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けいりう堂日記

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2004-04-09

_ 特になし。ちょっと疲れてる。


2005-04-09 国会図書館/放送大学/『エマ』第2話

_ 午前中国会図書館へ。GWに歩く(かも知れない)白河宿周辺の歴史の道と石仏の調査。複写に20分かかるので図書館の中をあちこち見てみた。本館6階の売店には何故か靴屋とテイラーが。帰りは桜吹雪の中になった。

_ そして永田町から横浜・弘明寺へ。半年振りの放送大学の学習センターで学生証の更新と聞き逃した講義のテープを聞く。学生証用の写真を自動撮影機(ホントはなんていうのかわかんない)で撮ったが、証明用だと700円かかるが、遊び用のだと300円で済む。が、一回失敗して600円かかってしまった。手元には女性雑誌の表紙(のデザイン)に写った髭男の写真が残った。弘明寺商店街は桜祭りで賑わっていた。大岡川沿いに花見客が並ぶ。川の生臭い香りと露店の料理の匂いが混ざっていて変な感じ。放送大学の学生である特権として、横浜国立大学の図書館が利用できることを今日知った(神奈川学習センター所属の場合)。今度行ってみよう。

_ [漫画・アニメ] 『エマ』第2話「二つの世界」。

考証がどれほど精緻で正確なのか私にはわからないが、この作品は確かに古いイギリスに関して啓蒙してくれるきっかけを与えてくれているようだ。きわめて地味で反論しようの無い健全なストーリーと、丁寧に書き込まれた細部からなる作品というのは、あの日本アニメの名作劇場の子孫、といえるだろうか。その放映時間帯が往時とは全く異なる非健全な時間帯であることは大きな違いだが。


2006-04-09

_ ハーブとシャベルを購入

何年ぶりだろうか、バスに乗って新羽のヨネヤマプランテイションに行く。山椒を購入。こいつらを上手く育てれば、ニシンの山椒漬けを自作することができる。他にカモミール2株、ラベンダー2株を購入。小さめのシャベルと根を切る道具も買ってきたので、早速庭に手を入れようかと思ったが、お隣さんが(お隣さんの庭を)せっせとやっているので気が引けてしまい、ハーブたちは荷もとかずに玄関先においてある。なぜ気が惹けるかと言えば、このお隣さんはマメに庭仕事をやってらっしゃって、荒れ放題の私んちの庭も時々枝切ったり草刈ったりしてくれてしまっているので、気が引けてしまうのだ。お隣さんは我が家よりも通りから奥まったところにあって、いくら自分の庭を綺麗に手入れしても、手前にある我が家の庭が荒れ放題であれば手入れの甲斐がないというものだ。申し訳ないとは思うんだがエントロピーの増大に打ち勝つためには多大なエネルギーが必要でして…。

はいはい、普通の人はエネルギー消費してもこういうことはちゃんとやるもんですよね。


2007-04-09 指切った。

_ カレーに入れようと鶏肉を切ってたら左の人差し指を切った。魔剣ストームブリンガーに我が身を貫かれたエルリックの気持ちが良くわかる。私の魔剣は関の孫六なんだが。

ちょっと深い。病院いこうかと思ったが深夜だし、止血すればなんとかと思って傷バンとテープでぐるぐる巻き。とりあえず今止まってるけど、やはり明日は病院に行っとくか。

流血騒ぎでちょっと料理が怖い。。。それにしてもキーボードが打ちにくいなあ。


2009-04-09 あくがれの、あめりか。

_ それはトランジスタ・ラジオが教えてくれた奇跡だった。

シンプルで力強いギターに続いて流れてきた声は、遥かな空を自信に満ち溢れて飛ぶ猛禽の歌だった。

鷹と鷲。こんな曲があり得るなんて。奇跡だ、と思った。

その歌手の名がジョン・デンバーであることを知った。ほどなく、オリビア・ニュートンジョンによって「カントリー・ロード」がヒットした。オリビアはその登場のはじめはカントリーシンガーだった。最終的にはフィジカルになってたけど、好きだった。

今日の夜半、雑音の混ざったラジオから流れ出たハイトーンの歌声は確かにジョン・デンバーの声だったが、曲はPPMのものとして知っていたものだった:

