみる。「そんなこんなで九つも聞きの、八つを打つたのも知つてゐたが、その内に眠む気がさしたと見えて、何時かうとうとしたやうだつた。が、やがてふと眼がさめると、鼠が燈心でも引きやがつたか、枕もとの行燈が消えてゐる。」旧仮名遣いなのでリズムが捕まえにくいが、こういうことばをすらすらと読むと何か腑に落ちる感じがするのはなんだろうか。芥川の時代にはまだこのような言葉遣いが生きていたのだろうか。特に引用冒頭の「九つも聞きの」の”の”の使い方。「○○ありぃの」とか「××からの〜」とかいった現代でも使われる言葉の中にこの時代の言葉づかいがルジメントのように生き延びているようだ。


_ Youtubeで月額うん十万の不労所得っていうアドがウザすぎる。


_ 英会話。来週で今の師匠の教えは最後となる。なんかいいこと言ってくれるかな?


_ 水曜どうでしょうはついにヨーロッパ21か国完全制覇の最初のシリーズに突入。その前の北海道212市町村のカントリーサインをハントするシリーズも良い。俺の故郷もいずれ出てくるんだろうか。どんなサインか知らないんだが。


_ 昨日届いたんだが、 洗濯機の乾燥フィルタ42044760というのを購入。2300円ほどした。良く見ると色が違う。洗濯機はホワイトで買ったフィルタはベージュ。まあいいや。古い奴は蝶番部分が破損したのだが、これも千枚通しをガスであぶって熱くしたもので横長の穴をあけて、細いインシュロックタイでゆるく接続した。予備として取っておく。そういえば、もうだいぶ昔のことだが、とあるところで世話になっていた時の話.

実験室においてある長いインシュロックタイを使って新人を台車に括り付けておいて、股間に洗瓶でエタノール掛けるという新人歓迎の儀式と言うのがあった。掛けられると冷たいが、次第に熱くなってくる。それをどうするかというと、洗い物を乾燥させるブロアで冷やすんである。野蛮な時代があったものだ。俺は幸い被害に遭ったことは無かったが。


2016-02-21

_ 雨止んだ。昨夜のラジオでNakamuraEmiという人のYAMABIKOという曲が耳に入り、心穏やかでない。「おのれ」とか「山道」とか、メジャーの楽曲に使うには違和感のある言葉や、歌われているそれ自体決して新鮮なものではないこの人の「気づき」をそのままぶつけて来るこんな歌が広く受け入れられるなら、それは日本の言語感覚が大きく変わっていくことを意味している、と感じる。そのことと、この歌がヒップホップであることとにはきっと関連があるのだろうが、俺はこれ以上を考えることはないだろう。少し気が落ち着いた。


_ [特撮] 動物戦隊ジュウオウジャー

第2回。変身シーンで「アーアーアー」って声が出る。これはもちろん、ジャングルの王者ターザンの雄叫びなのであり、ターザンの生みの親はエドガー・ライス・バローズなのである。おれも原作なんか読んでないくらいなのだが、その雄叫びだけが現代に伝わっているのだ。そろそろ出典がわからなくなるだろう。それは伝説とか神話とかに近い。


_ [コンピュータ] タブレット修理終わったっぽい。

父の人が使ってたタブレットが壊れたため一週間前に修理を依頼したわけだ。ネット経由の依頼をしたらそれ以上特に何のやり取りもなく日通の人が受け取りに来て、今日「明日出荷予定」というメールが来ている。なんか修理上手くいったのかどうかわからないのだが、HP見てみると"MOTHER BOARD ASSY"と書いてある。きっとマザーボード交換したということだろうと思うが、なんかすぐ壊れそうな気もするのだよな。受付の時に「同機種で同じ不具合が生じたので大変不満に思っている」と記載しておいたのだが、明日無事に修理の終わったものが届いたとすると1週間で治ったということになり、まあ満足すべきことかもしれない。まあ父の人と俺の同製品に対する不信感は拭いようがないが、使ってみようと思う。


_ 真田丸、第7話。徳川家康出てこなかった。つまらん。まあそれはいいや。草刈さんは平清盛のときもすごかったなあ…と思ったのだが、それはどうも記憶違いで、「義経」で平幹二郎の後白河院、夏木マリの丹後局と一緒に平知康という法王の近臣役で出てたのだった。この3人は人呼んで3妖怪。2005年の作品だ。もう10年以上経ってしまってる。