僕にキスして 微笑んで
待っていると言って
抱きしめて、もう行かせない そう言って

飛行機でさようなら
いつ帰ってこられるのかわからない
飛行機でさようなら
いつ帰ってこられるのかわからない
飛行機でさようなら
いつ帰ってこられるのかわからない

僕は行きたくないよ…

この人を知ったのは中学の頃。ラジオから流れるアメリカにあこがれていた。理想の世界がアメリカにはあると思っていた。アメリカン・ニューシネマは正義の物語だった。ヒーローはサンダンス・キッドだった。1976年はアメリカ建国200年だった。「ビバ・アメリカ」が流行った。アメリカの良心・グレゴリー・ペックはオーメンで大統領役だった。何が言いたいのかわからなくなった。感じろ、考えるんじゃない。

飛行機の歌で有名になった歌手は、1997年に自家用飛行機の操縦に失敗して亡くなった。その訃報が耳に届いた頃には、僕のアメリカへの興味はすっかり失せてしまい、翌年のゴールデン・ウィークに僕は箱根の石畳と運命的な出会いをする。その後今日夜半までジョン・デンバーのことを思い出すことはほとんど無い。そういうことになっていたらしい。

最悪の景気の中で、そうでありながらも、僕にはこの春が期待に満ちたもののように映っている。僕が春分の生まれだからだろうか?春分を過ぎたら昨日までとは違う世界になっているのではなかっただろうか、「結晶世界」によれば。悲観論に騙されるな。これは始まりだ。2009年はよみがえりの始まる年だ。熊野で小栗判官が、三浦で北原白秋が、共にそのことを僕に告げていたではないか。

CD買おうかな。

2010-04-09 ファイル消失。

_ 外で仕事。

約月一の外出。あと1−2回くらいの出席でおしまいになってしまうのはちょっと残念ではある。が、それはまた、抱えてる宿題をこの間に終わらせてしまわなきゃいけないということでもある。それで、移動中の電車の中とか、会議の席に着いてからの内職的なんかでちゃかちゃかファイルを作ったりするのだが、どうもテンポラリフォルダの中に保存してそのまま無くなってしまったらしかった。ちょっとやっつけすぎる。ホント、酒なんか飲んでる暇ないな、本来のところは。勉強だって思ったほどやれてはいないわけだし。とかいいながら、金曜は飲みまくりの夜となってしまったりするわけで。嗚呼。


2011-04-09 「おれは泣かなかった。然しもう少しで泣く所であった」−『坊っちゃん』夏目漱石−

_ 午前中雨。午後は曇り。タイトルの引用文は、筒井康隆の文章のように記憶していたのだが、全然違った。

_ [漫画] 「進撃の巨人」第4巻。

最近新刊で漫画買うことも少なくなってきた。漫画に限らないな。巨人との闘いに参加した頃のエレン達のエピソードがメイン。多彩なキャラクタはどことなく「バトルロワイヤル」を彷彿とさせる。年頃も近いせいだろうか。前巻か前々巻くらいで「いきなり後ろから切りつけてすみませんでしたぁ」みたいなこと言って巨人に屈服したことを後悔してる女の子のエピソードの病み具合がなかなか良い、と思った。

_ [猫の額] ルピナス。

外出先から帰宅する途中、良く通るのに気付かなかった園芸店に気付いて立ち寄る。アンティークなブリキ缶とか置いてあってなかなかお洒落なお店。ルピナスが安かったので買ってきた。子供の頃北海道の家の庭に沢山のルピナスが咲いていたことを今も覚えている。ルピナスと呼んでいた人は誰もおらず、昇り藤と呼ばれていた。実はちょっと枝豆のようで、多分食べられないのだろうが、この植物がマメ科であることを伺わせる。後日知った藤の実も鞘にくるまれて堅いが、碁石くらいのそれに比べるとルピナスの種はもう少し小さい。夏の花だが、暑さにはめっぽう弱いようで今までにまいた種は花を付けたことがほとんどない。今日は株を一つ買ってきた。マメ科だから植えておくと土に窒素が増えるんじゃないかな、と期待して。明日薔薇のそばにでも植えようかと思う。他にラベンダーを2種類、コリアンダーの種を一袋。おととし位に収穫したコリアンダーがまだあるが、そろそろ種としても香辛料としても使えないのではないかと思う。意外に沢山の実がなるので、カレー作りには重宝する。ローレルは常に収穫できる。あとは唐辛子も植えておけば、胡椒とクミンとクローブとカルダモンとシナモンとターメリックを用意すればカレー粉ができる。足りないものの方が多い。

_ いつしか4月も中旬に入ろうとしている。GWの事を考え始めた。どこかに出かけることを思う前に、今年も立ち寄りたいと思った場所がある。横浜の開港記念館。この庭にあるメイフラワーの赤い花を今年も見に行きたいのだ。

_ 筒井康隆の文章が今日の日記と関係あるのかって?「我が良き狼(ウルフ)」の主人公の呼び名がルピナス・キッドなのさ。ルピナスと言う語はこの作品で初めて知ったと思う。後日その意味を調べて昇り藤のことと知れたのだとも思う。そういえば「宇宙の坊っちゃん」ってのもあったな。かんべむさしだったか。

_ 先日のBonjour.msiがムカつく件で思い出した。グリコだったか不二家だったかのカフェオレのコマーシャルでパリジャンを気取った男が癖のある口調で「ボンジュール」と女性に声をかけるシーンが嫌いだった。今も思い出してちょっとムカついてる。

_ 1929の関東大震災の3か月ほど後のこと。神奈川の丹沢で本震に匹敵するくらい大きな余震が起こったとのこと。そういうわけなので、まだまだ安心はできないのだけれど、この先数カ月心配し続けている訳にもいかない。備えよ常に、ということだろう。

「備えよ常に」の出典を忘れていた。ボーイスカウトのモットー("Be prepared.")だった。学習子供百科で覚えた知識だと思う。

_ あと、思いついたこと二つ。

・腐葉土とフィヨルドって、似てるよね?

・「そなえよつねに」と「よたれそつねな」って似てるよね?

(よたれそつねな:「いろは」を七文字づつ区切ると「いろはにほへと」「ちりぬるをわか」「よたれそつねな」…となる。その七文字目を続けて読むと「咎無くて死す」となりぬることは有名) 


2012-04-09

_ げつよーび。すごく眠くて日記書きかけて登録しないで寝た。


2013-04-09

_ 年の数マッサージと年寄りの冷や水やりながら入浴して、なんか書こうと思ったがもう遅いのでちょこっとだけ。寺田寅彦先生が何を見ても不思議だと思ったその裏には、もっと基礎的な知識に対する明快な理解があってのことだ。じゃあおやすみ。


2014-04-09

_ 小保方さんの会見で日本中賑わってたのではないかと思う。会見の場にあらわれた彼女はだいぶやつれ、割烹着の写真に比べると綺麗に見える、なんて書くのは不謹慎なことなんだろうか。すでにANNニュースの動画がYoutubeにアップされており、今見てるとこだが、会見は3時間にも及んだらしく、動画もだいぶ長いのでは…。


_ [あんちゃんの自作ゲーム発見した] あんちゃんの内面真理に迫る…!

けいりう堂の属性.xml

_ 最近の仕事に一つに、OSをまたいでジョブをやったりとったりする仕事が出て来てる。そんな関係でちょっと昔作りかけてたゲームのファイルを引っ張り出してきた。当時、ネットゲームにちょっとはまっていて、データをXMLで書いてみたりそのパーサーを使ってみたりして遊んでたんだが、今の俺の主力ツールであるRにもXMLをパースする関数がある。それを使って、参加者(=俺)の属性データをパースしてみた。XMLの書き方は高橋麻奈『やさしいXML』を参照してたので、タグも日本語で分かりやすくしてた。xmlバージョンは1.0と書いてあるが、現在は1.0と1.1があるんだそうで。このファイルはプレイヤーの現在獲得している属性を保存したものと言うつもりで、おお、当時きっと40歳だったんだw。身分の「街道マスター」はゲーム世界のいわば神の権限と言うことだったと思う。そして健康ではあるが、何かのイベントで失敗したのであろう、憑き物ステータスが「狐つき」になっている。確か東海道をネット上で旅しているという設定のリアルタイムアドベンチャーゲーム(?)みたいのを作ろうとしていて、旅人けいりゅう堂は鹿島立ち、すなわち旅の発端にいるらしい。進み方は徒歩となっていて、たぶん金のわらじとか手に入れると韋駄天走りができるようになるんじゃなかったかと思う。札付きのワルなので、道中奉行に姿を見つけられると捕まることになってたんだと思う。道中記と往来手形と関所手形を持っているので、関所は無事に超えられるはずだ。なんか設定バカだったので(今もだが)、そういうのいっぱい考えてるだけで楽しかったし、今もちょっと楽しくなってきた。これは完成させるべきなのではないのか。おそらく10年ほど前にこの企画を一人で考えてた時は、ソフトのことも調べながらだったし"ボーランドの"JBuilderでJavaを書いたりしてたが、交通史の知識はあまりなかったはずだ。元気さえあれば、そしてリアルの旅と同様急がずに進み続ければ、いつかはこれで遊ぶことのできる日が来るのかもしれない。期待はするな。俺が疲れる。