2017-02-21

_ 急速に寒くなってきて明日の朝が気がかり。最近の古川未鈴ちゃんのツイートの画像が、これを食うのかと言わせんばかりの茶色勝ちの具のトースト多めで見てて気が滅入るw まあ実は美味いかもしれん、なめ茸トーストとか。でも良いよ、見せなくて。


_ [新聞を読んで] 再帰的マクロ経済学

少し前の日経、経済教室に久しぶりに興味を引く内容のことが書かれていた。それは、経済学に、非正規性や自己相似性などの物性物理学で使われた概念を応用する”経済物理学”(実はこの言葉は余り実態を説明してはいないと思う。経済現象が物理現象であるとみなされるには飛躍があるし、非正規性・自己相似性自体は物理学に範を求めるべきところは多分にあるとしても、物理現象に限られるべき概念ではないからだ。だがボラティリティであらわされるanomalousなゆらぎや特徴的な尺度を持たない乱れのような概念は(統計)物理学を学んだ人に親和的であったため、スタンリーらの仕事は”physica”誌に発表されたのだった)を思い出させるもので、実体としては良く言われる経済の”自己実現性”のことを解説したものと読むことができた。そのことを説くのが「再帰的マクロ経済学」なのであり、これは量子力学で扱う観測問題とのアナログであるという。観測者が観測される系の中に存在しているのが量子力学の古典力学との違いである、あるいは量子力学においては観測者と観測される系には再帰的な関係がある、という捉え方をしたことはなかったので、そういうアナロジーが成り立っているのなら大変面白い。ただ、記事を読む限りではこのアナロジーは表層的・大域的なものにとどまっているのではないかと感じる。たとえば、気液相転移であろうがキュリー転移であろうがゾルゲル転移であろうが、登場人物を取り換えただけで状態の記述のされ方が同じになってしまうような臨界現象におけるアナロジーや、あるいはポテンシャルを持ち込むことで電磁気学や流体などの挙動を全く同じ方程式(したがってその解)であらわせる、といったアナロジーに比べることができるようなものであるのかどうか。量子力学の考え方の細部をどのようにして経済学に持ち込むことができるのか。そのことをさらに知りたいと思った。まあそういう小難しいことを思いつつ、今何の勉強してるかというと、指数関数の基本的な性質が実数全体でなりたつかとかいったものすごく基本的なおさらいに過ぎなかったりもするわけで、こんな調子で応用の効く学習などできるはずもないか。。。でもやっと夜コーヒーを飲む気になったのでなかなか進まないスミルノフをちょこちょこまた読んでるという訳だ。


_ ところでコーヒーにはシュウ酸が多く含まれているので石灰化の原因になる。一方でその利尿作用が石灰化の予防に有効と言うことも言われていて、コーヒーの功罪はフードファディズムの問題としては相変わらず微妙である。ミルクを入れるとミルクのカルシウムがシュウ酸と結合して体内に取り込まれにくくなるというのも本当かどうか良くわからないが、理屈は分かる。なので砂糖抜きでミルクを入れて飲む頻度が増えてきている。もしかするともっといいのは、やはりカルシウムを多く含むチーズをお茶受け…コーヒー受けにするという楽しみ方ではないだろうか。チーズとコーヒーは良く合う。このことを私に教えてくれたのは高校時代に知り合った畏友だった。連絡をとらなくなって久しいが、コーヒーの楽しみ方を思うにつけ彼のことを思いだせるのは喜びと言っていいだろう。


2018-02-21

_ [新聞を読んで] 北朝鮮有事の下に

特集記事、平昌五輪のあとの北の動きを想定したケーススタディ。なかなか物騒。その記事の下にはガッキーのティッシュの広告。ほんわかするわ。


2019-02-21

_ 今朝のNHKまいあさラジオで、大杉漣の歌う歌が流れてきた。この番組では大抵、ニュース、天気、各地からのまいあさだよりと続いて童謡か唱歌がかかる。その後リスナーからの便りの紹介に続いて今日は何の日。また天気、ニュースフラッシュ。そしてこの番組での2曲めがかかり、健康ライフ、となる。その2曲めの選曲はかなり自由に選ばれているようだ。その2曲めが今朝は大杉漣だった。大杉漣の歌は聞いたことがある。栗山千明主演のホラー?映画「エクステ」でウイッグを売る髪フェチの男役で歌っていた「ヘアーヘアー マイヘアーヘアー」というちょっと心に残る歌。映画のCMでもちょっと流れてた。大杉漣に強い思い入れがあるわけではないが、急性心不全で亡くなったのが去年の今日だった。