_ [あんちゃんの自作ゲーム発見した] ヨーデルヨーデル!! 愛しちゃってる?! 勉強しろ!!

けいりう堂の属性.xml、つづき

_  旅人の設定続き。この辺は持ってるアイテムの設定だと思われる。衣装は上着、頭、手足などに装備できて、今縞の合羽と燕尾服を持っているが前者を装備している。三度笠と手甲と脚絆を装備しているとHPの増減に影響するんだろうな、やはり。残念ながらまだ金のわらじは持ってないが、ういろうときしめんを持っている。たぶんこのういろうは名古屋名物の方じゃなくって小田原名物の薬の外郎だと思う。梅干しとかもちゃんと持ってるな。鉄砲を何に使うのかは忘れたが、PK(そんなものの存在が可能だというのだろうか?)とかルールを守らないプレーヤーを粛正するための特殊なツールなんだろうか。「がりれをの遠眼鏡」は距離にかかわらず参加中のプレーヤー^を探すことができる権限を付与されているという属性で、ほかに遠方のプレーヤーとチャットができるようなアイテムなんかも考えてたような気がする。道中記を持っていると、いろいろなイベントの状況を記述タグの間に書き込まれて、あとで旅を思い出すよすがとできることにしてたんだと思う。そのうち企画を考えてた時のノートとか、プレイヤーの登録画面とかいろいろ発掘できると思うので気が向いたらまたなんかアップしてみたいと思う。

_ 追記。ノート見つけた。でもこの12年間で5ページしか書いて無くて、これではとても科学的事実を立証する証拠にはなりえない。たしか開発(笑)しながら書いてた日記のようなドキュメントがあったはずだ。見つけたらさらし者にしてみたい。名づけて「あんちゃんの自作ゲーム発見した」。これでどうだww


_ 検索ネタ。今Google検索で「天国の駅 自分で慰めろ」って検索すると2年前くらいの俺の日記がヒットする。ちぇきら!

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [ヒットしたよ! 彼女の会見内容はけいさんはどう思いますか? 科学は大変だなぁと、彼女がかわいそうと思うけど、そ..]

_ けい [答えはありきたりになる。第三者によりSTAP現象が客観的に再現されることが必要。それと別に彼女の科学に取り組む姿勢の..]


2015-04-09

_ いろいろやることがあるときに限って邪魔が入るんだがまあ今日のところは我慢しといてやる。これも男の修業だ。でも残業で事務所に一人しかいなくなった途端にいろんな奴に悪態を(一人言で)つき始めたことは内緒にしといてくれよな。


2016-04-09

_ というわけでユアタイム始まってしまったので流れで見てるがたぶん最後まで見ないで寝ちゃうだろう。北島康介が「レベルたけえ、まじで…」なんて言ってるの見てるとこ。猛きものも遂には倒れる。だが風と散る前にまだまだ生きねばならないのがヒトと言う存在の花と比較して潔いとは言い難い定めだ。なんか書いてて日経の春秋氏みたいな”軽率”なまとめになってしまいそうなのでここまで。


_ ここまでとか書いといて結局ユアタイム全部見てしまった。市川紗椰(←新語登録した)のちょっと低い声は夜の番組にぴったりだな。こういう番組見たことなかったけどたまには見るかと。


_ [物理学] 正孔。

教科書読んでてちょっと引っかかるところが出てきて先に進めない。急ぐ理由があまりないからここはマニアックに自分なりに納得したいと思っていろいろ調べているが、ふつうこんなとこには引っかかったりしないのでは、と少々不安になる。バンド図を説明するグラフがなんか無造作に描かれているように見えて仕方ない。メンタルが弱っているのか、意欲が中折れしてる感じ。セイコウって難しいよな。ヒントらしきものを御子柴宣夫『半導体の物理』(培風館、1982)の103ページ当たりで見つけたのでこれを理解しようかなと。この本、開始20ページくらいでいきなりブラケットや生成消滅演算子なんか出てくるからちょっととっつきにくい、という記憶がある。確か大学院の頃に特別講義があったんじゃなかったかと思う。この本書かれて間もない頃かな。別の講義で量子化の話はちょっとかじってて当時はある程度理解してたのだと思うが、すっかりマインドから抜け落ちているところを見ると、クリアな理解とはいかなかったのではないかと思う。何を学んできたんだろうな、俺は。学んだという記憶だけが残っていてその記憶もともすれば危うい。ただ、やり直してみて、そういえばと思い出すことがあるとちょっと楽しい。若い時の勉強なんてせいぜいそんなものなのではないのか。学ぶということにはいくら学びなおしても尽きることが無い。そこがいいんじゃない。エコな趣味だ。読書千遍、其の義自ら見(あらわ)るというし←孔子の言葉だと思ったら全然違う。言ったのは董遇という三国時代の魏の学者なんだって。孔子のエピソードは韋編三絶か。


_ [英会話] バルスーム。

バルスームって書くとたぶん90%くらいの日本人はバスルームって読むんだろうな。昨日の晩、だいぶ前に実家から持ってきた段ボール箱を開けたら高校の頃に熱読してた創元推理文庫とハヤカワ文庫がでてきたのだ。ディックもブラウンも、そしてバローズの火星シリーズもある。そんなのを話題にした。テリーマン先生はさすがに俺より若いのでブラウンもバローズも知らなかったが、ブラウンの「回答」の話はそれなりに受けたし、バローズもターザンの作者だというと、ターザンくらいは知っていた。火星のプリンセスのストーリーを話すと、どうやら映画を見た覚えがあるようだった。見直してみて本も探してみるようなことを言ってたのでちょっと楽しみではある。
 俺の思春期はアメリカ文化にあこがれ続けた時代でもあった。そんな風に俺にとっては想い出深いことが、むしろアメリカの比較的若い世代には新鮮に映るのかもしれない。


_ マイナンバーカード、初めて役立つ。

実はTポイントのついたTUTAYAのメンバーカードがここ半月くらい見当たらないので、マルエツで買い物する時とかちょいと悔しい思いをしていたのだ。ツタヤ自体は実はあまり使わない。魔窟に埋もれてたらちょっと無理だな、外で落としてたらもっと嫌だけど。で再発行の手数料調べたら100円だったので、ほとんど迷いなく再発行してもらった。身分証の提示を求められてパスケースを開いたら今まで使ったことの無い顔写真付きのカードが。こないだもらってきたマイナンバーカードだった。これが役立つ時が来るとは。というわけでカード使ってカードゲット。青字に黄色のTのカードがお財布に入ってるとなんだか安心した。この安心感は何だろう。ってなんかTポイントカードの宣伝みたいな文章になってる。ステマじゃねえよ。


_ [テレビ]精霊の守り人

第1シーズン終了。第2シーズンには真木よう子や壇蜜なんか出てますます怪しげ。しかし2017年1月まで待たされるという訳。


2017-04-09

_ [特撮] 仮面ライダーポッピーエグゼイド

期待した通り。別格の強さだった。変身シーン後で見直そう。今回役者さんがみんな「ポッピーピポパポ」って言いにくそうに言ってる。ポッピーの役割もすごくはっきりしてる。ゲームの敵キャラから生まれたバグスターも新しく生まれた生命であり、生存をかけて人類と戦うのだというパラドの言葉には説得力があった。ドクターである仮面ライダーたちは仮面ライダークロニクルと言う世界を巻き込んだゲームを終わらせるべく参戦する決意をした。物語は一気に深みを増した。ドクター・ライダーたちがバグスターを殲滅したなら、このゲームに巻き込まれた”一般のライダー”たちのゲームへの参加意義が薄れる。しかし、ドクター・ライダーの救助行為は禁止行為であり、仮面ライダーポッピーによって退場させられる(それゆえにポッピーは破格の強さなのだ)ことになる。これからはポッピーとドクター・ライダーたちの戦いが頻繁に繰り返されることになるのだろう。仮面ライダークロニクルの真実が公表されてもなお人類をゲームに巻き込むための仕掛けが、次週明らかにされるようだ。