_ 仕事中に、同世代の同僚の方の訃報が届いた。この歳になると必ずしも珍しいこととは言えないのだが、入社当時から顔を知った人であったのでそれはやはり寂しく思う。以下は完全な主観だし異論は大いに認めるものなのだが、彼の風貌はどことなく南伸坊氏に似ているな、と思っていた。最近の活動ではないかもしれないが、南氏は「本人」と称する顔真似活動を行なっているとのこと。故人との関連は私の主観以外にはおそらく全く無いのだが、何となくその関連の本をアマゾンで数冊注文してしまった。もしかするとこの記事の読者には彼を喪失した悲しみを共有できることを期待してページを開いた方もいるのかもしれない。だが、実感がないこともあって何だか深刻な悼み方を思いつかなかった。このような時に想ういつもの想いだけがある。悲嘆ではなく想い出によって彼を偲びたい。そういう機会が今後ますます増えることには覚悟するよりない。それも私自身の生が閉じるまでのことではあるのだが。

_ 不謹慎な記事に加えてもっとくだらない出来事のことを書く。帰宅途中図書館に寄って予約していた本を借りてきた。今日は宅配の荷物が19:00に届く予定なので急いでいたのだが、どうしてもナメコの味噌汁が食したくなったので、図書館そばのスーパーに駆け込む。無い。缶詰ならあるだろうか。そのコーナーにもやはり無かった。代わりには到底なりえないのだが、もう何年も食べていないキング・オスカーのオイルサーディンの缶が目に付いた。ゴルゴ13の顔が包装に描かれている。とっさに何のことかわからなかった。賢明なる読者諸氏にはお分かりだろう。少し前にゴルゴ13の最新刊に感銘を受けて、過去作品第五巻あたりから(それ以前のは持っていた)後の巻と、最新刊から過去に遡った巻を一冊ずつ、2冊セットで読み進んでいる。80巻付近でトンネル工事の完了のように全巻読破となるだろう。そしてその時には大半の内容を忘れているだろうからまた楽しめるはずだ。昨晩読んだのにはセルンでのテロを阻止すべく加速器の設置場所に中性子被曝の危険をかわして乗り込み任務を遂行するデューク東郷がいた。この作品の時、まだヒッグス粒子は発見されていなかったようだが発見まであまり時間は経っていない。オイルサーディンは週末頂こう。

夕焼け小焼けを照りかえしてる
魚のおなかにナイフを入れる
ぼくらはいつのまにか体を脱ぎ捨てたまま
自分の影のできない地面をながめてる
(たま『いわしのこもりうた-OIL SARDINE'S LULLABY)

_ [放送大学] 単位取得状況、届く。

実は試験を受けなかったり面接授業自体を忘れたりして不合格も結構あるのだが、現在の総取得単位数は74、残り50単位(うち放送授業として42単位が必須)取得すると卒業の要件を満たすことになる。博物館概論を平成15年に受講して16年目となるから普通の大学なら物凄い留年ということになる。まだ先は長いが、卒業研究も是非選択したいと思い始めている。が、何をテーマにするか。漠然と、旧街道の旅に関連したことをテーマにしたいと思っているが、どうせまだまだ先のこと。先ずは目先の非ユークリッド幾何学を頑張りたいと思う。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [笑顔が似てるかもと共感します。]

_ けい [そうでしょう!]


2021-02-21

_ キラメイジャー、いよいよ次回で最終回。ヨドンナ、ヨドン皇帝に切り捨てられて憐れ。

_ 夕方ヨーガ。やっと体動かせた感これあり。帰宅。なんとなくスペクトラムの「トマト・イッパツ」聴いたり動画見たりしてる。すげえカッコいいなあ。ワッチコンワッチコンコン。


2022-02-21

_ お、明日は『望郷太郎』新刊発売日か。楽しみだけど多分明日は入手できないな。ま、それはそれで。


2023-02-21

_ 夜ヨーガのインストラクタ先生が「あさイチ」で見て覚えたミルフィーユポイントをほぐすストレッチを教えてくれたのだった。昨日の夜ヨーガでは脚の三里のツボを教えてくれた。NHKプラスで「あさイチ」見てる。寝コリ、座りコリ、マスクコリなんてのもあった。ミルフィーユポイントなんて初めて聞いたよ。お尻の筋肉が積み重なった部分。


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