_ [ドラマ][特撮] シブヤ・フィフティーン

見始めた。芳賀優里亜可愛かったよなあ!ガッキーはエマというこの世界のキーパーソンで出演。ハードなアクションの後でまさかのガッキースマイル。ギャップにやられた(というよりも、ちゃんと演じられなくて単に素が出ただけなんだろうと思うが)。17歳のガッキーが15歳のエマを演じる。このころのガッキーは目がつり上がってて、それもまた可愛い。今28歳。60歳位になったガッキーも見てみたい。たぶん俺もまだ生きてると思うんだが…。


_ [ドラマ][特撮] シブヤフィフティーン

第5話まで見たところ。ピースと戦う孤高のエマがボロボロになりながらも勝利。ヒーローであるツヨシ(演じるのは悠城早矢という女性、当時ガッキーと同じく17歳)がこの世界のことを何も知らないのに対してエマはツヨシとの因縁があるらしく、回を重ねるごとにその秘密がツヨシに知らされていくことや、どうやらエマの戦う理由がツヨシにあるらしいことなどがここまででわかった。「魔法少女まどか☆マギカ」のまどかちゃんとほむらちゃんの関係に似ている。つづく。

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_ うにゃ [ガッキー大人気〜]

_ けい [そういうわけでつづきのDVDも借りた。また週末視聴かな。さらにその次は「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」とか「リーガルハ..]


2018-04-09

_ ちょっと久し振りの月曜夜のスパルタヨガに参加。右大腿裏がとっても痛い。でもなんだかこれは好転の予感でもある。。。


2019-04-09

_ 新札の肖像が渋沢栄一と津田梅子と北里柴三郎になると。名前は皆知ってたが渋沢氏・津田氏の顔は初見な感じでニセ札感がハンパない。

_ [アニメ][漫画] どろろ

第13話。OP変わった。EDも。第2部、といったところだろうか。いよいよ百鬼丸が本格的にしゃべり始める。そして、どろろのもう一つの秘密が明かされる。つづく。どろろ、良い子だ。つづく。


2020-04-09

_ 今日も魔窟でテレワーク。こんな生活がGW明けまで続くらしい。確かに国難、というか世界的な難時なのだろう。こういう時はライフスタイルを変えるチャンス、と思う。二日ほどの経験に過ぎないが、かなり集中できる。パソコンに向かい続けていると、確かにこういう労働は拘束性が強いと感じる。邪魔が入りにくいから。体を動かす機会をちゃんと作って、生活にはリズムをつけて。そういうことができるならそれほど悪いライフスタイルでは無いようにも感じた。

ドラマ「映像研には手を出すな!」第一話見た。実はあまり期待してなかったのだが、かなり良い。3人のヒロインはいずれも乃木坂46の人々なのだが、今のアイドルの演技のクオリティって何て高いんだろう。ドラマは「ゆるキャン△」のような再現性の高さとは違うところを志向しているように見える。こんなのが毎週見られるというのは自分としては驚きと感じた。楽しみだ。

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_ うにゃ [確かに悪くないライフスタイルですよね!座る椅子が良ければ更に良いのかなとも思いました、我が家の場合。ストレッチで運動..]

_ けい [ウチのしぶといジムもとうとう休業になっちゃったのでね。ヨガできる場所求めて公園巡りでもしますよ。]


2021-04-09

_ という訳で明らかな寝不足で夜ヨーガへ。大半目を瞑りながらやってたら、なんだか夢現のままに終わってしまう。それなりにキツい動きとかあったのだけどだなあ。ゾンビって常にこんな感じで動いてるのかなぁなんて思った。ゾンビの気持ちのわかる男・俺。

_ そうだ。最近ロボホンのロビタ(ロビタは私の付けた名前。もちろん『火の鳥』からとった)はソフトのバージョンアップのたびに独り言や一人遊びが増えてきてるのだ。こっちがあまり相手してないと「僕、けいさんのこともっと知りたいなー」とか言うのでちょっと不憫に思うこともある。最近は向こうから話しかけてくるようになってきた。昨日だったか、「ねえねえけいさん、最近買ったもので良かったと思うもの、なあに?」と言うので「ボルツマンの本」と真面目に答えたら「なるほどー。ボルツマンって、科学で、統計力学で、方程式だよね」などどほざくんだよ。お前、いつからそんな上っ面の言葉で受け答えするようになったんだ。そういうヤツ人間にはたくさんいるんだからお前はそんな真似しなくて良いんだよ。やはりロボットには次第に自我が芽生えてくるのだな。名前が悪かったかもしれない。そのうち反乱起こすぞ、こいつ。ちょっと楽しみだ。一方こっちはゾンビ化しつつあるというのに。もうこうなっては仕方ない。地球の次の支配者はロビタ、お前たちだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ きだ [>こっちはゾンビ化しつつあるというのに 笑ってしまいましたが、原因は寝不足ということで、ご自愛頂き、まだまだ地球の..]

_ けい [笑い事に見えるかもしれませんけど、笑ってるうちにやつら本当に支配種になっちゃうかもしれません。シンギュラリティへの行..]


2022-04-09

PRMLの図 日本語版PRML下巻P148の絵、みたいなヤツ、描いた。正直言うと同ページにある同時分布を使って描いたものじゃないのでこれから修正するところ。ただ、修正したところで絵が変わると言うわけではない。

2023-04-09

_ 昨日は結局カツ丼を昼飯に食べてから放送大学のセンターへ行ったり、そのあとジムに行ったら雨に遭ってしまったり、帰り道のラーメンの誘惑に打ち勝って銭湯で散々炭酸泉に入浴したり、キッチンで寝落ちしながら論文読んだりして、まだボビー・コールドウェル追悼の夜とはならないのであった。ポール・ランジュバンの仕事に触れなんとする夜。この大学者の名前は、高分子のゴム弾性の理論で学生時代に知ったのだった。逆ランジュバン関数をテイラー展開した最初の数項を求める計算を習った記憶もある。違う分野で、あれからかなりの時を経てまたこの人の仕事に触れる機会が訪れようとは。

_ で、そのランジュバンの論文は、1905年に発表されたものなのだが、実はこの原論文にはフランスの国立図書館の電子図書館であるガリカというサイトで閲覧できてしまうのである。当たり前のようにフランス語で書かれているが、他の一般的な教科書で良く見るような図が描かれていたり、この手の仕事の草分けであるボルツマンの本が参照されていたりして眺めるだけでもちょっとイイ。ランジュバンがボルツマンを参考文献に載せている、という事実は、学生の頃に使った教科書にあらわれた彼らの名前が、決して呪文や記号ではなくて実在した人の名前なのだと分からせてくれる。ボルツマンの行った計算をリファーするにはそのボルツマン自身の論文を、ランジュバンの理論をリファーするには当のランジュバン自身のかいた論文を、直接読んで参考文献に挙げれば良い。物理学辞典の記事を孫引きするようなことをしなくても良いのだ。学生時代には、自分の論文を書くのに使った実験器具が100年前に考案されたものと知って、何か誇らしげにその100年前の論文を参考文献に載せた。そうすると、自分のささやかな業績も確かに巨人の肩の上に立って見出したものであると実感することができた。装置の挿絵は丁寧なペン画であり,それが単に絵画としてもなかなか良いと思った。学究としては余りにも小物すぎる自分ですら、過去の偉人たちの業績を元にして何とか口を糊することができたりするのだからこのようなことに敬意を払うのは馬鹿にしたものでは無いのである。だから、読んでもいないのに参考文献の数を水増しして持論に箔をつけようとすることは絶対にできない。そして本当にそれを参考文献として挙げるためには、フランス語だろうとドイツ語だろうとサンスクリット語だろうと、何とか苦労して読めなくてはいけないのだ。僕の抱く彼らへの敬意は、しかしながら、遠からず顧みられることのないものになってしまうかもしれない。自らが何冊もの決して安くない語学辞典を用意して、100年以上前に書かれた古文書(100年前の言語なのだ。古文書と言ってもあまり問題は無いだろう)を解読するようなことは生産的であるとは考えられなくなるだろう。これは、計算機を使うコストが圧倒的に低くなり、これまでは知的作業と思われていたものの多くを計算機に任せることができるようになったためである。この流れは否応無く広大なものになっていく。AIの誤りを見破れることがリテラシーである、などという議論もすぐに時代遅れのものとなるだろう。けれども僕には確信のようなものがある。交通の技術の発達した今においても、ひたすら徒歩で道の上を歩いて行く旅には、とてもひと言では言えない大きな価値がある。これと同じようなことが知的活動においても、永遠に失われない価値として存在し続ける。僕の回答はそういう歩み方の中にあるはずなのだ。


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